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三山ひろし(日本クラウン)  大阪・新歌舞伎座で初座長公演  歌謡ショーではデビュー曲から最新曲「男の流儀」まで全14曲を歌唱 [舞台]

◆日本クラウンの歌手、三山ひろしが2017年6月4日まで、大阪・上六の新歌舞伎座で初めての座長を務める「三山ひろし特別公演」で、喜劇タッチの時代劇と歌謡ショーに挑んでいる。

三山ひろし・座長公演チラシ.jpg


 5月26日から10日間の短期公演。
 1部の芝居「若様弥次喜多七変化」では、後継藩主をめぐってのお家騒動をテーマに、三山が現藩主の落胤である弥次六とその兄で若殿、さらには奥女中と女形にも扮するなど3役の<変化>ぶりを見せる。

 2部は歌謡ショー。デビュー曲の「人恋酒場」から最新曲の「男の流儀」まで、昭和の名曲のカバーを含めて全14曲を歌った。三波春夫の歌謡浪曲「元禄名槍譜 俵星玄蕃」も聴かせた。さらにオープニングでは、景気良く鳴子を打ち鳴らして、芝居の出演者の踊りをバックによさこい節を披露していた。

 三山は「初座長公演、1つひとつの拍手がうれしいです。2009年に産声をあげた歌手、三山ひろしは皆さんが僕の親です」と、感謝の想いを話していた。


[三山ひろし オフィシャルサイト]
http://www014.upp.so-net.ne.jp/miyama-hiroshi/
[三山ひろし 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/miyama/whats.html






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真咲よう子(日本クラウン)  3拍子演歌の「冬のあじさい」  紫陽花を歌うなら真咲が聴かせる4作目のあじさい演歌 [インタビュー]

真咲よう子2.jpg◆雨が似合う紫陽花の花は、今まさにその季節である。ところが真咲よう子が歌う新曲は「冬のあじさい」。季節は冬である。実際に春を待って咲く珍しい紫陽花があるのだという。その花を重ねたかのように、心の中に花を持ち続けてずっと耐える女性を歌った作品である今作は、真咲にとって59枚目のシングル。いなくなった大切な人の面影を偲んで、愛した人への一途な気持ちをしっとりと歌う3拍子演歌である。演歌歌手になって36年で初めて挑戦しているそれは、紫陽花の逞しさすら感じさせる。


真咲よう子・冬のあじさい.jpg









 真咲よう子が3月に出した、しっとり感があふれた3拍子演歌の「冬のあじさい」は、「あじさいの花」(1994年)「あじさいの雨」(2004年)「紫陽花の女」(2007年)に次ぐ作品で、愛しい人の面影を想い偲ぶ歌である。
 4作目になるあじさいを題材にした演歌は、各地で行ってきたキャンペーンでも「これを聴いて泣きだす人もいるし、<いい歌ですね>と共感してくれる声も聞こえてきます」(真咲)と、なかなかの好評である。中には今までの作品とガラッと変わっていることから「こんな歌も歌うのね」と、驚きの表情を見せる人もいるという。

 今までになかった作品だけに「チャレンジのつもりで歌っている」といい、今作ではサビの ♪ この想い どうすりゃいいの ~ とセリフのようなフレーズに感情を込めて歌い上げる。
 「セリフにメロディーが付いて、しゃべるように歌っています。俳優さんが役作りするように、好きだった人の面影を追いかけて、しみじみと歌います」

 確かに一編のドラマでも見ているかのように情景が浮かんでくる1曲である。そのためか女性の支持が多い作品だともいう。「みなさん思い思いにドラマを描いて聴いて、歌っているんでしょうか。わたしも心の中で物語を作って歌っています」

 当初は、男性ファンの支持が高いという「熱燗」がメイン曲になるはずだった。「冬のあじさい」はカップリング候補だったという。ところがレコーディング当日の会議で「あじさいをメインにしよう」ということになった。季節はこれから紫陽花だということと、真咲が持っている<あじさい>のイメージが、居酒屋演歌に勝ったようである。


■あじさいの女王が再び紫陽花を歌う

 演歌歌手、真咲よう子のスタートは1981年である。歌手としてのデビューはそれよりも早く、アイドル路線で売り出している。
 歌手を目指すきっかけは父の影響だった。小学3年から中学にかけて、週末になると車で歌のレッスンへ連れて行くほどの子煩悩な父親だったという。「父がいなかったら歌を続けていなかったでしょうね。いつも母と一緒になって夢を支えてくれていました」

 演歌へと転身することになったのは、1981年に出した「女のみれん」からで、これが歌手としての大きな転機となった。まだ22歳の時である。「レコードを5000枚売ったらごほうびをあげる、と言われていろんな所へ足を運んで、歌っては1枚1枚を売りました」
 目標の数字は突破したが、過労で倒れる、といったおまけも付いていた。

真咲よう子3.jpg真咲よう子1.jpg

 その年の夏、司会者の玉置宏が25周年記念のデュエット曲「東京ラスト・ナイト」を出すので、その相手役の女の子を募集するオーディションに合格したのをきっかけに、テレビやラジオへの出演が一気に増えた。レコードも10万枚が売れてヒット賞を獲得してクラウンでの好スタートを切ることになる。

 最初に紫陽花の歌を歌ったのは、それから10年以上が経っていた。以来、真咲は紫陽花のイメージが離れない。あじさい柄の着物の衣装で歌う今作にも、そんな縁が感じられる。
 今は着物が板に付いてきた真咲だが、演歌デビュー曲の「女のみれん」当時はまだ洋服だった。ところが「紅葉川」(1991年)を出す時、それを作曲した市川昭介から着物を勧められたのがきっかけで着物に替えた。以来、メインの衣装は着物と決めている。
 「冬のあじさい」では、深い紫陽花色の地に淡い色の紫陽花の花を咲かせた着物で歌う。<あじさいの女王>のようでもある。

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真咲の普段、地下足袋を愛用する。今回はキティちゃん柄だった。

 趣味はコレクション。とにかく集めるのが好きで、郵便局のスタンプやマンホールのデザイン写真も増えている。好きな食べ物はご飯と豆腐。意外と質素である。





[真咲よう子 オフィシャルサイト]
http://www.crownmusic.co.jp/artist/masaki/wn.html
[真咲よう子 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/masaki/whats.html






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第6回石見銀山歌謡祭  永井裕子、水田竜子、池田輝郎、竹川美子、川井聖子が新曲を熱唱 各地から400人のファンが応援に駆け付けた [イベント]

◆島根県石見地方最大の演歌ショー「石見銀山歌謡祭」(石見銀山歌謡祭実行委員会)が2017年5月28日、島根県大田市のサンレディー太田・ふれあいホールで開かれ、滋賀県から車で約5時間もかけてやって来たという人など、約400人で会場は埋め尽くされた。石見の国おおだ観光大使、松江観光大使と島根県で2つの観光大使を務めるキングレコードの永井裕子をメインに、スペシャルゲストの水田竜子(キングレコード)池田輝郎(同)竹川美子(日本クラウン)川井聖子(ウェブクウ)の5人が出演し、それぞれ新曲などを披露した。

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第6回石見銀山歌謡祭に出演した右から池田輝郎、水田竜子、永井裕子、竹川美子、川井聖子の5人

 同大田市でCDショップ「歌の駅えんか」を営む野際昭人社長が、市内の企業などの支援を受けて6年前から開催している、世界遺産、石見銀山の地の街おこしイベントのひとつ。1部は一般参加のカラオケ発表会のふれあいステージ。今回は70人が、プロも顔負けのステージ衣装を身につけて、日頃の練習の成果を発揮していた。

 観客お目当ての2部のスターパレードでは、まず永井裕子が「皆さ~ん、ただいま。1年ぶりのステージです。お元気ですか?」と言ってステージに現れると、客席からは<お帰りなさ~い><ゆうこっちゃ~~ん>などと大きな歓声が飛んで、大田での人気の高さぶりを見せていた。

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ゆうこっちゃ~ん、と大歓迎の永井裕子

 永井が大田の街と出会って、もう10年にもなるという。そのきっかけとなったご当地ソング「石見路ひとり」、さらには去年松江観光大使を委嘱されるきっかけとなった「松江恋しぐれ」の2曲を続けて歌った。
 このあと川井聖子が「坂田外伝 ~小春~ 」「蛍子」、池田輝郎は「湯の里しぐれ」「雨の夜汽車」、竹川美子は「江釣子のおんな」「雪の海峡 津軽」をなど歌って、まずはあいさつ。

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2回目の出演となった川井聖子

 川井聖子は関西を拠点に全国を飛びまわっているが、同歌謡祭は第1回目の出演以来2度目の出演だった。デビュー15周年を記念した最新曲「つゆ草」とカップリングでシンガーソングライターの河島英五が作詞・作曲した「旅的途上」も歌った。

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「高山本線」で旅情を誘った池田輝郎

 池田輝郎は同歌謡祭のムードメーカー。1953(昭和28)年生まれで、ステージでは<昭和のオヤジギャグ>連発のデビュー10年目。「54歳で風呂でプロになった」というだけに、もちろん歌はピカイチ。「路地裏・酒の川」「両家良縁晴々と」そして5月17日発売の新曲「高山本線」も披露した。
 プロへの道を開いてくれた風呂で歌った佐賀県民謡「箪笥長持唄」も、さわりを聴かせると会場からは<オッ~!>といった声がもれていた。

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発売間もない「船頭さん」をアピールした初出演の竹川美子

 竹川美子は同歌謡祭は初出演ながら、島根県では度々キャンペーンを繰り返しているだけあって、熱心なファンもたくさん詰めかけ、<美子ちゃ~ん>の声援も飛んでいた。「むらさき川」(2008年)「下田慕情」(2014年)と、4月26日に発売したばかりの、人生に迷う女性に光を当てる歌「船頭さん」などを披露した。

 スペシャルゲストの水田竜子は、石見地区や島根県ではすでに馴染みであるが、この歌謡祭には初めての出演。ご当地ソングを歌い続けてきて24年。初の代表曲になって「忘れられない1曲になった」というのが、デビュー15年目で山形県を舞台に歌った「紅花の宿」(2007年)であった。歌謡祭初ステージではそれとともに、愛媛県今治市が舞台の最新曲「船折瀬戸」も歌った。

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ご当地ソングの新曲、愛媛県今治市が舞台の「船折瀬戸」を歌う水田竜子

 水田の衣装は着物。すっかりと板に付いてきた感じだが「楽屋での着付けでは、着物では先輩になる裕子ちゃん(永井裕子)に怒られながら、着せてもらったんですよ」と舞台裏を披露。衣装を着物に替えた最初の楽曲「霧島の宿」(2015年)と島根県美保関が歌詞に出てくる「噂の港」を歌った会場を沸かせた。

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来年も石見銀山歌謡祭で会いましょう-と永井裕子

 大田市は第2のふる里と言ってはばからない永井裕子は、古都奈良を舞台に歌った新曲「飛鳥川」と「、大田の港を歌った「和江の舟唄」を披露。そして「雪国ひとり」「郡上八幡おんな町」といった切ない女性の気持ちを歌い上げた。
 永井は「新曲の『飛鳥川』は歌い応えのある歌です。出だしが決まればあとはバッチリです」と新曲の解説を交えながら、来年の石見銀山歌謡祭での再会を誓っていた。

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フィナーレは石見銀山歌謡祭恒例の出演者のサイン入りカラーボール投げ


[歌の駅えんか]
http://enka2700.wixsite.com/enka/home



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「岡千秋のカラオケ万歳! with 歌に恋して」  岡千秋が「おはん」など自作曲をピアノで弾き語り  7月にJ:COMで放送  WARAKASU [テレビ]

◆J:COM関西で放送中の番組「歌に恋して」の公開収録が2017年5月26日、作曲家の岡千秋を特別ゲストに大阪市内で行われた。カラオケコンテストまじえて原田ヒロシ、生駒尚子、光岡洋らのゲスト歌手とともにレギュラーの渡辺要、みやま健二も出演。岡は一般参加のカラオケコンテストで審査委員をするとともに、ピアノの弾き語りで自ら作曲した作品の数々を制作秘話を紹介しながら歌った。この日の模様は7月1日、15日のいずれも午後9時から放送される。

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オリジナル楽曲の弾き語りを聴かせた岡千秋

 ディナーショー形式の公開収録「岡千秋のカラオケ万歳! with 歌に恋して」は今回で9回目。毎回、初詣ではたくさんの人で賑わう住吉大社(大阪市住吉区)にある吉祥殿で開かれている。

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原田ヒロシ

 渡辺要「母は今でもこころの港」「大間崎漁歌」みやま健二「浜撫子」などレギュラー歌手の歌唱をはさんで、カラオケコンテストが行われた。
 ゲスト歌手による歌謡ショーでは、原田ヒロシは自分と同じ横浜の出身である美空ひばりの「悲しき口笛」「港町十三番地」などをカバーするとともに、自ら作詞・作曲した最新曲「秋時雨」も披露して、大きな歓声を集めていた。

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渡辺要(左)とみやま健二

 また光岡洋「居酒屋人情」「島立ちの春」福島一「津軽恋ふぶき」「安達太良カントリーロード」生駒尚子は「花の尚子の夢舞台」「浪花の女房」をそれぞれ歌った。
 デビュー3年目で京都を中心に活動している三浦潤「神戸...ひとり」四坂真知子も「九段の母」を歌った。

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生駒尚子(左)と光岡洋
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三浦潤(左)と四坂真知子

 作曲した数が2000曲を超えるという岡千秋は、「長良川艶歌」のカップリングで五木ひろしが歌った「おはん」に始まり、普段はあまり聴くことができない「名前はリラ」(知花有黄)「千鳥酒」(太郎桃次郎)、さらには「河内おとこ節」(中村美律子)など、自作曲ばかり7曲を制作時のエピソードを披露しながら歌った。

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福島一


■感動を歌で表現

 これより先に行われた一般参加のカラオケ歌唱は、審査対象になる部門に37人が参加。1次審査に勝ち残った6人が1コーラスずつ歌って、優勝を競った。
 優勝は三笠優子の「お浜」を歌った島野美智子さんが選ばれ「直前に手術をしたばかりで、声が出るか心配でしたが、とてもうれしいです」と喜びを語っていた。審査委員の岡千秋は「普段のままで、熱い気持ちを伝えてもらいたい。歌い始めの声の出し方をしっかりと身に付けると、さらに良くなります」と、参加した人たちへアドバイスを送っていた。

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カラオケコンテスト上位入賞者の3人(中央)と審査員たち

■このほかの入選者次の通り。(敬称略)
準優勝 穴吹三枝子さん 「残月はぐれ節」(水沢明美)
3位 石木誠二 「おんなの灯り」(角川博)
歌唱賞 大村龍一 「王将物語」(渡辺要)内本勲 「蜻蛉の恋」(角川博) 真砂郁子 「夫婦桜」(金田たつえ) 
夢ユメ子賞 松田紳二朗 「男酒」(鳥羽一郎)
なでしこ賞 野村洋子 「哀愁の酒」(キム・ヨンジャ)
Ryusei賞 田中美奈子 「きぬぎぬ川」(川中美幸)
ファッション賞 今井悦男 「男宿」(鳥羽一郎)
ヘアーメイク賞 松浦幸照 「湖愁」(松島アキラ)









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JPOPとの違いに衝撃 それでも演歌は渋くなかった  大阪アミューズメントメディア専門学校ノベルス学科のインタビュー実習 Vol.2  川崎修二・羽山みずきの巻 [ライブ]

◆大阪アミューズメントメディア専門学校ノベルス学科の学生たちによる演歌歌手のインタビュー第2弾の今回は川崎修二(徳間ジャパンコミュニケーションズ)を取材したの同学科1年の高橋友香さんと、同じく1年で羽山みずき(日本クラウン)を取材した林奎吾さんの記事を紹介する。いずれも前回同様に、2017年5月17日、大阪・心斎橋のライブハウス、BIG CATで開かれた第249回大阪発・流行歌ライブで取材したものである。

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インタビューに参加した大阪アミューズメントメディア専門学校ノベルス学科の学生たち
前列左から芦田紗里奈、髙橋友香、湯前綾華、渡邊真美、三堂真由子。
2列目左から池田衛、土井唯子、梅田愛衣、山下海。
3列目左から小西智裕、鈴木貴瑛、渡辺崇嗣、林奎吾、近藤樹。(敬称略)

 今回、紹介は出来なかったが、取材に加わったひとり、同1年の鈴木貴瑛さんは川崎と羽山の印象を次のように書いている。
 「川崎さんは今年の10月にデビュー15周年を迎えるそうですが、節目の年として位置づけていました。役者としても活躍しており、歌手と両立させて頑張っていきます、と意気込みを見せていました」「デビュー2年目となる羽山みずきさんは、トークでは出身地である山形の方言混じりで語るなど、初々しく、純朴な姿が印象的でした」

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左から出演者の羽山みずき、永井みゆき、川崎修二、塩乃華織

 学生たちの誰もが初めて体験した今回の演歌の取材は、驚きの世界を見たようだったが、演歌業界に少しでも足を入れている者としては、彼らが演歌の良さを味わってくれたのであればうれしいし、業界の将来も決して「渋くはない」と思っている。記事はほぼ原文のまま。


第1弾の記事「平成生まれの若者が演歌を聴き、歌手にインタビューした 演歌はオシャレだった !!」 → http://music-news-jp.blog.so-net.ne.jp/2017-05-24


■■誠実でプロ根性に徹していた、石原裕次郎が大好きな川崎修二さん  高橋友香(川崎修二を取材)
                                
川崎修二.jpg 演歌と言えば一般的に「渋い」といったイメージがあるが、今年でデビュー15年になる歌手の川崎修二さんは、それを若々しく爽やかな声で歌い上げる。小説家を夢見る私たち、大阪アミューズメントメディア専門学校ノベルス学科の生徒のインタビューに快く応えてくれた。

 最初から歌手に憧れていたわけではなく、カラオケ大会でトロフィーを獲得して、人前で歌うのは楽しいと思ったことがデビューのきっかけだったという。
 俳優としても活躍しており、歌と芝居は全然違う分野のように思えるが、細かい所作など共通している部分も多いので、芝居の中から歌のヒントを得ることもあるそうだ。

 私たちとは分野は違うが、プロとしての心構えを是非とも学んでおきたかった。
 川崎さんは、私たちのそんな質問に「お客様にはまず、何より喜んでもらうこと、笑顔で満足してもらえるように心がけています」と、エンタティナーに徹した答えを返してくれた。

 胸に抱いている夢も聞いてみた。
 「目先のステージを成功させて、新しいことを日々勉強する……。その積み重ねですね」
 意外に堅実な答えであったが、そこからはプロの風格は勿論、加えて川崎さんの誠実な人柄をうかがうことが出来た。

 新曲の「風の挽歌」は一途な男性の未練を歌った失恋ソングだが、カップリング曲の「じゃんけん酒場」は一転して宴会で盛り上がる曲に仕上がっている。
 今はこの「風の挽歌/じゃんけん酒場」が一番好きだという。これを川崎さんは、時には切々と、時には朗らかに歌うが、演歌のみならずブルースも歌うといい、その幅広さには驚かされた。

 ファンの皆さんに一言をお願いした。
 「今年はデビューして15年目という節目の年です。羽ばたける時だと思います。頑張りますので皆さんもご支援よろしくお願いします」。
 川崎さんは俳優の顔も持つが、憧れの人はやはり「石原裕次郎さん」だった。
 
 筆者は演歌にあまり馴染みがなかったが、JPOPとはガラリと違った歌い方、歌詞の構成、そして本物のプロ歌手による生のライブなどと、数多くの衝撃に圧倒された。
 成功するためには成功した人に師事を仰ぐのが一番だと言われている。今回の取材は、我々にとって貴重な体験であった。


■■毎日新しい出会いがうれしい歌手2年目の羽山みずきさん  林奎吾(羽山みずきを取材)

羽山みづき.jpg 2017年5月17日に大阪・心斎橋のライブハウス「BIG CAT」で開催された「第249回大阪発・流行歌ライブ」。それに出演していた日本クラウン所属の羽山みずきさんにインタビューしました。

 羽山さんが演歌歌手としてデビューするまでは、山形県の出羽三山神社で巫女をつとめていた。何故、巫女になったのか。それは羽山さんの高校受験の時まで遡ります。
 当時、神社にお参りに行っていた羽山さんは、見かけた巫女さんがかっこいいのにひと目ぼれして、これこそ自分の将来の仕事と思うようになったといいます。

 歌手をやっててよかったと思う時ってどんなとき?
 こんな質問をしてみました。
 「毎日新しい出会いがあることですね。そうして出会った人と一緒に明るく歌って行きたいです」
さらに憧れの歌手は?
 「亡くなられましたが島倉千代子さんが好きです」

 歌手になってから羽山さんは、ふるさと山形県をPRする観光大使に選ばれています。山形の良いところを訊ねてみました。
 「山形の人は優しく、人望があり心があったかい人が多いですね。お米も美味しい土地でもあります。古鏡というお菓子が有名で、餡がぎっしり詰まっているうえ、求肥も入っており、餡好きの人にはたまらない一品です!」

 食べ物つながりで大阪の好きな食べ物についても聞くと、開口一番「たこ焼きです!」と返って来た。創業が明治40年という会津屋のたこ焼きがお好みで「ソースがかかっていないのに、生地に味が練りこまれているんですよ」と話していました。

 羽山さんはインタビューが始まってから終わるまで、常に笑顔で質問に答えてくれました。そこからは羽山さんの歌に対する想い、歌手としての充実した日々を感じ取ることができました。


[大阪アミューズメントメディア専門学校]
http://www.amg.ac.jp/
[同ノベルス学科ブログ]
http://www.amg.ac.jp/blog/novels/2653.html






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原田ヒロシ(ホリデージャパン)  大阪・上六でライブ  歌謡曲からシャンソン、ロック、フォークと多彩に歌った2時間余  2年後には歌手人生40年 [ライブ]

◆ホリデージャパンの歌手、原田ヒロシが2017年5月24日、大阪・上六のライブレストランSTAR LIVE U6で「原田ヒロシライブ」を開いた。今年2月に大阪初の定期ライブをスタート。今回で3回目になる。7月31日には第4回目を予定しているなど、回を重ねるごとに来場者は増えている。この日もテーブル席は満席。原田は等身大の自分を歌った最新曲「秋時雨」(2013年)など、抜群の歌唱力で全17曲を披露した。

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原田ヒロシ

 ジャンルにこだわらず、歌にこだわる流行歌歌手として、さまざまな歌を歌い続けている原田ヒロシ。関西では毎年、NHK大阪ホールで開催されているホリデージャパン歌謡フェスタにも出演しているからお馴染みでもある。
 和服で民謡や三味線の弾き語りを聴かせてくれることもあるが、この日のライブではジャケットにサングラス姿。三味線こそ登場しなかったが演歌・歌謡曲からジャズ、シャンソン、ロックンロールといった具合に、まったくジャンルとスタイルにこだわらないところを楽しませてくれた。

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 大阪で、しかも上六といった、どこか垢ぬけしないディープな土地でライブを続けているというから関西人かと思ったら、何とオシャレなイメージの「神奈川県横浜市出身じゃん」。
 1980(昭和55)年にテイチクから「ロンリー・ガール」でレコードデビューしている。その後、三味線奏者の第一人者本條秀太郎氏に師事、内弟子となったり、女優・浅香光代に師事して、芝居・舞踊を学び、浅香光一の芸名も襲名するほどである。彼の和の世界は、こうしたところから生まれているようである。

 ライブでは「この指とまれ」「ヨコハマベイブルース」「どないしたん」といったオリジナル曲のほか、中村雅俊の「恋人も濡れる街角」松山千春の「あたい」中島みゆきの「糸」井上陽水の「ジェラシー」なかえいじの「横須賀ENKA」などの人気曲もカバーすると、会場からは大きな拍手や歓声が飛んでいた。
 また越路吹雪の「ろくでなし」「サント・ワ・マミー」といったシャンソンから、「ルイジアナ・ママ」などロックンロール、さらにはアメリカンフォークの「朝日のあたる家」といった具合に、原田の多彩な歌唱の一面を見せてくれた。

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 最新曲の「秋時雨」は、東京・神田のガード下にあっ多くの馴染み客がいた「枝」というラウンジが閉店することを知って、長年の常連客たちが集ったが、1人店を出た時の寂しさや切なさがベースになって出来あがった作品だという。

 原田は歌手として活動する一方、作曲家として楽曲の提供も精力的に行っている。在阪の歌手、生駒尚子(ホリデージャパン)が6月21日に出す新曲「ウミネコ情歌」も書いている。同じレコード会社所属の歌手にも数多く提供する。

 この日のライブには23歳という若いゲストも出演した。松山出身、兵庫県伊丹市在住の永井奏馬(かなめ)で、デビュー曲の「ふるさと 夢ん中/松山夢がたり」を披露する一方、原田一緒に尾崎紀世彦の「また逢う日まで」をカバーした。

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原田ヒロシと永井奏馬(左)

 次回7月31日のSTAR LIVE U6ライブでは「ロックンロールでも踊ろうかな」(原田)と、歌手人生40年を2年後に控えて、ますます弾けるハラダを見ることが出来そうである。

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[原田ヒロシ ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/menu/artist_ha1_hh.html




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平成生まれの若者が演歌を聴き、歌手にインタビューした  演歌はオシャレだった !!  大阪アミューズメントメディア専門学校 [インタビュー]

◆小説家を目指す若者たちが演歌のライブを見るとどのように感じるのか-。
 そんなことが知りたかった。

 大阪アミューズメントメディア専門学校ノベルス学科の学生たちが実習の一環として、2017年5月17日に大阪・心斎橋のライブハウス、BIG CATで開かれた第249回大阪発・流行歌ライブに出演した永井みゆき、川崎修二、塩乃華織、羽山みずきの4人の歌手を取材した。ステージで歌う姿を見て、歌に耳を傾け、楽屋などで本人たちへインタビューもした。

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演歌歌手のインタビューに挑んだ学生たち
前列左から梅田愛衣、渡邊真美、高橋友香、三堂真由子、渡辺崇嗣。2列目左から土井唯子、芦田紗里奈、湯前綾華、池田衛、林奎吾。3列目左から山下海、近藤樹、小西智裕、鈴木貴瑛。(敬称略)

 音楽と言えばJPOPの彼らにとって、演歌は今まで存在していないのと同じくらいに未知のものであった。その彼らが初めて生歌を聴き、それを歌う歌手から直接話を聞くと、演歌への想いも変わった。それを文章にした。

 取材に参加した学生は12人。歌手へのインタビューは4つの班に分けて行い、12人それぞれが記事を書いた。その中から歌手1人につき1作品を紹介する。
 まずはテイチクエンタテインメントの永井みゆきと日本クラウンの塩乃華織のインタビュー記事から。それぞれノベルス学科1年の芦田紗里奈さんと三堂真由子さんが書いた。記事はほぼ原文のままである。


■■心を惹かれ音楽アプリで再度、曲を聴きなおした  芦田紗里奈(永井みゆきを取材) =集合写真・2列目左から2人目

永井みゆき.jpg 私は演歌のことは分からず、今までもあまり触れてきませんでした。歌番組などで聴くことはありますが、やはり意味を理解できず興味が持てずにいました。ところが今回「大阪発・流行歌ライブ」を聴きに行って、初めて演歌に心を惹かれました。

 私がインタビューさせて頂いた永井みゆきさん = 写真・右 = は、綺麗に響き渡る高い声で歌を届ける方だと思いました。興味がなかったはずなのに、気が付けば、永井さんの歌に引き込まれて聴き入っていました。
 更に、会場に響き渡っている永井さんの声が忘れられず、家に帰ってから音楽アプリで永井さんの曲を調べて聴きなおしたくらいです。永井さんの歌で演歌に少し興味が出てきたので、これからは歌番組やNHK紅白歌合戦などで演歌が流れてきたときは、耳を傾けて聴いてみようと思いました。

 今回のライブで永井さんは「蛇の目小紋の女」「大阪すずめ」「ふるさと館山」「石狩挽歌」「地吹雪情話」の5曲を歌っていましたが、この中でいま、一番思い入れのある曲は「蛇の目小紋の女」だそうです。
 「蛇の目小紋の女」は永井さんの新曲で、蛇の目傘を差した小紋の着物を着ている女性を主人公にした純愛がテーマの曲。永井さんの恩師、たかたかし氏が書いた曲で、レコーディングのときはいつも以上に緊張したそうです。永井さんは「蛇の目小紋の女」を歌うにあたって「新たな代表曲になるように頑張りたい」と話していました。

 演歌を歌っているときは迫力のある永井さんですが、プライベートでは祭りとお酒が好きという面も持ち合わせている女性でした。大阪府岸和田市出身で、子供の頃はよく山に遊びに行ったり、川で釣りをしたりしていたそうです。その経験は、演歌を歌うときに歌詞の情景を想像しやすく、表現するときにもプラスになっているそうです。

 一番好きな祭りはもちろん「だんじり」。大好きなお酒も「だんじり」。焼酎ならば2日で一升瓶を空けてしまうほど。理想の男性は「だんじり」を曳ける人だとも。

 最後に、演歌を歌うときに意識していることを聞くと「詩を大切にすること」と教えてくれました。そして、若い世代の人達にも演歌に触れてもらえるように「幅広い世代を意識している」そうです。


■■見える景色が180度変わった演歌  三堂真由子(塩乃華織を取材) =集合写真・前列右から2人目

塩乃華織.jpg 2017年5月17日に第249回「大阪・流行歌ライブ」が行われた。
 塩乃華織さん = 写真・左 = は今年2月22日に発売された新曲「赤い橋」を含めた5曲を歌い上げた。

 約1年ぶりとなる新曲「赤い橋」は作詩を担当するたきのえいじ氏の故郷である愛媛県大洲に実際にかかる「長浜大橋」をモチーフにしている。夢を追いかけて故郷を立つ好きな男性についていきたいけど追いかけきれずに故郷でずっと待ちつづける、哀愁が醸し出される1曲となっている。

 「赤い橋」を歌うときにどのようなことに気をつけているのかを訊ねると「本当は好きな男性と共についていきたいけれども、故郷で待つことにした女性の切なさを歌っています。ですが身を引いたその彼女の心の強さも出るように心がけています。もし、わたしが彼女だったとしても、きっと相手のことを思って身を引きますね。そんなところもシンクロして、よりいっそう気持ちをこめて歌えるんですよ」と、朗らかに笑った。


 だからこそ「赤い橋」を聴いたときに切ないだけではなく、胸を打ち震えさせることができるのだ。

 「赤い橋」は彼女にとって初のご当地ソングとなる。そのカップリング曲は「鴨川なさけ」である。京都の鴨川はゆったりと流れているが、歌はそれとは対照的にロッカバラードに恋を表現している。

 オリジナル曲を歌うときのこだわりを聞いた。
 「それぞれの曲で主人公の気持ちになって、悲しい曲でも同じような歌いかたにならないように努めています。そのなかで自分に合った型を見つけるようにしていますね」。

 オリジナル曲で思い入れが一番強い曲は何かも尋ねた。
 塩乃さんは「ん~、むずかしいですねぇ……。ファンの人には『ほっといてんか あんな阿呆』がわたしによく似合っている、フィットしていると言ってもらっています。けれども『イエスタディにつつまれて』がファン層を広げた、きっかけの曲でもあります。他の曲も同じで、それぞれにいろんな形で思い入れがあります」と応えてくれた。

 彼女は1曲1曲に真摯に向き合い、探求しつづけるストイックさがあるからこそ、作品の1つひとつに独自の顔が生まれるのだろう。

 そんな彼女が演歌以外のジャンルで挑戦したいものはあるのだろうか?
 「あくまでも演歌を軸としてやっていきたいです。ただ演歌を歌うから演歌しか聴かないということはないですね。そうすると視野が狭くなって、表現が単調になるかもしれないので。普段は違うジャンルを積極的に聴いて刺激を受けることで、曲により深みが出るようにしています」。

 彼女は趣味でも旅行や、たこ焼きの食べ歩き、御朱印集めなど、自分から外の世界へ向かっている。そういうふうに周囲から新たな感覚を奮い起こしているからこそ、彼女の曲はたくさんの表情を見せ、聴く人を魅了するのだ。

■積み重ねの大切さ

 今回、私は初めて「生の演歌」というものを聴いた。それまで私にとって「演歌」は正直、たまに祖父母の家にお邪魔したときにテレビから流れてくる、「どこか古めかしい、なんとなく地味な印象の曲」というものでしかなかった。嫌いというわけではないが、自分から進んで聴こうと思ったことはなかった。
 「生の演歌」を聴き、「古めかしくて地味な曲」というイメージは一瞬で吹き飛ばされた。

 普段聴きなれているJ‐POPとはまったく勝手が違っていた。曲調はもちろんだが、発声も、表現も、気迫も……。私の知らなかった世界がそこにあった。
 古めかしいと思っていたメロディも、むしろ飾り気のないストレートな情のように感じ取った。なんか地味だと感じていた歌詞も、あらためて見つめてみると胸を突くほどオシャレだった。
 見える景色は180度変わった。

 歌手の方々の話を聞いていると、総じて「縁」を大切にしていた。それは歌手の方だけではない。今回の取材に際して私たちを快く受け入れてくださった、浪花演歌倶楽部をはじめとするスタッフの方々も「縁」をとても大事にしていた。
 1人ひとりとの出会いを大切にするというのは、簡単に見えて、案外難しい。
 地道なことを積み重ねることの重要さを学んだ。
 私も、少しずつでも意識していこうと思う。まずは目の前にあるこの記事から。


[大阪アミューズメントメディア専門学校]
http://www.amg.ac.jp/
[同ノベルス学科ブログ]
http://www.amg.ac.jp/blog/novels/2653.html



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KANA(テイチクエンタテインメント)  新曲「コイノアシアト」  女心を歌ったバラード  発売を記念した全国ツアーライブ  大阪は7月17日 [インタビュー]

KANA3.jpg◆テイチクエンタテインメントの歌手、KANAのステージを1度でも見たことがある人の多くは、立ち所に彼女のファンになってしまうという。少々大げさに聞こえるかもしれないが、そんな説得力のある歌を聴かせてくれるのは確かで、2017年7月17日、大阪・茶屋町のライブバル、海の彼方で、その生歌を存分に楽しませてくれる。新曲「コイノアシアト」の発売を記念した全国ツアーライブの一環で、関西にとどまらず関東からも熱心なファンが駆けつけるというほど、前評判は高まっている。


KANA・コイノアシアト.jpg










 先日、神戸市のラジオ局、ラジオ関西の番組「遊・わーく・ウィークリー」の収録に出演したKANAは「初めて女性の気持ちを前面に出した歌です」と、新曲「コイノアシアト」をアピールしていた。
 この楽曲は作詞が岩井薫、作曲が小林宏和、編曲は佐藤和豊である。作曲を担当した小林はKANAの実兄でもある。彼女が本格的にソロ活動を始めるきっかけとなった2015年リリースの「永遠(とわ)の月」から、KANAの作品を手がけるようになっている。

 それまでは、テイチクエンタテインメントからのソロデビュー曲「ナイアガラ ~マリリンモンローの伝説~ 」から「リバーサイド・カフェ」まで4枚のシングルすべてを杉本眞人が書いている。
 「兄の事務所に移り、兄が作品を書いてくれるようになりました。これがきっかけで本格的なソロ活動へのスタートとつながりました」

 その「コイノアシアト」をお披露目する全国ツアーライブは、4月23日の富山県高岡市を皮切りに全国8会場で行われる。7月17日には大阪市内でも開かれるが、KANAは「ひとつの室内で親子のように、世代を超えて音楽を楽しめるライブにしたい」と、胸を躍らせている。

■バックコーラスで自信

 KANAは長く杉本眞人バンドでバックコーラスをしていた。
 テイチクエンタテインメントの演歌歌手、永井みゆきが、ソニー時代に歌った「愛を一輪」(1996年)のカップリング曲「友だち」の仮歌を歌ったり、ホリデージャパンの北沢麻衣がテイチクから出した「道頓堀(とんぼり)リバーサイドブルース」(2013年)のコーラスなどにもかかわっている。

 バックコーラス時代に出会った、同じバックコーラスの先輩女性歌手は、その頃歌手として進むべき道に悩んでいたKANAに、こんなアドバイスを送っている。
 「あなたはいずれセンターへ行く人だから、いろんな勉強をするといい。悩み事をあれこれと心配しても仕方がないよ。自分から殻を破っていくしかない」

 その先輩歌手の一言はKANAにとって「すべてを払拭させてくれて、自信を取り戻させてくれた」という。

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KANA

 KANAがまだ20代の頃、女性デュオで東芝EMIから一度、メジャーデビューしている。3年の間に3枚のシングルを出したが、最後の楽曲「恋の媚薬」が杉本眞人の作品だったことがきっかけで、杉本眞人バンドにバックコーラスとして加わることになった。そこで五木ひろし、石川さゆり、長渕剛などジャンルを問わずに数多くの人たちのバックコーラスを務めた。

 「杉本先生は歌をまったくレッスンしてくれず、自分で練習しろ、といったタイプの人でした。歌がダメなら『心に来ないよ』とポツリとひと言漏らすが、良ければいいんじゃない、といった程度でした」

 そんなこともあって進むべき歌の方向などに悩んでいた。
 そんな時に出会って、モヤモヤしていた気持ちを晴らしてくれたのが、その職人的なバックコーラスの女性だったのである。

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ラジオ関西「遊・わーく・ウィークリー」の収録

 「まぁ、元々私は楽天的な性格で、おしりに火がつかないと動き出さないタイプですから」というKANAだったから、立ち直りも早かったのかも知れない。
 しかし「永遠の月」を出した3年前には、その女性歌手と父親を、相次いで亡くしたこともあって、本格的にソロ歌手として突き進む大きな転機となったようだ。

■大阪で初のソロライブ

 新曲「コイノアシアト」は発売後の反応 は良く「何回でも聴きたくなる、と言った声もあり、とりわけ私と同じ40代前後の人たちからの評判はいいです。カラオケを歌いたい人からは、難しいと言われますが」と、笑ってみせる。
 7月の全国ツアーの大阪会場は「大阪での初のソロライブになる」だけに、期待は大きい。

 来年はもうデビュー20年になるという。休日には食べる、のむ、寝て過ごす。「そんな生活だから、明日からまた頑張ろうとなる」らしい。




[KANA オフィシャルサイト]
http://pre-pro.co.jp/talent/kana/
[KANA テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/kana/



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2代目通天閣の女王・曽野恵子、白血病をおしてのステージで2曲を歌唱  新世界・シアター朝日 [ライブ]

◆通天閣名物と親しまれながらも2013年6月に閉幕した通天閣歌謡劇場で2代目通天閣の女王として名をはせた曽野恵子が、白血病と闘いながら大阪・新世界で歌い続けている。2017年5月20日、通天閣の近くにあるシアター朝日で開かれた「新世界薫風歌謡祭」に、特別ゲストで出演して元気な姿を見せた。

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病気をおしての出演に紙テープも舞っていた

 3年前に白血病と診断され、今年までに2度の入退院を繰り返し、現在は抗がん剤を投与するなど、自宅で療養しながら歌手活動を続けている。

 この日は通天閣歌謡劇場の閉幕を受けて、同じ新世界のマルマンシアター(大阪市浪速区恵美須西2)で始まったマルマン歌謡劇場で一緒に出演する歌手、五十嵐潤とともにジョイントライブの形で「河内音頭」と「森の石松」の2曲を歌った。
 本当は5曲ぐらい歌いたかったと漏らしていた曽野は、今月のゴールデンウイーク前に退院したばかりの病院でのエピソードを披露するとともに「きょうは皆さんから元気をもらいにやって来ました」と、話していた。

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元気な姿を見せた曽野恵子

 曽野はきょう予定されているマルマン歌謡劇場(マルマンシアター)にも出演するほか、6月17日の「新世界あじさい歌謡祭」(シアター朝日)でも歌う予定である。

 新世界薫風歌謡祭ではビクターエンタテインメントの歌手、林よしこも出演して、最新曲「淀川みれん」など5曲を歌った。

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林よしこ






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市川由紀乃(キングレコード)  新曲「はぐれ花」  切ないながらも前向きに生きる歌の主人公と自らの歌手人生と重ねて歌う  演歌界のあべのハルカス [インタビュー]

市川由紀乃2.jpg◆3月22日に発売された新曲「はぐれ花」で今回もまたロングヒットを目指すキングレコードの歌手、市川由紀乃。昨年末には長年の夢であったNHKの紅白歌合戦への出場を果たした。そして今、自分の歌にファンの視線を強く感じるようになったという。期待を裏切らない歌を届けられるように、と時間を作ってはレッスンに励む。ジャンルにとらわれずに表現出来る歌い手になりたい、といった次なる夢に心を動かされている。


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 「はぐれ花」で初めて徳久広司が作曲を担当した。作詞は「風の海峡」(2013年)以来の麻こよみである。作品のコンセプトは「命咲かせて」(2015年)からの流れを踏襲して作られているという。が、市川にとっては「今作の方が一段と難しい」と感じる作品のようである。
 新曲を歌う度に「難しい」と感じてきたのかもしれないのだが、彼女は「ひたすらレッスンをしないと自分の中でダメになる」と漏らすように、練習に次ぐ練習でそれを克服してきた。

 コンサートやテレビ・ラジオ収録、キャンペーンなど全国各地での仕事をこなし、休日は月に1日か2日といった少なさで、今年の忙しさは去年を上回るほどだという。
 その中でわずかでもレッスンの時間を作る。
 「それをしないと胸を張って歌えないし、自分が納得してステージに立てない」と市川は話す。
 たまの休日には「母といる時間を大切にしたい」のだが、録音したレッスン音源に耳を傾けて、まる1日をレッスンの復習にあてることも少なくない。

 それがわずかずつでも自信へとつながっており「今年はぜひ、去年と違う自分を見てもらえる1年にしたい」とレッスンに臨んでいる。

 そんな中でどのように心のリフレッシュをしているのだろうか。気になるところである。
 「旅先で美味しものを食べたり、美しい景色を目に焼き付けて、身近なリフレッシュをするのが楽しみです」
最近では、番組の収録で訪ねた愛媛県松山市で、鯛の刺身をご飯にのせて醤油ベースのたれと生卵ををかけ、薬味を乗せて食べる、ご当地ならではの「鯛めし」を味わって、ひと時の安らぎを楽しんだようである。

■他人がやらないことを

市川由紀乃.jpg 彼女を忙しくしたのは、去年の大晦日のNHK紅白歌合戦への初出場であることには間違いない。演歌での初出場は13年ぶりという栄冠でもあった。それを境にして、芸能人には本当に才能があるのかを抜き打ちテストで判定するというバラエティ番組や、気になったニュースについて生激論を交わす情報番組など、歌番組以外のテレビ番組への出演が増えた。

 そうした機会が増えるに従って歌手、市川由紀乃を今まで知らなかった人たちも、彼女を知るようになって、歌を聴く機会も増えていく。
 「それだけに初めて市川由紀乃を見る人たちが、市川ってこんないい歌を歌うんだ、と思ってもらえたらうれしい」
これは彼女にとっては新たなプレッシャーであるのだが、確実に次のステージへとつなげるハードルなのでもある。






 さて、これからの市川由紀乃が目指すのは方向はどこなのだろうか。
 「日々のステージで育てられているところではあるのですが、演歌にとどまらず、いろんなジャンルを表現できる歌手になりたい。たとえばライブステージで着物やドレスを縦横に着こなして、演歌をさまざまにアレンジした歌を歌ってみたいですね」

 常に他人のやらないことをやりたいという市川らしい夢である。まだ歌手の間でも少なかったブログをいち早く書き始めたのも「少しでも早くファンに情報を届けたい」という思いからだった。それは今、自身の日記でもあり、歌手市川由紀乃の貴重なライフログにもなっている。
 そして今また、新しいステージへの挑戦へと意欲を見せることで「たった1度の人生、後悔のないように歌手の道を歩んでいく」と、さらなる成長へと目を向けている。




[市川由紀乃 オフィシャルサイト]
http://www.primecorp.co.jp/yukino-ichikawa/
[市川由紀乃 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=13522




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永井みゆき(テイチクエンタテインメント)  デビュー25周年記念曲第2弾「蛇の目小紋の女」 新境地に挑戦 [インタビュー]

永井みゆき1.jpg◆テイチクエンタテインメントの歌手、永井みゆきが初めて、平尾昌晃に曲を書いてもらったというデビュー25周年記念曲第2弾「蛇の目小紋の女」を2017年4月19日に出した。和と洋をミックスして琴の音色が印象的な楽曲。「私の代表曲になるように歌っていきたい」と話す永井はこの25周年を記念して、即売会でのCD購入者に、今まで彼女が演じたさまざまなコスプレ姿を撮った生写真をプレゼントしている。さらには3Dプリンターで製作した高さ20センチの永井のフィギュアの新バージョンも加えるなどして、話題を投げかけている。


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 永井は新境地の楽曲「蛇の目小紋の女」で女の情念を歌う。それは怨みつらみではなく<なにがあっても 悔いはしません>といった歌詞に見られるように、想い人を愛し続ける大人の女の熱い想いを追い求める。
 2017年5月19日、神戸市内で開かれたKOBE流行歌ライブでは、これを2コーラスと3コーラスの2回歌い、新しい永井みゆきを披露してみせた。

 永井は中学生の時、歌手になるために上京して、作詞家のたかたかしの元で、内弟子としてデビューを目指した。そのたかは、彼女がデビューして25年間1度も褒めることはなかったという。
 ところが「蛇の目顧問の女」のレコーディングの日、永井に「良く歌えた」と褒め言葉をもらしたのである。
 大人の女性を歌いこなしてほしい、とあらかじめ求めていたからであったが、永井がそれに応えたのであろう、25年にして初めて褒めたのである。


 この新曲がまだ発売される前であったが、永井は自分をメジャー歌手に育ててくれた功労者である大阪府泉佐野市のCDショップ、ミズキ演歌堂の信達谷(しんだちや)紘社長を、入院先の病院へ訪ねている。

 彼はこの後、しばらくして亡くなってしまうのである。
 永井がまだ小学5年の時から、信達谷に歌唱指導を受けてきた。永井にとっては「信達谷さんがいなかったらデビューできていなかった」というほど、忘れることの出来ない恩人なのである。
 デビューを目指して中学3年で上京した際も、信達谷は東京の学校で転校手続きをするなど、まるで親のようにあれこれと世話を焼いている。

永井みゆき2.jpg

 昨年、見舞いに行った時には、すでに話も出来ないと聞かされていた永井だったが、ベッドに近づくと眠っていた信達谷は目を覚まし、彼女の手を強く握り返して話も出来たという。
 彼女が「蛇の目小紋の女」を出すことを告げると喜んでいたが、それから何日かして病状が急変し、帰らぬ人となってしまった。

 毎年8月には岸和田市内の老人ホームの夏祭りに参加するのがミズキ演歌堂の恒例である。毎回、門下生だった歌手も参加しているが、今年は永井も2年ぶりに顔を出す予定だという。
 デビュー25周年の今年「蛇の目顧問の女」で新境地に挑戦する永井は「これからも、しっかりと歌っていきたい」と、信達谷の面影抱いて歌う。





[永井みゆき オフィシャルサイト]
http://teichiku-music.co.jp/artist/nagai/
[永井みゆき テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/nagai/





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羽山みずき(日本クラウン)  デビュー第2弾「雪んこ風唄」  北国の雪景色を舞台に歌う健気な恋歌  心地よく聴いてもらいたい [インタビュー]

◆山形県の日本海側に面した庄内平野に生きる庄内人の実直さそのままに歌手になったような日本クラウンの羽山みずきが、デビュー2年目を迎え、2枚目のシングル「雪んこ風唄」を2017年4月5日に出した。童謡のように雪んこが登場する明るく可愛らしい歌であるが、それを演歌っぽく「北国の風景を想像してもらえるように」と、懸命に表現して歌う。まだまだ悩みながらの歌唱であるというが、ステージごとにその姿は成長しているようでもある。

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 おっとりとした話し方は庄内地方特有だというが、羽山のそれはひと際スローテンポなようである。高校を卒業後、就職先に選んだのが山形県鶴岡市にある出羽三山神社。そこで巫女を6年間務めた。中学時代に見た巫女の気品の高さ、凛とした立ち居振る舞いに惚れこんで、それまで目指していた看護師から方向転換してしまった。
 巫女になってからは毎日、車で通勤していた。そこにもスローテンポな性格は出ていたようで「渋滞した先には必ずミー(羽山)がいた」と言われるほど、制限スピードを守ったノロノロ運転が常だった。上京後はその渋滞も解消された、と友人たちは笑っているという。

羽山みずき・雪んこ風唄.jpg そんな彼女が出した「雪んこ風唄」は、子どもの雪の精である雪んこを、♪ 雪んこ雪んこ 風になれ雪んこ雪んこ ~ と繰り返し歌うことで北国の情景を描き出している。
 「雪が降り積もる羽黒山を想い浮かべながら、雪んこになったつもりで歌っています。3連のリズムもきちんととらえて歌うようにしています」
 童謡のような楽曲でもあるが、演歌らしくこぶしも入る。作曲は2016年のデビューまで門下生としてレッスンを受けてきた、師匠の聖川湧である。



 デビューして1年が経って、ようやく周りが見えるようになってきたという。「心地よく聴いてもらえるように歌っています」とも。
 それでも歌は「歌えば歌うほど、声の出し方やこぶしの入れ方などが分からなくなるんです。うまく出来たつもりでも、実際はそうでなかったり、悲しくなることもあります」
 練習を繰り返しても上手く歌えなかったり、ファンとの接した方やサインの仕方など、毎日、悩みのネタは尽きない。

 そんな心が折れそうな時に救われるのは、母親からのメールだという。
 「悩むことはあるけれど努力と精進が大切だよ。ミーが真心で接したらいいんだよ、と励ましてくれます」




 インタビューの間、彼女ノ口からは「ありがとうございます」の言葉がしばしば出てきた。巫女を辞めて歌手になり1年が過ぎた今、思うのは「ファンの人たちはもちろん、神社で一緒に働いた人たち、そして同級生や家族など、たくさんの人たちに支えられてきたこと」だという。その感謝の気持ちが、繰り返される「ありがとうございます」の言葉になっているだろう。

 休日はふる里から送ってもらった庄内米・つや姫を2合炊いて食べる。
 「残ったら冷凍しておきますが、それでもおいしいお米なんですよ」
 同郷の作家、藤沢周平の小説を読んだり映画を見るのも休みの日の日課である。そこには決して英雄は登場しないし、人々の何気ない日常が描かれている。庄内人の気質が存分に盛り込まれているようでもあり、そこに共感し、好きだという。
 お国自慢もちゃんと忘れないのは、鶴岡市の鶴岡ふるさと観光大使の役割も十分に果たしていた。


[羽山みずき オフィシャルサイト]
http://ameblo.jp/hayama-mizuki/
[羽山みずき 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/hayama/whats.html






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大阪歌謡ライブ  浅田あつこ、背味孝太郎ら6人で4ヶ月ぶりの復活公演  大阪・庄内 / ほのぼのホール [ライブ]

◆4ヶ月間休演していた大阪歌謡ライブ(主催・大阪歌謡ライブ実行委員会)が2017年5月14日、大阪府豊中市のほのぼのホールで復活公演を開いた。浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)背味孝太郎(ホリデージャパン)北洋子(日本クラウン)池上真由美(オフィスタカセ)北田恵美(キングレコード)北原たかし(シーピーミュージック)の6人が出演した。この日は母の日ということもあって、それぞれそれにちなんだ楽曲のカバーもした。

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浅田あつこ

 会場の閉鎖などで休演をしていたが、このほど新しくなったほのぼのホールで再開をした。それを記念して出演者は浅田あつこをはじめ6人という陣容。
 浅田は最新曲「雪花」をはじめカバー曲など7曲を歌った。愛しい人と別れてひとり来た宿で、未練心を募らせる切なさを歌った「雪花」は雪国が舞台。桜花も散って梅雨も近い季節だが、人気は変わらずに高い楽曲。会場後方から現れて、観客1人ひとりとひとりと握手しながらの歌唱に、大きな拍手が送られていた。

 山口県の刑務所を慰問した時のエピソードを交えながら、観客との楽しいやり取りをするなど、相変わらずの和やかなステージを見せてくれていた。

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背味孝太郎

 浅田はデビュー25年だが、背味孝太郎も18年のベテラン。遠藤実のもとで歌手としての基礎を学んだ。その門下生として1999年に「帰郷」でデビューしている。最新曲の「葉桜の恋」は岸本健介作詞・作曲の楽曲。背味の人気を全国的に広めるきっかけを作った作品でもある。

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北洋子

 兵庫県川西市でカラオケホールワルツを経営しながら歌手を続ける北洋子は、遅れて歌手デビューしたが、それも5月26日で7年目になる。最新曲「風が盗んださようなら」などを歌った。9月25日には大阪・新歌舞伎座でのキムヨンジャコンサートに3度目のゲスト出演が決定している。

 宮崎県からやって来た北田恵美は2015年に歌手デビュー。ふる里の海に生きる漁師への応援歌「海浜(うみ)の男」と、宮崎の春の花をモチーフに愛する人への想いを歌ったカップリング曲「しあわせ花」などを披露した。地元ではフリーパーソナリティーも務める。

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北田恵美(左)と池上真由美

 デビュー1年半の池上真由美は京都で活動をする。選挙のウグイス嬢などを経て、歌謡コンテスト出場を機に、歌手として人生を再出発させた。デビュー曲「ラヴラヴ祇園」などを歌った。

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北原たかし


 大阪歌謡ライブの主宰者のひとりでもある北原たかしは、歌手デビュー曲のカップリング「酔わせてよ」などを歌うとともに「これからも心に届く歌をお送りしていきます」と話した。次回は9月に開き、それ以降は偶数月に開催するという。




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北原たかし、デビュー2周年記念ライブ  デビュー曲「最後に微笑んで」など歌う  ゲストに沢田正人、北田恵美 [ライブ]

◆関西を中心に活動している歌手、北原たかしが2017年5月13日、大阪市中央区谷町6のライブハウス・Page–Oneで「北原たかし2周年記念ライブ」を開いた。ゲストに各地で北原とコラボキャンペーンを実施しているホリデージャパンの歌手、沢田正人と、宮崎県で活動中のキングレコードの歌手、北田恵美が出演した。北原は「これからもいい歌を歌い続けて行きます」と話していた。

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デビュー2周年を迎えた北原たかし(左)とゲストでデビュー5周年の沢田正人

 北原たかしは大衆演劇の役者などを経て、2年前に「最後に微笑んで / 酔わせてよ」で歌手デビューした。自ら作詞・作曲をするなどして歌い続ける一方で、大阪府豊中市で開催する大阪歌謡ライブの主宰者のひとりとしても活動している。

 5月15日がデビュー記念日であるが、2日早く記念ライブを開いた。地下鉄谷町六丁目駅に隣接したビルの地下にある小さなライブハウスは、出来あがったばかりのファンクラブ「きたはら部」のメンバーや歌手仲間たちでいっぱい。

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新曲を制作中と発表した北原
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4月に新曲「24時間そばにいて」を出した沢田

 北原はNorth Fieldsのバンドをバックに「最後に微笑んで」「酔わせてよ」をはじめ、得意の歌謡曲をカバーして聴かせた。また近々発表する制作途中の新曲も披露した。
 ラストはゲストの沢田と一緒に、狩人の「あずさ2号」を歌った。

 沢田正人は4月19日に出したばかりの、伊藤美和が作詞、徳久広司が作曲した「24時間そばにいて」とカップリング曲「恋にICHIZU」などを歌った。「恋に - 」は、日本クラウンの歌手、和田青児が星つかさのペンネームで作詞・作曲を担当した。
 沢田は「デビュー5年目の節目の楽曲です。好きな人を想い浮かべて歌って下さい」と話していた。

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最後は北原と沢田で「あずさ2号」を歌った


[北原たかし]
https://www.facebook.com/takashi.kitahara.20160515





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演歌ジャックス、6月放送分を収録  湯原昌幸、真咲よう子がゲスト  奈良テレビ放送・J:COM関西などで放送 [テレビ]

◆奈良テレビ放送やJ:COM関西などで放送されている演歌番組「演歌ジャックス」の2017年6月放送分の収録が5月10日、大阪市内で行われた。月替わりのゲストコーナーに出演した湯原昌幸(テイチクエンタテインメント)と真咲よう子(日本クラウン)は、新曲の「北街・辛口・恋酒場」「冬のあじさい」を、それぞれ披露した。

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湯原昌幸を囲む司会の小池史子(左)林よしこ(右から2人目)ファンキー・コバ(右)
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笑顔で語る真咲よう子と美人を横にテレるファンキー・コバ(右)

■湯原昌幸は新曲「北街・辛口・恋酒場」を歌唱

 印象的なご~んと鳴り響く鐘の音で始まる湯原昌幸の4月発売の新曲「北街・辛口・恋酒場」は笛、鉦、琴、鼓、能の相の手をブレンドさせた「まるで邦楽と洋楽のミックスジュースのような音楽」で、しかも江戸情緒をふんだんに盛り込んみ、湯原の今までの音楽の集大成というべき作品になっている。
 歌詞は女歌。粋で少々気位も高い女性が歌の主人公のようである。「歌っていて実に気持ちのいい歌」だという湯原、自ら作曲を手がけた。

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 「♪ 暮れ六つの ~ の出だしの詞を読んで、すぐに曲のイメージがわいた」

 湯原昌幸と言えば、やはりこの歌を聴かなければ始まらない。
 これからの梅雨のシーズンにはピッタリな「雨のバラード」である。この歌、湯原は50年近くににわたって、もう何万回も歌い続けている。「声が出る限り歌う」と断言するのだが、限界が来ると妻の荒木由美子が肩をたたく約束が出来ていると、番組スタッフたちを笑わせていた。

■真咲よう子は3拍子演歌の「冬のあじさい」を披露

 真咲よう子は3月に出した、しっとり感があふれた3拍子演歌の「冬のあじさい」を披露した。「あじさいの花」(1994年)「あじさいの雨」(2004年)「紫陽花の女」(2007年)に次ぐ、あじさいを題材に、亡くなった大切な人の面影を想い偲ぶ歌である。
 各地でのキャンペーンなどでこれを聴いて泣きだす人もいる。「いい歌ですね」と共感してくれる人も。中には今までの作品とガラッと変わっていることから「こんな歌も歌うのね」と驚きの表情を見せる人もいるという。

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 確かに今までになかった作品だけに「チャレンジのつもりで歌っている」といい、今作ではサビの ♪ この想い どうすりゃいいの ~ とセリフのようなフレーズに感情を込めて歌い上げる。

 デビュー36年で、今作で59枚目のシングルになる。あじさい柄の着物の衣装もきまっている。真咲と言えば着物の演歌歌手のイメージが強いが、デビュー当時はドレスだった。ところが「紅葉川」(1991年)を作曲した市川昭介から着物を勧められたのがきっかけで、今まで着物が続いている。

■レギュラー11人も出演

 演歌ジャックスには毎回、レギュラー出演者たちが顔を揃える。今回も林よしこ、山田壽一、MARI、TAIKI、生駒尚子、松本恵美子、名代ゆう、小川リエ、花咲里佳、長島一枝、大川かずのりが出演した。

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「風ごよみ」の山田壽一(左)と「シェリー」をカバーするMARI

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新曲「グッバイ・マイ・ロード」を歌うTAIKI(左)と大変身ぶりを6月発売の新曲「ウミネコ情歌」で見せる生駒尚子

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新曲「瀬田川の宿」を披露する松本恵美子(左)と、威勢のいい「情ッ張り太鼓」を歌う名代ゆう

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幸せを振りまくハリセン演歌「浪花の一番星」で盛り上げる小川リエ(左)と真っ青な衣装で「青い薔薇 La rose azul」を歌う花咲里佳

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漁師の姿で「親父の漁場」を歌う大川かずのり

 「演歌ジャックス」は奈良テレビ放送とJ:COM関西のほか九州宮崎12チャンネル(宮崎市)、天草ケーブルネットワーク(熊本県天草市)、養父市ケーブルテレビジョン(兵庫県養父市)でも放送されている。
 またこの日はコミュニティーFMラジオのFMaiai(兵庫県尼崎市)で放送されている「気まぐれ歌謡曲」「歌謡曲deぶっとばせ!」の収録も行われた。

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「演歌ジャックス」名物の出演者全員による童謡歌唱



[メディアジャックス]
http://www.mediajacks.jp/



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第6回石見銀山歌謡祭  今回は永井裕子、水田竜子、池田輝郎、竹川美子、川井聖子が出演 [イベント]

◆世界遺産、石見銀山の地で毎年開催されている演歌イベント「石見銀山歌謡祭」(主催・石見銀山歌謡祭実行委員会)が、今年は2017年5月28日、島根県大田市のサンレディー太田・ふれあいホールで開かれる。入場料は3500円(CD付)。

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 出演するのは石見の国おおだ観光大使、松江観光大使と島根県で2つの観光大使を務めるキングレコードの永井裕子をメインに、スペシャルゲストの水田竜子(キングレコード)池田輝郎(同)竹川美子(日本クラウン)川井聖子(ウェブクウ)の5人。それぞれ新曲などを披露する。

 エンディングでは毎回恒例の、出演歌手によるサイン入りボールのプレゼントが予定されている。

 大田市、大田商工会議所などが後援する石見地方最大の歌謡祭で、1部はカラオケ発表会で午後12時30分開演、2部のスターパレードは同2時45分から。


[問合せ]
http://enka2700.wixsite.com/enka/home





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井上由美子(キングレコード) 「母情歌」 母の日・直前大阪キャンペーン バスツアー参加を呼びかける [キャンペーン]

◆母の日を3日後に控えた2017年5月11日、キングレコードの歌手、井上由美子が大阪市城東区のイズミヤ今福店で、母への熱い想いを歌った3月22日発売の新曲「母情歌」の店頭歌唱キャンペーンを行った。約300人の観客が詰めかける中、井上はカップリング曲の「母一輪」を含む6曲を歌った。

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 井上は「母への想いが重なる」というこの歌を、15歳まで住んでいた大阪の地で「母情歌」を歌い上げた。
 3年ぶりという同今福店には、午後1時の開演にもかかわらず、早くから熱心なファンが席を確保。井上が姿を現わすと、ほぼ満員の状態だった。

 井上は「口では言えないお母さんへの感謝の気持ちも、歌でなら伝えられると思います。皆さん歌って下さいね」と話していた。

 歌の合間には観客へ「3年前の写真を見ると、若返ってるようです」と話しかけると、すかさず「きれいになったよ。痩せたねぇ ~ 」などといった声が帰ってくるのは、やはり地元大阪ならでは。

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 6月12日にはCD「母情歌」購入者プレゼント企画〈井上由美子と行く親子の絆バスツアー〉が、大阪でも行われるため、CD購入と応募を呼びかけていた。

 ツアーは東京(6月5日)と大阪で行われ、合計40組80人が招待される。応募締切は5月22日。

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 同今福店でのキャンペーンでは井上が「母の日には『母情歌』のCDを」と呼びかけていた。
 またキャンペーンでは珍しいアンコールも飛び出して井上は「うち好きやねん、よさこいバージョン」を、飛び入りのファンと一緒に、賑やかに鳴子を打ちながら、歌い、踊っていた。



[井上由美子 オフィシャルサイト]
http://www.arder-jiro.co.jp/yumiko/index.html
[井上由美子 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=13792




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みやさと奏(徳間ジャパンコミュニケーションズ)  「室蘭恋はぐれ」  ふる里・岩手・宮古市と室蘭をむすぶご当地悲恋歌  結果を出しますと意欲を見せる [インタビュー]

みやさと奏.jpg◆鉄の街、室蘭を舞台に歌った新曲「室蘭恋はぐれ」を2017年5月3日に出した徳間ジャパンコミュニケーションズの歌手、みやさと奏が、室蘭を象徴する、ボルトで作られたキャラクター「ボルタ」くんを胸に付けてキャンペーンに励んでいる。ご当地ソングは「逢いたくて金沢」(2014年)以来、2作目である。地元では「室蘭の地名が付くご当地ソングは初めて」と、大歓迎だとか。来年6月には彼女のふる里、岩手県宮古市と室蘭を結ぶフェリーも就航するが、室蘭市の青山剛市長からは「これを機に共にがんばりましょう。イベントもやりたいですね」と応援メッセージをもらったという。


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 「風港」で2012年に歌手デビューして、「室蘭恋はぐれ」は6作品目。発売後最初にキャンペーンを行った関西でみやさとは「何としても、この楽曲で結果を出したい」と、力強く話していた。
 デビューは19歳だったが、今作では24歳と少し大人っぽくなった。その彼女が歌う新曲は「唸りも入れて、思い切り感情を入れこんで歌っていた今までの作品とはまったく別物」という悲恋の歌になっている。

 前作までとはまったく違う歌唱を見せ、歌の主人公に成り切ることなく、その女性に替って語りかける方法を取っている。「カップリング曲の『カモメさん』には、自分の想いを入れて歌っていますが、『室蘭恋 - 』はミステリアスな恋愛を、別人が傍らでながめているように歌っています」

 歌には室蘭、絵鞆岬、成り砂浜といった室蘭の名所が随所に織り込まれている。これも前作までの作品と大きな違いで「室蘭の町を知らないと歌えないですね。写真を見ているのと、実際にその土地へ行くのでは、歌もまったく異なってきます」と、4月27、28日の両日にわたって、実際に室蘭を訪ねている。

 期間中には室蘭市役所と同商工会議所を訪問。市役所では青山市長にも会うことが出来た。「新曲のアピールをしてきましたが、室蘭の地名を織り込んだ歌ということで喜んでもらいました。宮古市との間でフェリー就航も予定されており、それに併せてイベントの約束ももらい、これからは室蘭行きも増えそうです」と、市長との面談には得るところが多くあったようだ。

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 市長からはまた、ボルトで作った市のキャラクターでもある「ボルタ」くんもプレゼントされた。行く先々でそれを胸に付けて、歌とともに室蘭のPRにも力を入れるほど。
 さらに室蘭の街では「室蘭カレーラーメン」、豚肉と玉ねぎを串に刺した「室蘭焼き鳥」も食べたし、わざわざ電話をかけて観光地の情報を調べてくれたタクシー運転手の優しさにも触れた。

■大人になった水産女子

 母校の宮古水産高校時代には、イカ釣り実習船に乗ったり、丸太でイカダを組んだこともあるなど、船は大好きだという。
 それだけに2018年6月に予定されている、ふる里の宮古と室蘭を結ぶフェリーの就航では、これを記念したイベントで1日船長などもやってみたいなど、早々と地域振興に一役買って出ようと意欲を見せている。

 久々にインタビューしたみやさとのイメージは、ジャケット写真の通りに、今までの彼女とは少し違っているように思えた。何が変わったのか。
 彼女はこのように話してくれた。
 「3枚目のシングルを出したあたりから、少しずつ変化してきたと思います。殻に閉じこもることなく、自分らしくいようと考えています。6枚目を出した今年は特に素の自分を出して、思い切り明るく楽しく仕事をしたいです」
 師匠の叶弦大からも「この楽曲は勝負曲だぞ」と言われたという。それだけに「室蘭恋はぐれ」にかけるみやさとの想いは、前作までのそれ以上に大きいようだ。





[みやさと奏 オフィシャルサイト]
http://www.up-front-create.com/kana_miyasato/
[みやさと奏 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/enka_top/miyasato.html




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みやま健二の演歌でWARAKASU ふる里・京都亀岡を訪ねて [YouTube]

◆徳間ジャパンコミュニケーションズの歌手、みやま健二が、ふる里の京都府亀岡市を訪ねました。生まれ育った、この町は17年前に歌手としてスタートした地でもあります。同じ事務所の所属で司会の谷原りょうさんと一緒に、懐かしい所を案内してくれました。

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桑田神社に立つみやま健二さん

 スタートはトロッコ列車の亀岡駅からでした。嵯峨野観光列車が運営するトロッコ列車は、京都市内のトロッコ嵯峨駅を出発して、保津川の渓流を見ながら、約30分でトロッコ亀岡駅に到着します。

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かつて夏目漱石も保津川下りを楽しんだという

 みやまさんたちの今回の亀岡探訪は、トロッコ亀岡駅前でたくさんのこいのぼりが泳ぎ、ポニーの馬車が行き交う中で始まりました。

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ポニーと遊ぶみやま健二さん
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トロッコ亀岡駅前のみやま健二さんと谷原りょうさん

 次に訪ねたのは保津川下りの船乗り場、そしてみやまさんの氏神さんである桑田神社、剣道を習い始めたという小学校、さらには今の活動拠点である大阪へ移るまでの自宅、最後には「浜撫子」の販売にも協力してくれているCDショップ内藤さんへと足を運びました。

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CDショップ内藤で内藤社長(右)とみやま健二さん(中央)谷原りょうさん

 CDショップの内藤社長さんは亀岡中学校の先輩だそうです。


[演歌でWARAKASU]


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西方裕之(キングレコード)   「女の日本海」 30周年の区切りの作品  三味の音に合わせヒットへと走る [インタビュー]

◆デビュー30周年を迎えているキングレコードの歌手、西方裕之が2017年2月22日に出した新曲「女の日本海」は、タイトル通り確かに女歌の歌詞であるのだが、その歌はまぎれもなく、威勢のいい男歌そのものである。三味線の音色に合わせての軽快な歌には、唸りも入って「スケールを大きく歌っている」という。西方ファンならずとも、実に心地よく心に沁みいってくるようだ。

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 どちらかと言えば最近の西方の歌は「しっとりとしたものが多かったので、今作は新鮮に感じます」と、今作で西方はデビュー曲「北海水滸伝」当時のテイストを感じながら歌っている。
 作詞はたかたかし、作曲は徳久広司である。徳久は西方のデビュー以来の付き合いだけに、お互いの気心は良く知れている。

 新曲はその徳久が「30年の区切りに、初心に戻って歌ってほしい」と、西方に作ったものである。

 女歌を男歌のように歌うのは西方の判断であったが、徳久は事前に彼に「きれいに歌をまとめないで、少々乱暴でもいいから、言葉を投げるように歌ってみて」といったアドバイスを与えていたのである。
 出来上がりは徳久のねらい通りであったわけであるが、聴いていて実に気持ちが良いのである。西方も「高音の抜け具合など、気持ちよく聴こえるように工夫している」と、この歌が計算尽くされていたことがわかる。

 西方はギターが大好きで、地方でのキャンペーンにも必ずギターを持参して、暇があれば控室で弾いているほどである。同じ弦楽器でも三味線となれば「触ったこともない」というくらいなのだが、今作では「三味線の音色を入れて欲しい」とアレンジャーに注文をしている。詞を読んでそう感じたのだという。

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 ただ彼は、とにかく理屈抜きで、この歌を歌ってみてほしいと呼びかけている。
 「難しそうに聴こえる歌ですが、押し引きもなく、歌の主人公に成り切るとかの感情も入れずに、ただ勢いだけで歌っています。カラオケでアピールしてもらうのにはもってこいの歌かもしれません」

 そのためだろうか、新曲は「女性も歌ってみたい」などと、反応はおおむね良さそうで、彼も上機嫌である。先頃大阪で行った歌唱キャンペーンでも、イズミヤ今福店では例外なくたくさんのファンがCD購入に列を作っていた。
 そんな人たちを前に歌った西方は「デビュー当時は、こんなに多くの人が来てくれるのはまれで、会場に1人しかいないといった時もありました。でもこの1人のために一生懸命に歌おうと思ったものです」と、30年前を振り返っていた。

 西方は「30年という節目の歌だけに、ぜひヒットさせたい」意気込みせるデビュー23枚目のシングルである「女の日本海」で、軽快な三味線の音に合わせてヒットへとひた走る。





[西方裕之 オフィシャルサイト]
http://www.sato-kikaku.co.jp/nishikata/ayumi/
[西方裕之 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=17570





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