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梅沢富美男・コロッケ、大笑いの芝居にものまね、踊り 暑さも忘れる満足の4時間 大阪・新歌舞伎座特別公演 [舞台公演]

梅沢富美男コロッケが大阪・新歌舞伎座で初の舞台共演を見せている。2019年8月2日から27日までの「梅沢富美男・コロッケ特別公演」である。これに向けて10日間一緒に稽古をしてきた2人、今までテレビ番組などでスタジオで顔を合わせることはあっても、お互いに座長として25日間に及ぶ舞台での長期公演は初めて。「素敵な化学変化が起きてます」と2人は口をそろえる。梅沢・コロッケが揃って登場する全編楽しい人情時代劇の1部、笑いが止まらないものまねショーの2部、そして優美な踊りを見せる3部へと、息つく暇のない約4時間の舞台である。

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華やかで優美なステージ
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初めてのコラボに<化学変化>が


 「長年役者をしてきたが、初めておどおどとして初日を迎えましたー」
 50年以上に及ぶ役者歴の梅沢富美男は公演前日の囲み取材で、「誰も思いつかなかった異色の組み合わせ」に、ワクワクした想いをこう表した。コロッケも同様に「不安はありますが、それよりも(一緒にできる)嬉しさの方が先に立ちます」と、抑えられない様子であった。

 来年還暦で芸歴40周年を迎えるコロッケは、先輩・梅沢の芸を「目、首などすべてが抑えて動く、静の動きであり、今回是非盗みたいところ」と絶賛すると、東京・明治座で棟方志功を演じるコロッケの芝居を見たことがあるという梅沢は「研究熱心で真面目な人だと感心した」と、話す。

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楽しさ3倍の特別公演をアピールする梅沢冨美男(右)とコロッケ

 1部は、梅沢劇団で何度か上演している「大笑い!おかしな おかしな 男の花道」。梅沢が役者・加賀屋豚右衛門と歌右衛門の2役を演じ、コロッケは蘭方眼科医役。2人の友情を縦糸にドラマは進む。
 「やり過ぎない、クスッと笑える美学が彼にはあるね。特に注文はしなくても、こちらから投げかけると、スッと返してくれる。しかもそれ以上はやらない」
 普段、他人を決して褒めないという梅沢が珍しくコロッケを持ち上げる。

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時代劇の醍醐味を味わえる1部の芝居

 この2人が笑える芝居を見せてくれる。腰元たちが桜の小枝を持って舞う時代劇ならではのシーンがあると思えば、腹切りという切迫した場面でハチャメチャな辞世の句を読むコロッケなど、見るものを退屈させない。

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北島三郎をまねたステージ
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14曲をメドレーするリズミカルなものまね芸

 2部のコロッケによるショー「ものまねエンターテイメント2019」は、沢田研二の「勝手にしやがれ」から美川憲一の「さそり座の女」まで、昭和を彩った名曲ばかり14曲をメドレーを真似て見せるのは、芝居の笑いをさらに増幅させる。
 顔は五木ひろしで体はロボットの<五木ロボット>になって、五木のオリジナル曲「契り」を聴かせるあたりは、思わず引き込まれる。ラストは北島三郎の気分で、大きなセットに乗って「まつり」を歌うなど、本物に負けないショーマンぶりを発揮する。

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華麗な踊りで観客を堪能させる

 3部の梅沢と同劇団員たちによる「華の舞踊絵巻」は、とにかく華麗で美しい。梅沢の187曲あるというオリジナル曲の中から「恋心中」をバックに見せる立ち回りは圧巻。
 ところで彼は歌手としても知られている。デビュー曲「夢芝居」(1982年、キングレコード)は大ヒットして、翌年の第34回NHK紅白歌合戦に出場しているほど。歌手歴も37年と長く「新曲の話もいただいています」と、ファンに期待を持たせている。


[梅沢富美男 オフィシャルサイト]
https://umezawatomio.jp
[コロッケ オフィシャルサイト]
http://fine-stage.net/talent/croket/
[新歌舞伎座 梅沢富美男・コロッケ特別公演]
https://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20190802.html








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