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会場とステージがひとつになった  西方裕之、木下結子、山本あき、いずはら玲子が出演  第97回KOBE流行歌ライブ  [KOBE流行歌ライブ]

◆小雨が降る神戸・新開地で2012年10月18日に開かれた「第97回KOBE流行歌ライブ」には、西方裕之(キングレコード)木下結子(日本クラウン)山本あき(キングレコード)いずはら玲子(ホリデージャパン)の4人が出演した。神戸の流行歌ライブは4年ぶりという西方は、160人余の観客を得意のトークで笑いの渦に巻き込むだけでなく、オリジナル応援歌「日本列島やりなおし音頭」で委縮している我々に元気を送ってくれた。


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 西方裕之は昨年デビュー25周年記念曲「雨の奥飛騨路」を出している。奥飛騨を想ってしみじみと聴ける演歌で、渾身の1曲だろう。この日は、この曲から歌った。
 そして「1曲目の次は2曲目」と笑いを誘いなが歌ったのは「赤とんぼ」。1996年のBMG時代の楽曲だが、郷愁を誘う好曲として今なお多くの人に歌われている。ステージでの西方の張りのある熱唱に観客もしんみりと聴き入っていた。

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 新曲「瀬戸内しぐれ」は、西方自身が「押すところ、引くところ、間があるなど、いろんな歌の要素を詰まったいます」と、気に入っている演歌のひとつ。
 最後を締めくくった曲は「玄海そだち」。佐賀県唐津市出身の彼が、ぜひ歌いたいと希望した地元を舞台にした楽曲だ。曲尾の「オッサー」という威勢のいい掛け声が一番のサビどころ。観客と一緒になって「オッサー」と声を張り上げていた。

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 西方はギターを数多く持っていることでも知られている。この日も好みのギターを1本持参していたが、楽屋で弾いていただけ。しかし12月9日には「冬の蝶」をタイトルに、シンガーソングライターの国安修二と2人で、今年6月に次ぐ2回目のフォークライブを東京都練馬区のライブハウス「江古田マーキー」で開くという。



 「放されて」「ノラ」のオリジナル歌手として知られる木下結子が、8年ぶりの新曲を8月に出して、初めてKOBE流行歌ライブのステージに立った。デビューして29年目というベテランであるが、最近はライブ活動のほかカラオケ喫茶での歌唱、カラオケ指導などを行っていた。
 その新曲は「ウヰスキー」。高畠じゅん子が作詞し、浜圭介が作曲している。「そろそろ新曲をと言って詞を書いてもらって、自分でもびっくりでした。辛い想いをしていても、やり直しができる、といった内容の応援歌です」と、「放されて」や「ノラ」で聴かせてくれた、あの魅力たっぷりの声は健在であった。

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 初ステージでは、たくさんの歌手にカバーされた「放されて」「ノラ」の本家本元ぶりを、存分に味合わせてくれたし、新曲のカップリングでシャンソンを思わせる「再会の街で」では、情熱的な女を情感たっぷりに歌った。

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 観客の多くは初めて彼女を見るという人たちであった。しかし3年間歌い続けたというデビュー曲の「放されて」や「ノラ」は知っている人は多い。
 ♪ いっそ放そか大淀川へ あんた恋しと 哭くこころ ~ と歌うと、客席からは大きな拍手が起こっていた。



 デビュー7年目の山本あきはKOBE流行歌ライブは7回目の出演。前日の大阪発流行歌では真っ赤なドレスだったが、この日は対照的な白色。11月11日には地元金沢市内で開かれる「かなざわ市民マラソン」(5kmコース)に参加するなど、走ることが大好きな<体育会系女子>らしからぬ色気が増してきている。

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 9年前に石川県から上京して住んだ土地が東急電車の池上線沿い。そんな縁もあって先頃発売したアルバム「あきがたりⅡ」には、西島三重子が歌った「池上線」も収録し、この日も披露してくれた。
 この歌がそうであるように、山本が歌う楽曲の多くが恋に破れた哀しい女。新曲の「金沢わすれ雨」も、降りしきる雨の中を失くした恋を忘れようと1人歩く女が主人公だ。

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 そんな歌を歌うからだろうか「晴れ女が、今では雨女になってしまいました」といい、それに合わせたかのように会場の外は雨が降り続いていた。
 このほか前作の「恋…一夜」、新曲のカップリング曲「卑怯者」も歌った。



 今月の新曲コーナーに登場したのはデビュー5年目のいずはら玲子。9月に「今夜は飲んじゃえ!」を出したばかり。年末に向けての楽しい宴会ソングだが、そのタイトル通りに彼女も大の酒好きで、ビールに始まり焼酎、日本酒、ワインとなんでも「死ぬほど飲みます」というほどの、自他共に認める大酒豪。

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 ♪ 飲んじゃえ!飲んじゃえ!行っちゃえ!行っちゃえ!~ のイントロで始まるこの新曲、♪ 酒を浴びたいほど飲みたい夜 ~ の男の心の内を歌っており、彼女の男性ファンがまた増えそうである。

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 とは言うものの彼女は、名古屋芸術大学(音楽科声楽専攻)ではクラシックやオペラなどを歌っていた。卒業してからは「テレビの幼児番組で歌のお姉さんをしていました」という異色の演歌歌手である。KBS京都テレビで放送中の「歌謡サロン演歌がええじゃん」の司会も務めている。
 10月19日午後4時からは、大阪・十三のCDショップ恵比須堂えんかjinで店頭キャンペーンを予定している。


 KOBE流行歌ライブでは東日本大震災の復興支援曲「がんばれ援歌」をラストソングとして出演者全員で歌う。毎回盛りあがる会場だが、そのシーンでは、観客の全員がステージの出演者たちと一緒になって歌い、♪ 負けたらあかんで がんばろう ~ と腕を突きあげる光景も見られた。

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第98回KOBE流行歌ライブ.jpg◆次回、第98回KOBE流行歌ライブは、会場を兵庫県明石市の「明石・子午線ホール」に移して、千葉一夫(キングレコード)森山愛子(EMIミュージック)はやぶさ(ビクターエンタテインメント)小野和子(キングレコード)音寺しをりが出演して行われます。





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