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三橋美智也 23回忌追善メモリアルコンサート  10年ぶりに復活  坂東玉三郎・大津美子・橋幸夫・水前寺清子ら8人が三橋演歌を偲び歌った  大阪・新歌舞伎座 [コンサート]

◆昭和の歌謡界を代表する歌手で、キングレコードの全盛期を築いた1人とされる三橋美智也の23回忌に当たる今年、10年ぶりの追善メモリアルコンサートが2018年7月23、24の両日、大阪・上六の新歌舞伎座で行われた。坂東玉三郎、橋幸夫、水前寺清子、大津美子ら8人が出演して三橋の代表曲などを歌った。小学生の時に母親に連れられてコンサートへ行ったことがあるという橋は「あの時の鮮烈な印象が忘れられない」と振り返ると、マネジャーをしていた二條弘子は「コンサートを開いていただき、天国の先生も喜んでおられると思います」と、話していた。公演はこの後、東京、福岡、札幌、名古屋でも行われる。

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出演者全員で「花笠音頭」を歌った
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三橋美智也の思い出を話す坂東玉三郎(中央)と橋幸夫(左)。右端は司会の宮本隆治

 「星屑の町」が「武田節」が、そして「哀愁列車」も。館内いっぱいに三橋演歌が轟いた。
全国5都市で開かれる三橋美智也 23回忌追善メモリアルコンサートのトップを切って、大阪新歌舞伎座で2日間・3公演が行われた。
 1954(昭和29)年にキングレコードからデビューした三橋美智也は、生涯レコード売り上げ1億6000枚を達成し名実ともに昭和歌謡界のキングとなった。残念にも1996(平成8)年1月に亡くなってしまったが、その功績を偲ぶとともに後世に三橋演歌を歌い継いでいこう、と始まったのがメモリアルコンサート。一時中断していたが、今回、23回忌を機に10年ぶりに追善公演が復活した。

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坂東玉三郎

 歌手ではない人間国宝の歌舞伎役者坂東玉三郎ではあるが、物心がつく頃には三橋すでにヒット歌手として名を成す大きな存在だった。そんな三橋を坂東は「民謡で鍛えられた真っすぐな歌が魅力的でした。とりわけ『達者でナ』(1960年)は好きでした」と懐かしむとともに、もともとはポルトガル民謡だという「ノスタルジア」とフランスの歌「人生は歌だけ」を三橋に献歌した。

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橋幸夫

 橋幸夫は歌謡界が好きだったという母の影響で歌手になったが、デビュー前のレッスン曲には「哀愁列車」(1956年)や「リンゴ村から」(同)を選んでいた。この日も「哀愁列車」とともにミリオンセラーを記録した「古城」などを歌い「初めてお会いした時に『君が橋君か。僕は君の三倍だよ』と笑わせてくれたり、向島に初めて連れて行ったもらい粋な遊びを教えてもらった」などエピソードを披歴した。

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水前寺清子

 水前寺清子は「三橋先輩には三味線をはじめ、いろんなことを教えてもらいました。とにかく優しかったなぁ」と懐かしみ、「夕焼けとんび」「達者でナ」などを歌った。

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大津美子

 三橋の1年後輩で今年80歳を迎えた大津美子は「初めて会ったのは私が15歳の時。いつもお兄ちゃん、よっちゃんと呼び合っていた」という仲だった。55年にキングレコードからデビューした彼女は、同年に出した2作目の「東京アンナ」が大ヒットしている。「心の温かい人で、20歳の頃、ハワイに連れて行ってもらったことがあります」と、胸を詰まらせながら「星屑の街」(1962年)を歌った。

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岩本公水

 やはり同じキングレコードでデビュー23年目の岩本公水は、三橋の「武田節」(1961年)を朗々と聴かせた。「仕事で一度だけ一緒させていただきましたが、とても神々しさを感じました」と、思い出を語るとともに「私も人々の心に残るように大事に歌っていきたい」と三橋の遺影に誓っていた。

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二条弘子

 二条弘子は三橋の「男の舞扇」(1964年)で舞って見せたし、三橋が13歳の頃に歌ったという「江差追分」を録音した珍しい音声も聴かせた。

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林健二(左)と梅若梅朝

 大阪公演にはこのほか通天閣の貴公子と異名を取る林健二、日本民謡梅若会2代目梅若梅朝も出演して、三橋演歌を披露した。


 追善公演はこの後、8月21、22日に東京・浅草公会堂で坂東玉三郎、小椋佳、小林幸子、堀内孝雄、神野美伽、岩本公水、三山ひろし、杜もこのみらの出演で行われるほか、9月19日には福岡・同市民会館で橋幸夫、小林幸子、岩本公水、池田輝郎、純烈、丘みどりが出演する。

 引き続き11月5日には北海道・札幌文化芸術劇場で橋幸夫、小林幸子、堀内孝雄、純烈などの出演で、2019年2月4日には名古屋・御園座で橋幸夫、小林幸子、堀内孝雄、岩本公水などが出演して行われる予定。







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