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井上実香(キングレコード)  新曲「有りン子 / ナイト大阪」  地道なキャンペーンで好スタート  どこへでも<おじゃましまんにゃわぁ~> [インタビュー]

◆おじゃましまんにゃわぁ ~ 。ご存知、竜じぃの愛称で親しまれてきた元吉本新喜劇の俳優、井上竜夫(2016年10月5日没)のお馴染みのギャグである。キングレコードの歌手、井上実香は、竜じぃの長女である。彼女を歌手の道へと誘ったのも、この父親と歌ったデュエット曲「ナイト大阪」(キングレコード、1990年)がきっかけだった。その記念すべき楽曲を、2017年3月にキングレコードから出した5枚目のシングル「有りン子」のカップリング曲として、新たに収録している。新曲はUSENリクエストベストテン内にランキングされるなど、好調に推移しており、彼女は今キャンペーン活動に余念がない。

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「とまり木情話」の新曲発表会であいさつする井上竜夫(2015年8月26日)

 「有りン子」は、USEN演歌・歌謡曲週間ランキング登場2週目でベストテン入りして6位を記録している。これは地道なキャンペーンの成果のようだ。カラオケ喫茶店をはじめお好み焼き店、ラウンジ、おでん店など、馴染みの店や紹介してもらった所へ、ポスターとCDを持って「新曲の『有りン子』が出ました。よろしく」と、1軒ずつ訪ねて歩いたのである。

 2人の娘に手をあげることはもちろん、怒ることもなかった温厚な竜じぃの娘であるから、大阪弁で<おじゃましまんにゃわ~ >と訪ねた先々では歓迎ムード満点。たとえ初めての店でも「竜じぃの娘なんにゃわ ~ 」と切り出すと、そのギャグを知らない関西人はいない。
 「ホンマかいな! テレビでよう見てたわ」などと、一気に会話は弾んで「CD買うわ」といった人もいる。

 「竜じぃ、こんな歌を歌ってたんかいな」と、居合わせた初めての客と話に花が咲くこともある。

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「有りン子」の新曲発表会で歌う井上実香(2017年3月21日)

 井上竜夫の「ナイト大阪」「有りン子」で蘇った訳であるが、竜じぃは吉本興業で役者になる以前は、歌手を目指していた時期もあったという。三橋美智也の歌が大好きで「元気な頃はよくカラオケで歌っていた」(実香)という。芸能生活30周年を記念する「ナイト大阪」を、憧れの三橋と同じレコード会社から出せたのは、そうした想いが通じたのかもしれない。

井上実香・有りン子.jpg デュエット曲であった「ナイト大阪」だが、レコーディングの話しが持ち込まれた時に、キングレコードの担当者が横にいた実香に「歌ってみるか」と、何気なく声をかけたのがきっかけだった。
 当時、実香はイベントのナレーターやMCといった仕事はしていたものの、歌はまったくの未体験だった。その場の雰囲気に飲まれるような形で返事をしてしまったが、それが歌手への第一歩になる。

 「デュエットと言えばお互いが見つめ合って歌うものですが、この歌では2人とも直立して、前を見て歌っているだけでした」と井上は笑う。

 翌年には「樹氷の駅 / みちのく時雨宿」でキングレコードからソロデビューするが、井上実香の名前でのデビュー曲は1993年の「大阪恋みれん / ふたり花」(キングレコード)になる。

■お父ちゃん見守っててなぁ

 井上は今年でデビュー14年目になる。「有りン子」は5枚目のシングルである。その「有りン子」は、それまでの作品の中でも最も好スタートを切っているようである。これも去年亡くなった竜じぃの天国から贈り物なのだろうか。
 大阪市内で行ったレコーディングの当日は、竜じぃの百か日だったという。スタジオで歌う井上は「お父ちゃんが寄り添うように、優しく見守っていてくれたように感じました」と話していたほどである。

 井上が一昨年、前作の「とまり木情話」を出した際、その新曲発表会に出席した竜じぃは、娘の実香に「井上竜夫の娘ではなく、井上実香の父親といわれる日が早く来るように願っています」と、話していた。
その言葉は井上の胸にも刻み込まれたが、「もう少しだけ、お父ちゃんの力を借ります」と笑う。






[井上実香 オフィシャルサイト]
http://www.geocities.jp/mika_inoue_singer/
[井上実香 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=35548






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