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レーモンド松屋(ユニバーサルミュージック) デビュー10周年を記念ライブツアー、大阪でスタート GSにリスペクト [ライブ]

◆ユニバーサルミュージックの歌手、レーモンド松屋が2019年8月27日、デビュー10周年を記念したライブツアー「俺たちの1人GS・ワンマンショー」の第1弾を大阪・心斎橋の大丸心斎橋劇場で開いた 。同21日に発売したアルバム「歌謡クラシックス 3 〜俺たちのGS〜」に収録されている「長い髪の少女」(ザ・ゴールデン・カップス、1968年)など懐かしのGSサウンドや、新作オリジナル曲の「BIG HERO」など、レーモンドミュージュックの原点となる全16曲を、楽曲にまつわるエピソードを折り混ぜながら披露した。

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 Mr.ChildrenやTHE ALFEEもグループサウンズ(GS)そのものなんですよー。
 大丸心斎橋劇場で開かれたライブ「俺たちの1人GS・ワンマンショー」で、レーモンド松屋はGSを「日本人に流れるDNAのように捉えられる」と話した。
 昭和40年代に現れてわずか3年ほどでブームが去ってしまったGSだが、日本の音楽界には多大な影響を与えた。高校時代にこれに出合ったレーモンドの音楽の原点もまた、このグループサウンズなのである。

 アルバムのタイトルに歌謡クラシックスと付けられているのも「ベートーベンやモーツアルトなどクラシック音楽が今でも沢山の人たちに親しまれているように、GSもまた歌謡曲のクラシックなんです」と彼は説明する。

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 68歳のレーモンドは四国・愛媛で多感な中学・高校時代を過ごしている。当時の多くの子供たちがそうであったように、彼も中学でベンチャーズやビートルズに傾倒していた。高校では興味はGSに移り、友人とバンドを作って文化祭で演奏と歌を披露している。
 ライブではこうしたエピソードを歌の間にはさみながら歌った。

 ザ・テンプターズのボーカルであったショーケン(萩原健一)に憧れた「エメラルドの伝説」(1968年)思い出に残る名曲という「長い髪の少女」(ザ・ゴールデン・カップス、1968年)すがすがしい歌声が印象的だったという「白いサンゴ礁」(ズーニーヴー、1969年)など、次々とGSナンバーを歌い進めていく。客席からは男性ファンの<格好いい>といったかけ声も飛ぶ。

 「中学の授業中には下敷きを切ってギターのピック作りに励んだものです」
 バンドに夢中だったレーモンドは、勉強にはあまり関心がなかったようである。

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 GSナンバーの間にはオリジナル曲を並べた。
 オープニングで聴かせたのは「時代劇な女」「白いエアポート」と共にアルバム「歌謡クラシックス 3 〜俺たちのGS〜」にも収録されている新作オリジナル曲のひとつ「BIG HERO」であった。
 自身の音楽の歴史を綴った1曲である。これら3曲はもちろん、GSのエレキに痺れたレーモンドサウンドの原点を感じさせる作品である。

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 「時代劇な女」は風変わりなタイトルである。それだけに良くどんな歌ですか、と質問を受けるという。
 「時代劇ではしばしば雨が降るシーンがありますが、雨で気分が落ち込んでいる時に、声をかけると応えてくれるような女性がいるといいなぁ、と思って書いたんです」
 レーモンドの作品は、日常の何気ないところから発想して作られることが多い。
 「(理解してもらえずに)時としてボツ、と言われることがありますが」
 もちろんこれも聴かせてくれた。

■80歳まで歌います

 レーモンドをメジャーな存在にしたのは五木ひろしに提供した「夜明けのブルース」であることには疑いがない。彼自身、この日のライブでは「五木さんは大恩人」と言って憚らなかったし、これを観客の手拍子に合わせて熱唱してみせた。

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 レーモンド作曲の「雨のミッドナイトステーション」を聴いたという五木は、NHKのラジオ深夜便の今月の歌に、と曲の制作依頼を寄越したのである。
 タイトルは「夜明けのブルース」で、ポップな曲調なもの。期限は1週間。すでに決まっていた。
 「出来栄えによって、どのように評価されるか分からない。メジャーデビュー2年目の年に飛び込んできた大きな仕事は、80パーセントほど不安でした」

 このように振り返ったレーモンドだが、残りの20パーセントは自信だったのか「歌の舞台は松山にしたことと、エレキギターを弾きながら歌って欲しい」と、2つの逆提案をしている。いずれも五木は「いいよ」と、拍子抜けするぐらい簡単に承諾してくれたという。

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 ライブも後半に入って歌ったのが「安芸灘の風」。インディーズ時代に発表し、59歳でメジャーデビューしてから再発売した、地元愛媛を歌っている楽曲である。レーモンドはこれで大旋風を巻き起こした。
 音楽業界では遅咲きであるが、GSに影響されて、手作りのドラムスティックでドラムをたたく真似ごとをやって、家の畳に穴をあけるなどした子どもの頃から数えると「もう50年にもなります。頑張ってるやろ」と、風貌通りの大ベテランぶりを見せた。
 そして「80歳まで現役でやるで〜!レーモンドワールドを広げたい」と、ファンを喜ばせることも忘れなかった。

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 ライブツアーは この後、9月1日に名古屋市のスペードボックス、10月5、6の両日は東京・浅草花劇場で行う。また9月29日には地元愛媛・西条市の丹原文化会館大ホールで、10周年記念2019レーモンド松屋コンサート愛媛公演も開く。


[レーモンド松屋 オフィシャルサイト]
http://raymondm.com/
[レーモンド松屋 ユニバーサルミュージック]
https://www.universal-music.co.jp/raymond-matsuya/








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