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坂本冬美(ユニバーサルミュージックジャパン) 4年ぶり新歌舞伎座座長公演 友情出演の泉ピン子は10年ぶり舞台復活 オンステージではデビュー曲から新曲「熊野路へ」までを歌う 二葉直伝の「岸壁の母」も [舞台公演]

◆ユニバーサルミュージックジャパの歌手、坂本冬美が座長を務める特別公演が2018年11月2日、大阪・上六の新歌舞伎座で初日の幕を開けた。1部の人情芝居「恋桜 〜いま花明かり 〜」(作 ・宮川一郎、脚色・菊村禮、演出・石井ふく子)には、テレビドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の演出家で、今作でも演出を担当した石井のファミリーである、友情出演の泉ピン子をはじめ数多くのメンバーが出演している。2部は坂本のオンステージ「艶歌(うた)の桜道(はなみち)」。デビュー曲「あばれ太鼓」から新曲「熊野路へ」までのオリジナル曲、さらには12月5日発売のカバーアルバム「ENKA 〜偲歌〜 」の収録曲から代表曲でセルフカバーした「夜桜お七」も。師匠の二葉百合子から受け継いだ歌謡浪曲「岸壁の母 」も歌う。25日まで。

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桜の花の下に立つ坂本冬美と泉ピン子(左)


 石井ファミリーの1人、三田村邦彦は坂本演じる売れっ子芸者梅竜(坂本冬美)に想いを寄せる株屋の谷川役として、梅竜の幼馴染太吉役にも大川橋蔵の次男の丹羽貞仁と、ドラマでお馴染みの顔が揃っている。舞台は東京オリンピック直前の1963(昭和38)年の東京・下谷の花柳界。
 一度は舞台を引退した泉ピン子が、友情出演で10年ぶりに舞台を踏み、置屋の女将で売れない芸者の八重次役を演じている。華やかな花柳界の中で、梅竜と姉妹のように仲のいいところを見せている。

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売れない芸者役の泉ピン子(右)と売れっ子梅竜を演じる坂本冬美
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三田村邦彦(左)とは初共演

 久しぶりの新歌舞伎座座長公演の初日を終えた坂本は「セリフを復習する時間もないくらいにバタバタで、ドキドキしている間にお芝居が終わった感じでした」と、舞台の緊張感から疲れた様子だった。
 舞台は後進に道を譲って10年もブランクがあった泉に、坂本は出演のラブコールを送った。「舞台にぜひ立ってほしかったし、わたし1人で舞台に立つのは、ものすごい重圧がありました。心強いお姉さんに登場していただくことで、それを和らげたいとお願いしました。最初は『嫌よ』なんておっしゃっていましたけれど」

 その泉は「冬美ちゃんが背中を押して勇気をくれました。10年空いていると思えず、久しぶりに舞台に戻ったという感じで楽しいですね」と冷静。しかもテレビ番組へのPRも自ら行う<広報部長>役も担当したほどだという。
 でも「もう何度も出ないわよ」と、今後の舞台への未練はきっぱりと否定していた。

■心を届ける「岸壁の母」

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 2部のオンステージでは、17年前から浪曲の師匠である二葉百合子から受け継ぐ歌謡浪曲「岸壁の母」も披露している。これは10月31日に発売する全曲集「道 ~デラックス盤~ 」に収録されている「岸壁の母 ~歌謡浪曲入り~ 」を約半分に短縮したもの。レコーディングでは「上手く歌おうとか聴かせてやろうとか、そんな気持ちは一切持たずに心を届けてくれればいい」とアドバイスを送った二葉が、この日も会場に姿を見せ、客席から立ち上がって手を振って観客に応えていた。

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 これの初日の歌唱については「この歌は出来がどうのこうの、と言えるものではなく、心に届いたかどうかは、聴いた皆さんが判断してくれればいいし、モデルとなった端野いせさんや二葉先生の想いを、私が代わりに伝えているものです」にとどめた。

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ファンに応える二葉百合子

 泉ピン子もかつては歌手だった。1977年に出した「哀恋蝶」が10万枚を超すヒット(オリコンチャート最高位37位)を記録したこともある。この日も「当時は角川博さんよりも売れたんだから。狙っていたNHK紅白歌合戦への出場は叶わなかったけれどね」と振り返るとともに、坂本の歌については「上手いですね。楽屋でも1時間ぐらい声を出して喉を温めているんですから、さすがプロですよ」と称えた。

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「夜桜お七」を歌う坂本冬美
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ラストは「火の国女」で盛り上げた

 オンステージで坂本は、オープニングの「また君に恋をしている」から、和歌山・熊野古道をテーマに吉幾三が書き下ろした新曲「熊野路へ」まで全10曲を披露している。カバーアルバム収録曲からは懐かしい「空港」(テレサ・テン)などをアレンジを加えて披露している。

 また同じレコード会社の森山愛子が、芝居で芸者役で出演しているほか、オンステージではゲストとして最新曲「会津追分」などを聴かせている。

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ゲスト歌唱の森山愛子


[坂本冬美 オフィシャルサイト]
http://fuyumi-fc.com/
[新歌舞伎座 坂本冬美特別公演]
https://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20181102.html







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市川由紀乃(キングレコード)  19年7月5日から大阪・新歌舞伎座で初の座長公演 [舞台公演]

◆紅白3年連続出場に向けて意欲を見せるキングレコードの歌手、市川由紀乃が、2019年7月5日初日の大阪・新歌舞伎座での特別公演で初の座長を務める。

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 新歌舞伎座開場60周年記念と銘打った、この公演は芝居と歌謡ショーのオンステージの2部構成。同19日までの2週間の公演になる。

 「芝居の内容やオンステージの構成など詳細は未定」(新歌舞伎座)だが、デビュー25年を迎えている市川は「今年を歌に芝居に、演じられる1年にしたい」と話しており、初の座長公演には並々ならぬ意欲を示している。

 これに先駆けて18年12月3日には、同劇場で「市川由紀乃スペシャルコンサート2018」を、昼夜2回公演で行う予定である。


[市川由紀乃 オフィシャルサイト]
http://www.primecorp.co.jp/yukino-ichikawa/index.html
[市川由紀乃 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=13522







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三山ひろし(日本クラウン)  2度目の新歌舞伎座座長公演  歌と芝居の華やかな舞台  大阪新歌舞伎座 [舞台公演]

◆デビュー10周年を迎えている日本クラウンの歌手、三山ひろしが大阪・上六の新歌舞伎座で、1部の芝居「阿蘭陀(おらんだ)夢七捕物帖」と2部の歌謡ショー「みやまつり2018 熱唱!男の劇場」からなる「三山ひろし特別公演」を開いている。去年に次いで2度目の座長公演で、歌謡ショーでは今年1月に出した新曲「いごっそ魂」などオリジナル曲と、三波春夫の「大利根無情」村田英雄の「無法松の一生 度胸千両入り」など<男>の生きざまを歌った楽曲も披露。エンディングではこの公演のために作ったという、地元高知のよさこい鳴子踊りを取り入れた「ひろしのふるさと自慢」で、松平健も顔負けの金銀のキラキラ衣装で賑やかに締めくくっている。2018年7月14日まで。

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 サブタイトルの「熱唱!男の劇場」にふさわしく、白い着物に袴姿で三波春夫の長編歌謡浪曲「あゝ松の廊下」を歌ってのオープニングに、ファンからは大きな拍手が起こっていた。
 三山は「チャレンジさせてもらいました。これからも一生懸命に勉強していきたい」と、大先輩の歌謡浪曲への憧れを見せていた。
 また、このコーナーでは「浪花恋しぐれ」を、1人で男女二役をこなして歌い分けると、客席からは笑い声がもれていた。

 もちろん最新の「いごっそ魂」のほか「男の流儀」「あやめ雨情」「四万十川」などオリジナルヒット曲も聴かせた。
 「いごっそ魂」は地元・高知の英雄、坂本龍馬をモチーフにした男歌で「明治維新150年の今年を、この歌で盛り上げたい」としている。
 6月6日には同タイプCを発売しており、AからCまでそれぞれカップリング曲が異なる3タイプを揃えている。

 1部の「阿蘭陀(おらんだ)夢七捕物帖」では、武士の息子として生まれながらも、岡っ引きの松三の子として育てられた捨七(夢七)を三山が演じる。突然、浪花の町に沸き起こった偽小判事件を解決していく捨七だったが、そこには自分の出生に関した秘密も隠されていた・・・。
 今回は派手な殺陣もあって、見どころいっぱいの捕物帖。時代劇は三山も「大好き」というだけに、岡っ引きの親分姿が決まっていた。

■7月には大阪でリサイタルも

 7月20日には、10周年記念リサイタルを同劇場で開く予定で、オリジナル曲のほかちあきなおみナンバーや望郷歌のメドレーなどを歌うという。

 三山は「ファンの皆さんに育てて頂いて10年になります。今年の勝負曲でもある『いごっそ魂』をパワーソングとして、今年も年末の紅と白の番組を目指します」と、NHK紅白歌合戦への連続出場への意欲を見せていた。


[三山ひろし オフィシャルサイト]
http://h-miyama.migan.co.jp/
[三山ひろし 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/miyama/whats.html
[新歌舞伎座 三山ひろし特別公演]
https://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20180701.html






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川中美幸(テイチクエンタテインメント) 新歌舞伎座特別公演 涙と笑いの「七変化!美幸一座 〜母娘愛情物語〜 」 2部は歌謡ショー 3月27日まで [舞台公演]

◆わたし92歳まで振袖着て頑張るからー。去年秋に92歳で亡くなった母親の久子さんに呼びかけるように、テイチクエンタテインメントの歌手、川中美幸はステージでそう言った。2018年3月22日、8日目を迎えた大阪・新歌舞伎座での川中美幸特別公演である。1部は母親が川中の演技を待ち望んだ「八百屋お七」の人形振りなど劇中劇を交えた芝居「七変化!美幸一座 〜母娘愛情物語〜 」で、2部は新曲「深川浪花物語」など全26曲を歌う歌謡ショー「オンステージ 人うた心」。どちらも笑いと涙がこぼれる、大阪らしい人情いっぱいの舞台である。3月27日まで。

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劇中劇「八百屋お七」の人形振りの一場面=川中美幸

 〈浪花の花〜〉と客席からのかけ声で始まった芝居は、川中美幸演じる2代目座長・川中みゆきが、先代座長で母親の遺訓「笑顔千両 まいどおおきに」を心の支えに、座員たちと共にあと3日で解散させられる劇団の立て直しに乗り出す人情喜劇。
 国定忠治、女ねずみ小僧、月形半平太、白波五人男など劇中劇を盛り込む。さらにはドレミの歌によるミュージカルまで、コレでもかと言わんばかりに見どころはいっぱい。

 中でも極め付けは、人形の動きをまねて演じる八百屋お七の人形振り。川中の母親が「娘が演るとよく似合うやろな」と、その芝居を待ち望んでいた演し物である。その母親は「夜空で1番輝いている星」になったが、その星に向けて見せるように、身体を踏ん張って演じてみせた。

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白波五人男を演じる川中美幸

 ラストのみゆき座長による「母ちゃんの教えを守り一生懸命頑張ります」の口上は、川中美幸自身の亡き母へ向ける言葉と重なるようであった。
 共演は赤井英和。川中美幸一座の常連、音楽評論家の小西良太郎も出演している。

■歌手への道を拓いたもず唱平の記念曲歌う

 1部、2部を通じて笑いの絶えない公演である。その笑いをくれているのは「去年は泣いたけど、今年はよう笑ってる」と話す座長の川中美幸である。川中は母親との死別から見事な立ち直りを見せ、笑いを振りまいていた。

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ヒット曲を熱唱する川中美幸

 公演前の楽屋入口に姿を見せて「誰か分かります?」と笑わせる、とにかくユーモアたっぷりな川中のステージは歌謡ショーでも変わりない。「ふたり酒」「越前岬」「遣らずの雨」などが続く彼女のヒット曲コーナーでも「それなりのヒット曲を静かに聴いてください」と笑いを誘う。

 川中の歌手デビューは1973年、春日はるみの芸名によるもので、スカウトしたのは在阪の作詞家もず唱平だった。77年には今の川中美幸の名前でテイチクから再デビューするが「母親は常々、歌手としてのスタートがあったのはもず先生ということを忘れたらあかんで、と口にしていました」を今も胸に止め続ける。

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亡き母、久子さんとのツーショットの川中

 そのもずの作詞家デビュー50周年記念曲として2018年1月に出した新曲「深川浪花物語」は川中を励ますかのような歌詞である。それを披露するとともに、エンディングでは「おんなの一生 〜汗の花〜」を歌い、「27日の千秋楽までよろしくお願いします」と呼びかけた。


[川中美幸 オフィシャルサイト]
http://kawanaka-miyuki.jp/
[川中美幸 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/kawanaka/
[新歌舞伎座 川中美幸特別公演]
http://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20180315.html








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山内惠介(ビクターエンタテインメント) 新歌舞伎座で特別公演 2度目の座長公演 3月発売の「さらせ冬の嵐」も披露 [舞台公演]

◆ビクターエンタテインメントの歌手、山内惠介が2018年2月9日、大阪・上六の新歌舞伎座で、去年に続く2度目となる座長公演の初日の幕を開けた。今回は山本周五郎の小説「人情裏長屋」と「浪人走馬灯」を原作に、市川正が脚本と演出を担当した芝居「若さま走馬灯 ー 来馬信兵衛参る ー 」で、先月から稽古を積んできた立ち回りの成果を見せている。2部の歌謡ショー「山内惠介オンステージ ー若さまと貴公子 ー」では、3月28日発売の新曲「さらせ冬の嵐」を、客席まで雪を降らせる演出を交えて披露。郷ひろみ、西条秀樹、野口五郎の1970年代のトップアイドルで新御三家と呼ばれた3人のヒット曲もカバーしている。2月23日まで。


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「この世の悪を成敗」と立ち回りを見せてくれている山内惠介(中央)


山内惠介・さらせ冬の嵐.jpg 1部の芝居では、山内が着流し姿で徳利を肩にかけて花道から現れると、場内は一斉に<キャアー>と大歓声。歌謡ショーでもオープニングの「スポットライト」が流れると、客席では色とりどライトが揺れ、割れんばかりの歓声が沸き起こった。彼が自らを<演歌の貴公子>と呼ぶように、これはもう演歌アイドルそのものである。
 新歌舞伎座も「去年よりたくさんの人たちに来て頂いています。紅白連続3回出場の実績の効果が現れているのでしょうか」と、満足気であった。

 人情物時代小説の山本周五郎の作品が、山内の座長公演の原作になるのは、初座長の去年に次いで2年連続である。舞台は長屋、そこに住む山内演じる浪人信兵衛が、偶然に知り合った武家父娘を助けるとともに、父の汚名をそそぐために「この世の悪を成敗」と剣を取る。まさに時代劇の醍醐味ここにあり、である。

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2度目の新歌舞伎座座長公演は「まずまずの出来映え」でスタートした山内惠介

 山内自ら「まずまずの出来映え」という殺陣は、やはり時代劇には欠かせない。小刀が上手く鞘に収まらない<ハプニング>もあったが、山内は「客席の皆さんの笑いが逆に助けになりました。千秋楽へ向けて役を完成させていきます」と、話していた。

 大川橋蔵の次男・丹羽貞仁が浪人役、長谷川一夫の孫・長谷川かずきが長屋に住む大工の女房役で出演しているのも見どころだ。

■70年代のアイドルヒット曲から3月リリースの新曲まで

 座長お帰り 〜 客席からのファンの声に迎えられて、オープニング曲に続いて日替わりオリジナル3曲を披露。初日のこの日はデビュー曲の「霧情」「二十才の酒」「君の酒」と初期の楽曲を並べた。期間中には何度も足を運ぶというファンへのサービスである。

 幕間には篠笛奏者の佃康史も、日替わりで内のヒット曲を演奏する。この日は「風蓮湖」を吹くと、それに合わせて客席からは歌声が響いていた。

 さらには郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎の新御三家の3人のヒット曲「よろしく哀愁」「ヤングマン」「私鉄沿線」など7曲を聴かせるのも、もうひとつの楽しみなところ。
 「子供の頃から演歌を聴いて育ってきたけれど、アイドル歌謡曲は僕の声に合っているようです」と、「ヤングマン」ではY・M・C・Aの振りを客席と一緒になって楽しんでいた。

山内惠介22.jpg山内惠介33.jpg

 〈けいちゃ〜ん〉のの大コールの中で、ラストは最新曲「愛が信じられないなら」から3月にリリースが予定されている「さらせ冬の嵐」までオリジナル6曲を聴かせた。新曲は作詞が松井五郎、作曲水森英夫、編曲馬飼野俊一。夢盤、笑顔盤、唄盤とそれぞれカップリング曲を変えて3タイプを発売する。舞台が北国とあって、ステージと1階客席の一部に雪を降らせた。山内は「皆さんと一体となってステージを熱く盛り上げることが出来た」と笑顔で話していた。

 また彼は「初日らしいスタートを切れてホッとしています。2度目の座長公演ともなると求められるものも多く、千秋楽まで期待に応えていきます」と、意気込みを示していた。


[山内惠介 オフィシャルサイト]
http://yamauchikeisuke.com/
[山内惠介特別公演 新歌舞伎座]
http://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20180209.html






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神野美伽(キングレコード) デビュー35周年記念 新歌舞伎座新春特別公演 世界へ轟かせる神野演歌 35周年記念曲「千年の恋」も披露 [舞台公演]

◆演歌を世界に問いかけ続けるキングレコードの歌手、神野美伽がデビュー35周年を記念した新歌舞伎座新春特別公演を、2018年1月25日まで、大阪・上六の新歌舞伎座で開いている。1部の芝居「おおきにな」では、テレビ番組「ローカル線バス乗り継ぎの旅」(テレビ東京系)で一躍、人気復活を果たした太川陽介と、評判の饅頭屋の夫婦役をコミカルに演じている。2部の歌のオンステージは、1月1日リリースの新曲「千年の恋」や、オリジナルアレンジを加えた美空ひばりの「リンゴ追分」をはじめ同日発売のアルバム「夢のカタチ」に収録した楽曲などを聴かせている。

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ゆうれい女房を演じる神野美伽(中央・左)
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新たな演歌に挑戦する神野美伽


 今公演のオンステージの目玉は「リンゴ追分」で始まる、世界120ヶ国同時配信しているアルバム「夢のカタチ」収録曲の歌唱。同アルバムからシングルカットして同日発売している「千年の恋」も大阪初披露である。「リンゴ追分」は、世界に名を轟かせる米国のジャズコーラスグループの歌手、ジャニス・シーゲルから絶賛を得て、アルバムは一緒に歌ってチョッとジャジーな味わいを感じさせるアレンジ版。
 モニターを通してながらも、これらを聴いていた太川は「ど演歌の人だと思っていましたが、こんな歌が歌えるんだと分かり、すごい人だと思いました」と、激賞ぶり。

 新歌舞伎座の舞台を縦横に使った、ダイナミックでシンプルな演出は、世界へと演歌を羽ばたかせようという彼女の想いを存分に表現し、新しい神野の姿を見せるかのようでもあった。

神野美伽・新歌舞伎座新春特別公演0111.jpg神野美伽・新歌舞伎座新春特別公演0100.jpg

 中でもアルバムからシングルカットした新曲の「千年の恋」は、35周年記念曲でもある。デビュー以来の彼女の楽曲の大半を手がけてきた作詞家荒木とよひさの手によるもので、作曲家弦哲也が曲を書いた。ゆったりと心に染み入る、神野初のワルツ調の哀調帯びた1曲は、聴くものを穏やかな気持ちにしてくれる。


 神野の新たな試みから生まれた楽曲には、いささか抵抗を感じる人たちもいるかもしれない、と危惧する声も聞かれたが、前作で吉幾三作詞・作曲の「石狩哀歌」デビュー20周年記念曲「浮雲ふたり」など、35年の歌手生活で出会ったオリジナル曲も披露している。
 「あんたの大阪」「無法松の一生 〜 度胸千両入り」など、豪快な神野ならではの歌も聴かせて、従来からの神野節のファンも十分に満足させる。

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ゲストミュージシャン・辻本好美の尺八で歌う神野美伽

 オンステージを終えた神野は「今が一番幸せです。楽しんで歌っています。一生に一度しかない、この時を精一杯歌って人生を終えたいと思います」と、歌手人生35年を迎えたことへの感謝の気持ちを表していた。

■神野が幽霊女房に

 1部の芝居「おおきにな」は、小気味よくてしかも懐かしさを感じさせる笑いとハッピーエンドが、正月らしい後味の良さを感じさせてくれる。
 主人公の神野は、饅頭屋・あまやの女主人・お春を演じる。博打で作った借金のかたに店を手放すという亭主(太川)を残して死んでしまうが、性根を入れ直した亭主を幽霊になって助けようとする。

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太川陽介とコミカルに演じる神野美伽(左)

 幽霊のお春は亭主と一緒に昔の味を取り戻した饅頭を、大坂城代(おりも政夫)に献上する。そこで出される白い饅頭は、一度、試食してみたいほど旨そうな「雪どけまんじゅう」
 神野は「いいネーミングの饅頭が出来ましたが、残念ながら劇場の売店では販売していません。替わって<美伽ちゃん饅頭>を買って下さい」と、自らの名前を付けた商品をアピールしていた。

 神野演じる太川の嫁・お春に信頼を寄せる姑役の山田スミ子は、吉本新喜劇時代に舞台を沸かせたヒステリックに突然大声を出すギャグを、この芝居でも見せてくれるなど、まったく期待を裏切らない。

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 神野は初めての太川との共演に「シャープな意見や色んなアイディアを出してもらっています」と、今回の出会いがプラスになっていると満足げだし、太川も「いいスタートを切ることができて、いい年になりそうです」と話していた。


[神野美伽 オフィシャルサイト]
http://www.shinno-mika.com/
[太川陽介 オフィシャルサイト]
http://www.sunmusic.org/profile/tagawa_yosuke.html
[新歌舞伎座 オフィシャルサイト]
http://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20180103.html






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川中美幸(テイチクエンタテインメント) 芸能生活40周年記念 歌と芝居の特別公演  ヒットメドレーから新曲「津軽さくら物語」、アルバム「美幸のおとこ唄」も披露  大阪・新歌舞伎座 [舞台公演]

◆テイチクエンタテインメントの歌手、川中美幸の芸能生活40周年を記念した大阪・新歌舞伎座での特別公演が2017年3月15日、中日を迎えて、生きた博多人形の異名持つ役者松井誠と共演した芝居を熱演。2部の歌謡ショーではオリジナル曲のヒットメドレーから、新曲「津軽さくら物語」やアルバム「美幸のおとこ唄」の収録曲などを披露した。40周年に相応しく、笑いと涙、さらには聴き応えたっぷりの充実したステージを見せている。3月24日まで。

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 2部の「川中美幸オンステージ 人 うた 心」のオープニングで、川中美幸は真っ赤な地に真っ白な鶴が舞う振り袖姿で、1980年の大ヒット曲「ふたり酒」から歌い始めた。赤は自身の還暦を示すが、それを祝うのが白鶴。十数羽が舞っていた。「酉年ですから鶴を...。さて何羽飛んでるのかしら。鶏では絵になりませんしね」。川中らしい返しであった。

川中美幸・津軽さくら物語.jpg オンステージの1部は40周年のヒットメドレー。「ふたり酒」「越前岬」から「ちょうちんの花」「貴船の宿」「二輪草」「おんなの一生~汗の花~」など14曲を歌った。

 40年は川中美幸として、1977年に2度目のデビューをした21歳の時から数えてである。親孝行で知られる川中、中日の前々日、東京に住む91歳の母親・久子さんを新歌舞伎座に招いた。前列で娘のステージを見て「良かった、良かったと言ってくれました」(川中)という。
 メドレー最後の ♪ お母ちゃん・・・・・一生懸命生きている あなたの 背中が道しるべ ~ と歌う「おんなの一生 ーー 」は、まさにその母親をモチーフにしている。

 車椅子ながら元気な母親の姿を見た川中は、40周年記念カバーアルバム「美幸のおとこ唄」(13曲収録)の中から「北の旅人」など7曲を聴かせた。収録曲の1曲「船方さんよ」を歌った三波春夫からは「歌は大衆の中にあると教えていただきましたし、いつもお母さんは元気かと気遣って頂きました」などと、収録曲のオリジナル歌手との思い出も語った。

川中美幸・美幸のおとこ唄.jpg 特別公演のもうひとつの見ものが松井誠の日舞である。人形ケースから飛び出したような博多人形を思わせる艶やかさで舞う姿は、女性をも凌ぐほどの美しさ。着物の早替えの模様をステージ中央で見せて、その素早さに観客もため息を漏らしていたほど。
 松井の踊りには川中の歌が流れて彩りを添えているが、デビュー曲「あなたに命がけ」(1977年)といった懐かしい歌も聴かせてくれた。


 オンステージは 、川中が2017年2月22日に出した40周年記念シングル第2弾の「津軽さくら物語」で締めくくられた。


■91歳まで頑張る!

 1部の芝居は、川口松太郎の「大阪善人」が原作の「めおと喧嘩ラプソディー」。川中は大阪・ミナミの宗右衛門町の料亭の女将役。優しいが浮気が玉にキズの亭主には松井誠、やはり浮気者の亭主を持つ姉でトンカツ屋の女将に三林京子、その夫に曽我廼家寛太郎、音楽評論家で役者の小西良太郎も出演している。
 宗右衛門町などを舞台に、正調大阪弁が飛び交う夫婦喧嘩あり笑いありの夫婦喜劇。芝居を演らせても天下一品の川中だけに、松井、三林との掛け合いも抜群。手放しで笑えて、時折涙もといった短編劇である。

 川中は冒頭から「本来はお1人おひとりお訪ねするところを、一括でご挨拶させてもらいます。長丁場の公演は体力勝負ですが、中日のきょうが一番調子がいいんですよ」と、大阪人ならではの喜劇役者顔負けのあいさつで観客を笑わせていた。
 40周年を迎えては「厳しい芸能界でよう40年もやってこれたと思います。私も(母と同じ)91歳までは頑張ろうと思っています」と、これからの芸能生活に意欲を見せていた。


[川中美幸 オフィシャルサイト]
http://kawanaka-miyuki.jp/
[川中美幸 テイチクエンタテインメント]
http://kawanaka-miyuki.jp/







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中村美律子(キングレコード)  新歌舞伎座でデビュー30周年記念公演 みっちゃんのすべてが分かる「雲の上の青い空 ~中村美律子物語~ 」 歌謡ショーも  増位山太志郎がゲスト出演 [舞台公演]

◆デビュー30周年を迎えている中村美律子が、自身の半生を描いた、ほぼ実話通りの舞台劇「雲の上の青い空 ~中村美律子物語~ 」(作・演出:ジェームス三木、監修:富田梓仁)を大阪・上六の新歌舞伎座で演じている。新歌舞伎座では20年ぶりの再演である。林与一、三林京子、増位山太志郎らも出演している。2部の中村美律子オンステージでは長編歌謡浪曲の新曲「無法松の恋」の挿入歌を披露。と言ってもこちらも歌唱時間は5分弱。このほか「瞼の母」「河内おとこ節」なども歌った。公演中の2016年7月31日には66歳の誕生日を迎えている中村は「芝居は再演でしたが、たくさんの人たちに見に来て頂いています」と話しており、客席で涙を流す人たちの姿も見られた。13日まで。

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「恋の肥後つばき」でデビューして各地でキャンペーンを行う中村美律子

 東大阪・瓢箪山の銭湯で得意の歌を歌って、客から評判の幼い女の子小松美津子は、後に「河内おとこ節」で世に出る歌手、中村美律子である。芝居はその銭湯の脱衣所で彼女が歌うところから始まる。歌い手になりたい夢は持っているものの、母親の死などで父親、姉弟ともバラバラに生活することになる。

 30歳を過ぎた美津子は、生活のために歌手の夢は捨てて、浪曲師として身を立てようと三林京子演じる浪曲師、春野百合子を訪ねて弟子入りする。ここで中村は、今までただ上手いだけの歌に、心の底の悲しみを搾り出して歌うことを身に付ける。今日の中村美律子の基礎を築きあげていく。

 それより以前、まだ20代の中村にはすでにプロ歌手の肩書も付いて、ヘルスセンターやキャバレーで歌っていた。オリジナル曲を作ってもらってレコードを自費出版もしている。そんな時に事務所の依頼で台湾で歌うことになるが、日本に呼び戻されることもなく現地で泣き暮らす経験もしている。芝居ではそんな辛い時期のエピソードも数多く描かれている。

 帰国したしばらくして、劇中ではシンプロダクションとして登場する音楽事務所の富田梓仁によって、その歌唱力を見出された中村は、1986(昭和61)年にワーナーパイオニアから「恋の肥後つばき」でデビューすることになる。
 当初、35歳という中村の年齢を聞いたプロダクション社長役の林与一は「なんやおばはんやないか」と難色を示すが、富田の熱い説得が功を奏して事務所で中村美律子として売り出すことになる。

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歌の上手い美津子は富田梓仁の目に留まってメジャーデビューへ

 デビューしても順風満帆ではない。レコードはうれないし人気は出ない、事務所は多額の借金を抱える。しかし富田の厳しいレッスンは続いた。課題曲の美空ひばりの歌を歌うと「ひばりを真似るな、超えるつもりで歌え」と、何度も叱りつけられる。中村が「もう耐えられません」と泣いて、スタジオを飛び出していくシーンも。

 デビュー3作目の1989(平成元)年6月に東芝EMIIから出した「河内おとこ節」は、半年で大阪を中心に8万枚も売れた。それに続いて「大阪情話」「しあわせ酒」「瞼の母」も売れ、ようやく陽の目を見ることになる。1992(平成4)年にはついにNHK紅白歌合戦に出場するとになり、「河内おとこ節」を歌う。
 ラストシーンではその紅白の出番を待って緊張する中村が楽屋にいる。「私のことは全国では誰も知らへん」と弱気になる彼女に、富田は「大スターが大勢いるけど1500曲も歌ってきた歌手は1人もおらへん」と勇気づける。中村はその言葉に押されるように舞台へと花道を駆けていく。

 大阪のプライベート盤歌手に過ぎなかった中村が、歌手ならば誰もが憧れる紅白の舞台に立つまでのサクセスストーリーに、客席のあちらこちらには涙して、鼻をすするファンがたくさんいた。

■長編歌謡浪曲「無法松の恋」の挿入歌を披露

 その余韻が収まらないうちに2部の歌謡ショー「中村美律子オンステージ 浪花の夏祭り 2016」が始まる。

 この日、観客の期待は久々に出した長編歌謡浪曲。新作を求める人たちの声も多くなってきたこともあって、7月6日に発売されたのが歌唱時間が21分余にも及ぶ「無法松の恋」。さすがに「このステージには収まりきらない」と、中村が選んだのがカップリングに収録されている同名の挿入歌。これでも約5分という長さ。無法松が吉岡大尉の未亡人、良子へ抱く恋心を歌い上げた。

中村美律子3.jpg中村美律子2.jpg

















「無法松の恋」(挿入歌)も披露する中村美律子

 もちろん何度聴いても涙が出てくると、いまだに評判の衰えない「瞼の母」もたっぷりと聴かせてくれる。

 「河内おとこ節」では、きまたにはっぴという威勢のいい姿で登場する中村は、うちわを振りながらこれが中村美律子と言わんばかりの見せ場を作る。
 さらに彼女には「河内音頭」も欠かせない。そぅ~りゃ~の掛け声とともに、歌と踊りで賑やかに盛り上げる。そしてラストは50人の踊り手による総踊りを交えて、新曲「土佐女房」のカップリング曲「美律子の河内音頭~酒飲め音頭」で、華やかに締めくくった。

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友情出演の増位山太志郎

 友情出演している増位山太志郎も新曲「男のコップ酒」などを歌っている。


[中村美子 オフィシャルサイト]
http://www.goldenmusic.co.jp/mitsuko_nakamura.html
[中村美律子 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=34462
[中村美律子デビュー30周年記念公演 新歌舞伎座]
http://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20160725.html





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生駒尚子(ホリデージャパン)  初の芝居に挑戦した「愛のお荷物」で好演  新曲「浪花の女房」も披露 [舞台公演]

◆ホリデージャパンの歌手、生駒尚子が2016年5月26日、大阪・日本橋の国立文楽劇場で行われた水谷八重子、若林豪主演の芝居「愛のお荷物」に出演した。1部のバラエティショーでは最新曲「浪花の女房」など3曲を歌いました。芝居は初めての挑戦で、お尻を振りふり陽気に仕事をこなす家政婦役を熱演。5月1日から始まった全国20カ所での公演を終えた。

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生駒尚子

 芝居は1955年に日活で映画化されたコメディ。若林演じる厚生大臣は人口抑制問題に取り組んでいるが、秘書で息子の恋人(麻丘めぐみ)に子供ができるなど身の回りで次々と子供が生まれる政治風刺喜劇。水谷が大臣の妻を演じている。
 大臣宅で働く家政婦役の生駒にも子供が出来るというてんやわんやの大騒動。

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 1部のバラエティショーでは暁トリオの漫才とともに、生駒が新曲の「浪花の女房」「花の尚子の夢舞台」を歌った。それに子供の頃から続ける「河内音頭」を客席に降りて歌うと、ファンが席を立って通路いっぱいに踊り出した。地元ならではの千秋楽であった。




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山口みさと(エイフォース・エンタテインメント)  鏡五郎、泉ちどり、三門忠司、千葉一夫新歌舞伎座公演に初出演 大先輩の歌唱を勉強しました  秋には新曲発売へ [舞台公演]

◆広島県大竹市出身でデビュー2年目の山口みさとが2016年4月3日、大阪・上本町の新歌舞伎座で開かれた鏡五郎、泉ちどり、三門忠司、千葉一夫らによる「鬼の演歌祭り~昭和カラオケ四天王」にゲスト出演した。新歌舞伎座初出演の山口はデビュー曲「夜の岩国空港」とカップリング曲の「夢・情酒」など3曲を歌い、客席からのたくさんの拍手につつまれていた。

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山口みさと

 ショーの幕あきは大先輩の鏡五郎が夫婦愛を歌った「男ごころ」(2011年)から。それに次いで登場したのが山口みさと「夢・情酒」を聴かせると、応援に詰めかけた関西在住のファンからは大きな拍手が送られた。
 リハーサルからとても緊張していたという山口は「とにかく歌うことに精一杯だった」という。それでもステージに立って応援に来ている顔なじみの姿を見ると、緊張もほぐれたのか「しっかり頑張って歌いました」と話していた。

 今までは客席から見ていたという山口にとって、新歌舞伎座は憧れのステージだった。
「この舞台で歌えてほんとに感動しました。しかも歌っている自分を応援してくださってる方や初めて私の歌を聴いていただける人たちにも見てもらえて、喜んで頂けたのはとてもうれしかったです」
 その山口が歌ったのは昭和の名曲をカバーした「おゆき」を含めると3曲。その合間にはステージの袖に立って先輩歌手が歌う姿を見つめていた。「素晴らしい歌唱を勉強させていただいてほんとに貴重な体験をさせていただきました」

 10年前に亡くなった父親が好きで良く歌っていたという「おゆき」は、山口が日頃歌っている「柿の木坂の家」や「チャンチキおけさ」など昭和の名曲のレパートリーから選んだ。愛らしい「おゆき」に聴いていた人からは「とても良かった」と好評。「お世話になっている神戸のお店で多数決で『おゆき』に決めました。私と同じように父も声が高かったから合ってたんですね」と山口。


 第2幕では「夜の岩国空港」を披露。
 出身地の大竹市とは隣りの岩国市。そこにある錦帯橋で出逢った2人が、つかの間の夢を胸に夜更けの最終便で悲しく別れる悲恋の歌。山口県の岩国空港をはじめ観光地を織り込んで歌っている。
 「今回、関西の演歌の檜舞台で歌わせていただきましたが、これからも大阪や神戸などいろんなところで皆さんに私の歌を聴いていただける機会を増やして、『夜の岩国空港』」と『夢情酒』を多くの人に聴いてもらえるように頑張ります」

 今年はデビュー第2弾の新曲も予定している。
 「秋ぐらいには出したい」と、今は月2回東京へレッスンに通っているという。


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最近一緒に仕事をすることが多いという千葉一夫(右)と


【イベント情報】
 山口は、この日ゲスト出演した「鬼の演歌祭り~昭和カラオケ四天王」に出演した千葉一夫が2016年5月14日、広島県三原市のみはらし温泉・夢の宿で開く新曲「紀ノ川旅情」のキャンペーンにも出演する。

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歌語り「女の昭和戦記」  10月に東京で公演  高橋樺子が歌い、高沢ふうこが戦争の記憶を伝える  もず唱平構成・演出 [舞台公演]

◆太平洋戦争は国策の間違いであったが、参政権を持たない女性はその国策に加わり、声を発することもできずに、ただ時代に弄ばれるだけだった-。戦争と平和をライフワークとしている作詞家のもず唱平が、原爆体験のある女性の個人史をもとに、語りとオリジナル楽曲や昭和の流行歌で、二度と愚かな戦争を繰り返すべきではないと訴える舞台公演「女の昭和戦記」を、2015年10月16日、東京・新宿の関交協ハーモニックホールで行う。

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「女の東京戦記」の東京公演を発表するもず唱平(左から2人目)


 もずの門下生で徳間ジャパンコミュニケーションズの歌手高橋樺子 = 写真・下 = が、8月22日、大阪・道頓堀の道頓堀ホテルで初めて開いたディナーショー「戦後70年祈念 高橋樺子ピース&ラブサマーディナーショー」の席で、その内容を明らかにした。


高橋樺子2.jpg 今年度の第70回文化庁芸術祭参加公演で、もずが構成と演出をする。女優の高沢ふうこが語りを、高橋樺子が平和を祈念したオリジナル曲などを歌う。評釈師と名付けたナレーターを文化放送の番組「走れ歌謡曲」のパーソナリティー小池可奈が担当する。
 戦争中、父や夫、息子を戦場に狩り出されたことで、多くの女性は女手ひとつで家族を護らなければいけなかった。歌語りでは、そうしたひとりで戦争に翻弄された東北出身の女性の一生を綴る。

 語りを担当する高沢ふうこは演劇集団「ざ・えん」を主宰し、女優兼プロデューサーとして、今までに70を超える公演を行っている。当日は出身地の山形の言葉を織り混ぜて語るという。
 高橋樺子は東日本大震災復興支援ソング「がんばれ援歌」で5年前にデビュー以来、戦争と平和をテーマに歌い続けている。公演では、最新曲で原爆体験した母子の平和記念の歌「母さん生きて」のほか、世界平和を呼びかけるオリジナル曲「ドリナの橋」「サラエボの薔薇」「向こう岸」も歌う。

 歌には「ドリナの橋」など3部作を作曲した田中裕子がピアノ演奏とハーモニーで加わる。

 在阪にこだわり大阪発信の文化の大切さを言い続けるもずが、今回、東京で公演する背景には「東京発信でないと全国へ届かない」といったもどかしさがある。戦争を知る人たちが少なくなった今、同じ過ちを犯すべきではないことを呼びかけることで「数多くの人たちに戦争の愚かさを知ってもらいたい」と話している。

■戦争と平和をテーマに初のディナーショー■


 高橋樺子がディナーショーを開くのは初めてである。たくさんのファンを集めて歌う歌は、すべて戦争の悲惨さと平和の大切さを訴えるもので構成した。
オープニングはもちろん「がんばれ援歌」。出席した人たちは手を打つなどして会場を盛り上げた。

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初のディナーショーで歌う高橋樺子

 戦争と平和をテーマに歌い続ける高橋は、背景に非戦の呼びかけなどの想いを込めた数多くの昭和歌謡曲も歌っている。この日もサトウハチロウ作詞の「もずが枯木で」や、宮城まりこが昭和30年に歌ってヒットした「ガード下の靴みがき」、その翌年に島倉千代子が歌ったヒット曲「東京だョおっ母さん」、そして「九段の母」などを歌った。

 世界平和を呼びかけるオリジナル曲「ドリナの橋」「サラエボの薔薇」「向こう岸」や最新曲の「母さん生きて」「そんなに昔のことじゃない」も披露した。

 高橋は「平和は戦争をしないことだけではありません。災害や事故など私たちの生活を脅かすもののないことを幅広く指しています。10月の公演では、そんな社会を目指そうという想いを伝えられればと思います」と話していた。


[高橋樺子 オフィシャルサイト]
http://www.hanako-shriker.com/
[高橋樺子 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/enka_top/takahashi_hanako.html







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前川清(テイチクエンタテインメント) 9月リリースの「花美 〜 はなび 〜 」を披露 19日まで新歌舞伎座納涼公演 [舞台公演]

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時代劇「腰抜け二刀流おやこ旅」の一場面。前川のコミカルな演技が笑いを誘っている。


前川清の座長公演「腰抜け二刀流おやこ旅 / 前川清オンステージ」が19日まで大阪・上六の新歌舞伎座で上演中だ。1部は徳川家康拝領の茶壺を巡って前川演じる浪人清兵衛とその娘たちが繰り広げるコミカル時代劇。2部は「長崎は今日も雨だった」「そして、神戸」などのヒット曲メドレーから、9月17日発売の新曲「花美 〜 はなび 〜 」まで13曲を歌う歌謡ショー。日本クラウンのムード歌謡グループ純烈がゲスト出演している。19日の千秋楽には「花美 〜 はなび 〜 」を作詞・作曲した子息の紘毅さんがステージで花束を贈るという。

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ヒット曲などを熱唱する前川清

 とぼけた演技が評判の前川の芝居には定評がある。今回も「腰抜け二刀流おやこ旅」では幼い娘とともに各地を旅して、ホラを吹いては人を騙して日銭を稼いでいる浪人を演じ、変わらぬひょうきんぶりを見せてくれている。
 幕府隠密と間違えられた前川演じる清兵衛は、拝領の茶壺を割ってしまった家老たちに見破られるが、娘の茜と本物の隠密お志乃に助けられる。

 前川とともに茜役の好演がめをひく。おやこコンビとして定着すれば新たなファンも獲得できそうだ。純のメンバー6人も浪人を追う家老配下役として出演する。平均身長183センチという長身が目を引いた。

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一緒に携帯電話で写真を撮るファンサービスも


 2部の前川清オンステージは「男と女の破片」でオープニング。「花の時・愛の時」「大阪」「東京砂漠」とソロ転向後の名曲を続けて披露。
 大阪との関わりや毎日の観客の入り具合は気に掛かるなど披露して見せて客席を笑わせていた。
 「長崎は今日も雨だった」「逢わずに愛して」「中の島ブルース」「噂の女」「そして、神戸」のクールファイブ時代のヒット曲も客席を回って歌い、観客と一緒にツーショットに収まるなど恒例の写真撮影OKのサービスもあって、観客は大喜び。


前川清納涼公演.jpg 9月17日に発売する新曲「花美 〜 はなび 〜 」も披露した。作詞・作曲が子息の紘毅さんで、前川作品としては始めて。「若さもあってメロディーはまだまだ」という前川だったが、千秋楽の19日は自身の誕生日とあって、紘毅さんからステージで花束が贈られる予定だという。新歌舞伎座ではまた、当日はペンライトを配布して誕生日を祝うという。

 前川は「新歌舞伎座で歌え誕生日を迎えられ、ここで歌えるのを嬉しく思います」と話していた。









[前川清 オフィシャルサイト]
http://maekiyo.com/
[前川清 テイチクエンタテインメント ]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/maekawa/



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島津亜矢(テイチクエンタテインメント) 新歌舞伎座特別公演終盤を迎えて熱気  力強く星野哲郎り世界など披露  熱演光る芝居「おしずの恋」 [舞台公演]

大阪・新歌舞伎座で開かれている島津亜矢特別公演が終盤をむかえている。同劇場では2度目の座長公演は共演者の誰もが太鼓判を押す島津の明るさが芝居「おしずの恋」を引き立てている。歌謡ショー「島津亜矢コンサート2014 劇場版スペシャル 白虹 ~貫き通す~ 」は最新のオリジナル曲から星野哲郎作品のカバー曲をはじめドレス姿によるライザ・ミネリの世界を歌うなど、島津の歌の幅広さを感じさせる内容だ。`24日まで。

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パッピーエンドの芝居に続く歌謡ショーはバラエティに富んだ内容。当初、インタビューで島津は「見終わった人たちの満足感を目指してぶつかっていきたい」と抱負を語っていた通りに楽しめるステージである。

島津の魅力を一番感じさせてくれたのは北島三郎の「なみだ船」「風雪ながれ旅」といった男唄だった。力強さは島津の歌ひのものである印象を与える。この星野哲郎 男唄・女唄「塩」では、このほかに大月みやこの「女の港」、美空ひばりの「みだれ髪」も披露して、島津演歌の面目躍如といったコーナーだった。

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「亜矢の世界・縁」と題したラストのコーナーでは、オリジナルの最新曲「かあちゃん」「大器晩成」などを披露。
島津と言えばこれをなくして語れないというほどの歌謡浪曲も、今回は「大忠臣蔵」を歌っている。

島津のコンサートでは付きものの、ひとり芝居をアレンジしたコーナー「亜矢版『お七』・炎」では、八百屋お七の物語りを踊りで演じるなど、新たな見せ場を提供してくれている。

歌謡ショーの最後は「亜矢の祭り」をハッピ姿で、出演者総出で賑やかに歌って踊って幕を閉じた。


[島津亜矢 オフィシャルサイト]
http://www.shimazu-aya-koenkai.com/
[島津亜矢 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/shimazu/

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島津亜矢(テイチクエンタテインメント)  あすから大阪新歌舞伎座で2回目の座長公演 山本周五郎原作の芝居「おしずの恋」 [舞台公演]

島津亜矢があす2014年7月4日から大阪・上六の新歌舞伎座で、2回目の座長公演「島津亜矢 特別公演」をスタートさせる。24日まで。1部が山本周五郎原作、六車俊治脚本の「おしずの恋」で、2部は「島津亜矢コンサート 2014 白虹 〜 貫き通す 〜 」。7月2日、新歌舞伎座で共演者の三林京子、田中健、前田耕陽、左とん平らとインタビューに応えた島津は「主人公のおしずの強さ、やさしさ、可愛らしさを表現したい」と抱負を語った。

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共演者たちとインタビューに応える島津亜矢(中央)


 笑いあり涙ありのさまざまない人間模様を描いた作品。評判の腕前の彫金師貞二郎(田中健)に惚れたおしず(島津亜矢)は念願かなって夫婦になるが、貞淑なおしずに疑念を抱いた貞二郎はすべてを清算しようとおしずに迫る。結末は山本周五郎らしいほのぼのとしたラストシーン。

 2回目の座長公演で従来からコンサートではひとり芝居を演じている島津だが「緊張と不安、そして楽しみが入り乱れている」と状態で、2日、ゲネプロ(公開稽古)前にインタビューに応じて初日向けての抱負を語った。
 「芝居は人と人の温かい心のふれあいを感じ取ってもらいたいし、主人公のおしずの強さ、やさしさ、可愛らしさを表現していきたい」

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主人公おしずを好演する島津亜矢(左)

 共演者の左とん平、三林京子は共に島津とは初共演。
 左は「当初の不安も吹き飛んでおり、芝居、歌ともに期待している」といい、三林も「私が台詞を忘れても助けてくれたり頼もしい<女優>です」と、ともに島津の2度目の座長公演へ向けての仕上がりの良さを指摘していた。

 島津とは2度目の共演という田中健も「前回よりもはるかに進歩しています。亜矢さんの優しさが芝居の随所に表れています」と、島津を持ち上げる。

 どこでも笑いを絶やさない島津は、今回、舞台裏でも笑いで共演者たちを和ませている。芝居でも彼女の笑顔が人々を元気づける。
 「周りの温かい人たちに囲まれて、和やかで楽しい舞台になっています」と島津が話すと、左は「彼女の笑いと可愛らしさで初日から楽しい芝居になる物と思います」と期待を寄せる。

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夫・貞二郎役の田中健とのラストシーン


 2部の歌謡ショー「島津亜矢コンサート 2014 白虹 ~ 貫き通す ~ 」では、婉、艶、塩、炎、縁の5景に分けて、最新曲「かあちゃん」などのオリジナル曲から、「女の港」など星野哲郎作品を歌唱予定。島津は「たくさんの人たちの楽しんでもらえる内容にしたい」と意気込みを見せている。


[島津亜矢 オフィシャルサイト]
http://www.shimazu-aya-koenkai.com/
[島津亜矢 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/shimazu/
[新歌舞伎座 島津亜矢特別公演]
http://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20140704.html




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中村美律子(キングレコード) 中日劇場で歌と芝居の新春公演 2月の新曲「夢の花 咲かそう」も披露 [舞台公演]

中村美律子1.jpg中村美律子が名古屋市中区の中日劇場で歌と芝居の新春公演を行っている。20日まで。1部は栗田貫一、山田スミ子、おりも政夫、仲本工事らが脇を固める人情喜劇「ちんどん」の座長公演。2部は2月発売の新曲「夢の花 咲かそう」など全12曲を歌う歌謡オンステージで、栗田やおりも、兵庫ケンイチらも歌を披露した。


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 高度成長期を迎えた昭和39年の東京が舞台の芝居「ちんどん」は、夫と死別して子どもを大阪に残して1人東京へやってきた中村演じる主人公が、チンドン屋に住みこんで働くうちにそこの息子(栗田貫一)と結婚して家業を盛りたてていく、笑いと涙の中村が得意とする人情喜劇だ。
 近隣の商店街にとって商売仇である新興のスーパーマーケットの専務役におりも政夫、商店街の会長に仲本工事、チンドン屋の社長に鈴木正幸、その妻に山田スミ子といった配役。

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 中村は花嫁衣装姿を見せてくれている。その姿で商店街を練り歩く場面もある。また、名古屋で実際にプロのチンドン屋として活躍している<べんてんや>の3人がチンドン屋の従業員として出演するなど、芝居は地域に根付いて一生懸命に生きようとする人たちを描いている。

2月新曲の「夢の花 咲かそう」など全12曲を歌う


 2部の「中村美律子オンステージ2013」は、オープニングで珍しいオリジナル曲の「ようやったね」を歌って、正月らしく元気いっぱいに華々しく始まった。
 続く演歌メドレーでは「大阪情話」「島田のブンブン」「おんなの純情」といったお馴染みのをオリジナル曲を歌い、ラストソングは2月13日に発売する新曲「夢 の花 咲かそう」(作詞・たかたかし、作曲・弦哲也、編曲・前田俊明)といった具合に、聴く人を元気にさせてくれる歌を多く揃えた。

中村美律子3.jpg 「夢の花 咲かそう」はさわやかなメロディーの人生の応援歌で、中村にとっては新境地の楽曲。この日はゲストの栗田貫一、おりも政夫とともに、♪ 人生は捨てたものじゃない ~ と3番まで歌いあげた。中村は「歌詞も簡単やし、ぜひ覚えてもらって、歌って広めてもらえるとうれしいです」と、客席に呼びかけていた。
 劇場CD即売コーナーではまた、このCDの予約者に「夢の花瓶」をプレゼントしている。


 このほか、中村がライフワークとしている盲導犬寄贈キャンペーンを行うきっかけとなった「壺坂情話」や、涙なくして聴けない歌謡浪曲「瞼の母」や、大正琴の琴城流家元鈴木琴城さんら8人による大正琴の演奏で「段平いのち」「人生劇場」を、さらには極めつけは「河内おとこ節」と、全12曲を歌った。




ゲストの兵庫ケンイチ(左)と歌う中村美律子

 ステージで初めて披露したという地元名古屋・広小路を舞台にした恋の歌「恋の広小路」も。これは元中日ドラコンズ監督の落合博満さんとのデュエット曲だ。不思議なことにまだ1度も2人で歌ったことがないといい、レコーディングも別々行ったという。この日は兵庫県姫路市出身の歌手兵庫ケンイチと歌った。

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「夢の花 咲かそう」を歌う中村(中央)と栗田貫一(右)、おりも政夫

 ゲストの元フォーリーブスのメンバーのおりも政夫、物まねの栗田貫一も歌を披露。おりもは代表曲の「ブルドック」などを、還暦を迎えるとは思えない軽やかなステップで歌った。会場には江木俊夫も姿を見せて観客に手を振ってあいさつするなど、思わぬ<ツーリーブス>が実現させていた。


 藤色の着物で「河内おとこ節」を歌った中村は「1989(平成元)年から歌っているこの歌は、きょう初めて新しいアレンジで歌いました。新鮮で楽しかったです」と、新春公演を存分に楽しんでいる様子だった。


[中日劇場 中村美律子新春公演]
http://www.chunichi-theatre.com/presents/2013/1/1gatsu1.html
[中村美律子 ウェブサイト]
http://www.goldenmusic.co.jp/mitsuko.htm
[中村美律子 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=34462






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大月みやこ(キングレコード)、名古屋・中日劇場で細川たかしと芝居初共演 名作「一本刀土俵入」を14日まで上演 [舞台公演]

共演の細川たかしと2.jpg◆新曲「女…さすらい」(作詞・池田充男、作曲・伊藤雪彦ド)が好調の大月みやこが、名古屋市中区栄の中日劇場で、2011年7月1日、初日の幕を開けた舞台公演「細川たかし・大月みやこ特別公演」で、細川たかしと芝居で初共演している。今月14日まで。






大月みやこ(左)、舞台初共演の細川たかしと








駒形茂兵衛33.jpg 1部の芝居「一本刀土俵入」(作=長谷川伸、潤色・演出=市川正)と、「T&M二人のビッグショー」と題した2部の歌謡ショーの2本立て。
 長谷川伸の有名な戯曲を舞台化し、大月、細川というビッグ歌手の2人が、芝居初共演でどんな演技を見せてくれるかが注目の舞台になっている。

 1部の芝居は、歌舞伎や演劇、映画で多くの役者が演じてきた江戸時代を舞台にした義理と人情の物語。

 横綱の土俵入りを夢に見る相撲取りの駒形茂兵衛に細川、酌婦お蔦に大月が扮している。飲まず食わずの一文無しで困っていた茂兵衛を励まし、櫛、かんざし、お金を巾着ごと渡し、それから10年後、飴売りをしながら娘・お君を育てるお蔦と渡世人になった茂兵衛とが再会する、といったお馴染みのストーリーだ。


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 死んだと思っていたお蔦の夫、辰三郎がいかさま博打で追われながらお蔦の家に逃げ帰ってくるが、たちまち一味たちに取り囲まれ、そこを茂兵衛が助け、昔借りた金を返し「駒形のしがねえ姿の土俵入り」という名セリフを静かに言い切る名場面では、細川が見事に茂兵衛を演じ切り、最後まで約1400席の満員の客席を魅了していた。


 2部のショーでは、大月がドレス8着を次々と着替えながら男女ダンサーをバックに「慕情」をはじめ、「君の名は」「ブルー・ライト・ヨコハマ」「お嫁サンバ」「For you…」など昭和の名曲、全9曲を歌い、続いて細川が、「北酒場」「心のこり」、新曲「ねぶた」など全7曲を熱唱した。

 後半では再び大月が登場し、着物3着の早替わりで前半同様に、目でも楽しませながら「白い海峡」「女の駅」、新曲「女…さすらい」などオリジナルヒット5曲を披露し、観客は華やかで聴きごたえたっぷりの2人のビッグショーを楽しんでいた。


駒形茂兵衛2.jpg


 大月は「お芝居では、取的の茂兵衛さんとお蔦さんとの初めての出会いが一番の見どころです。お蔦さんのすごく情があって、温かい女性であるところを見てくださる方に感じていただければいいなと思います」と話した。

 また、細川との共演については「歌の番組ではこれまでに何度もご一緒させていただいていますが、お芝居での共演は全く初めてです。お互いの空気感を大切に演じています。歌謡ショーでは、前半にドレスの早替わりがあり、舞台ならではのスピード感のあるステージをお見せしたい」と張り切っていた。



[中日劇場 細川たかし・大月みやこ特別公演]
http://www.chunichi-theatre.com/presents/2011/7/7gatsu1.html
[大月みやこ Official Web Site]
http://www.otsukimiyako.com/


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