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2016年キングレコード歌謡選手権全国決勝大会 グランドチャンピオンに17歳の佐藤亜蘭さん 福田こうへい、丘みどりがゲスト出演 [カラオケ]

◆全国11ヵ所で地区大会を実施して選ばれた最優秀賞受賞者102人が出場した2016年キングレコード歌謡選手権全国決勝大会(主催・キングレコード歌謡文化アカデミー=KBA、大澄雅人会長)が2016年10月30日、東京都港区のメルパルクホールで開かれた。全国1位のグランドチャンピオンには北海道地区の最優秀賞受賞者のひとり、北海道苫小牧市の高校2年、佐藤亜蘭さん(17歳)に決まった。佐藤さんは、思わぬ受賞に驚きの表情を見せていた。ゲスト出演したキングレコードの歌手、丘みどり福田こうへいのミニライブも開かれ、それぞれ新曲などを披露した。

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丘みどりとのツーショットに収まるグランドチャンピオンの佐藤亜蘭さん


 カラオケ文化の普及と音楽文化の向上発展を目指して毎年、全国で実施しているコンテスト。全国一を決める全国決勝大会は例年、東京で開催されており、今年連続16回目になる。過去には現在、キングレコード所属の水城なつみも排出するなど、レベルの高さが評価されている。

 年齢別に「プラチナコース」(35歳以下)「ルビーコース」(36~49歳)「エメラルドコース」(50~64歳)「サファイアコース」(65~69歳)「ダイヤモンドコース」(70~74歳)「ゴールドコース」(75歳以上)の6つのコースに分かれてチャンピオンを競い合った。

 審査員の作詞家の石原信一氏、作曲家の幸耕平氏、キングレコード・ディレクターの竹内涼氏の3人による選考の結果、6コースそれぞれの優勝者、6人の中から選ばれるグランドチャンピオンに、プラチナコースで「スポットライト」(山内惠介)を歌った佐藤亜蘭さんが最高位のグランドチャンピオンの栄冠を射止めた。
 佐藤さんは「小学校1年のときから本格的に歌を習い始めました。まさか自分がグランドチャンピオンになれるとは思ってもいませんでしたので、うれしいというよりも驚きのほうが大きいです」と、喜びを隠せない様子だった。

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クセランドチャンピオンの佐藤さんを囲む優勝者たち

 このほか各コースの優勝者は次の通り。
 ゴールドコース・松宮英子さん、ダイヤモンドコース・脇田英司さん、サファイアコース・野口文寛さん、エメラルドコース・平田誠二さん、ルビーコース・末廣絵美さん

■福田と丘のミニライブも

 審査発表・表彰式前には、ゲスト出演した丘みどりと福田こうへいのミニライブが行われ、参加した人たちや一般来場者が話題曲や新曲を楽しんだ。

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「北の出世船」が好調な福田こうへい(左)とキング移籍して張り切る丘みどり

 丘みどりは、キングレコード移籍第1弾シングル「霧の川」のほか同カップリング曲の「別離の切符」を披露するとともに、デビュー曲「おけさ渡り鳥」も歌った。
 福田こうへいは、今なお絶大な人気を誇る「南部蝉しぐれ」とともに、「峠越え」とそのカップリング「南部のふるさと」を歌い、新曲で演歌チャート上位にランキングされている「北の出世船」も披露して会場を沸かせていた。

 福田は「出場者の皆さんは、日ごろからよく訓練されているなと思いました」と、かつて民謡コンクールに出場したときのことを思い出していた。丘はまた「皆さん素晴らしい歌唱力でした。私の『霧の川』もレパートリーの1曲に加えていただけたらうれしいです」と呼びかけていた。


[キングレコード歌謡文化アカデミー]
http://www.kingrecords.co.jp/KBA/




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竹村こずえ(日本クラウン)  渡辺要(同)・みやま健二(徳間)ら歌仲間と秋祭りコンサート 大阪・泉佐野 [コンサート]

◆ブルース演歌「あかね雲」で新境地に挑戦している竹村こずえが2016年10月29日、大阪府泉佐野市のエブノ泉の森ホールで「こずえと歌仲間の秋祭りコンサート」を開いた。渡辺要、みやま健二らをゲストに迎えて、迫力ある歌声を会場いっぱいに届けていた。

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 運転する10トントラックの助手席に幼い子どもを乗せて子育てをしてきた竹村こずえが、そのパワーを歌に振り向けて2014年に「能登の海鳴り」でデビューして今年で3年目を迎えている。2016年8月には第4弾シングル「あかね雲」を出し、去年には初のカバーアルバム「竹村こずえアルバム ~こずえ節・其の一~」を出している。

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 この日のステージでは、身長146センチの小さな彼女が、力いっぱいにパンチを効かせたデビューシングルの「能登の海鳴り」「こずえのトラック野郎」(2015年)「越前恋おんな」(2015年)のオリジナル曲を歌い、歌謡浪曲「決闘高田の馬場」(島津亜矢)と得意の三味線演奏を交えた「じょんから女節」(長山洋子)といったカバー曲も披露した。

 最新曲「あかね雲」(2016年8月)は「カバーアルバムに収録したブルースの楽曲が好評だったことを受けて挑戦した作品」(竹村)で、彼女の真骨頂とも言えるパンチの効いた楽曲でありながら、切ない女心をブルース調に歌い上げている。

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「こずえ米」をPRする竹村こずえ

 会場では竹村が実母の実家がある京都府南丹市で、自ら田植えをして収穫した「こずえ米」をPR。CDの販売コーナーでは、可愛いピンクの袋に詰められたそれを買い求めるファンの姿も見られた。

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渡辺要(左)とみやま健二

 来年1月には待望の新曲のリリースが予定されている特別ゲストの渡辺要「蟹工船」「兄弟船」「王将物語」「女のちぎり」「人生男節」「大間崎漁歌」を歌った。
新曲「浜撫子」が好調なみやま健二「北の漁場」「俺のいい女」「京都恋めぐり」「ふたりの明日」「泪橋」「浜撫子」を歌った。
 このほかゲストには弓月美佳、美山愛、有田てる美といった大阪・南部や和歌山を地盤に活躍している歌手も出演し、最新曲を披露した。

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弓月美佳
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有田てる美
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美山愛

 ラストはこの日の出演者が全員勢揃いして「高校三年生」を歌い、竹村は「これからもいろんな楽曲にチャレンジして歌っていきたい」と、意気込みをみせていた。


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[竹村こずえ オフィシャルサイト]
http://www.tree-top.jp/index.html
[竹村こずえ 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/takemura/whats.html





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星まさる(エクシング・ミュージックエンタテインメント) 渾身の歌手活動25周年作品「神戸の女 / ありがとう愛する貴方へ」 [YouTube]

◆神戸を中心に活動している星まさるの今作は「神戸の女」「ありがとう愛する貴方へ」の両A面である。発売されて2ヶ月が過ぎている。まったく違ったタイプの2曲だが、たくさんの団塊の世代に受け入れられているのが「ありがとう愛する貴方へ」だという。

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 これは星が家族を含む身近な人たちへの感謝の気持ちを込めて、自らが作詞・作曲した作品である。星は「この世代になって初めて気づく、相手への思いやり、労わりを歌にしました」と話しており、自身の歌手活動25周年を記念した渾身の1作だ。

 その星まさるがまた、2017年2月19日に、今大変な人気の純烈(日本クラウン)に加えて、関西でも人気沸騰中の若手工藤あやの(徳間ジャパンコミュニケーションズ)津吹みゆ(日本クラウン)といったメンバーを揃えて、「第4回震災復興チャリティー歌謡ショー」を神戸・垂水のレバンテホールで開く。


[星まさるの神戸からこんにちは]





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藤原浩(キングレコード) 「雪舞いの宿」 前作を超える完成度の高いしっとり演歌 藤原浩の新しい魅力を感じて! [インタビュー]

藤原浩.jpg◆歌手生活23年目を迎えている藤原浩が、2016年8月に出した「雪舞いの宿」で、♪ 船に乗らなきゃ来れない宿 ~ として有名な富山・大牧温泉を舞台に、成らぬ逢瀬の一時を情感たっぷりに歌っている。前作「越前つばき」(2015年)に続く北陸シリーズで、意外にもピッタリとハマってしまったしっとり女歌は藤原演歌として定着していくのかもしれない。



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 「越前つばき」が思わぬ好評だったという。
 藤原浩と言えば永く「ふたりの始発駅」(2007年)「あなたが終着駅」(同)の印象が強かった。以来、藤原演歌の方向は迷走したが、ここにきてポジションが定まった感がする。
 これまで歌う機会がなかったしっとり演歌を前作で初めてもらった。しかも<ご当地>演歌であった。場所は藤原の強い地盤でもある福井県である。ねらいは当たってCDは売れ、カラオケで歌う人も多い。

 それに次ぐ「雪舞いの宿」もしっとり演歌で、雪をも溶かしてしまいそうな強い女の情念を、切なく歌い上げる。舞台は富山県南砺市にある大牧温泉。冬は雪に閉ざされる。ただでさえ庄川を船で下って行くしか手段がない秘境の宿である。評判が高かった前作に続いて北陸を歌って、上昇気流に乗る。
 もちろん前作同様に評判は高い。10月17日付けのオリコン演歌チャートでは28位、初登場は3位と上位に食い込んでいる。

 かつてその温泉宿での宿泊体験があるキングレコードのプロデューサー中田信也氏が「カラオケ好きな人たちが好んで歌いたくなるようなものを」と企画して、仁井谷俊也氏が詞を書き、徳久広司氏が曲を書いた。

 デビューから10年間所属した三船和子音楽事務所から独立して12年半。ようやく大きな花が咲きそうな気配である。

 藤原はデビュー6年目の1999年に出した「未練のグラス」のカップリングに収録した「城崎の夜」でも、やはり雪がアクセントとして欠かせない兵庫県・城崎の温泉宿を舞台にしている。
 そんな今までの藤原浩らしさを残しつつも、しっとりとしたご当地演歌は、ファンはもちろんのこと新たにたくさんの人たちを惹きつけている。



 「越前つばき」ではインストアライブで長い行列が出来たほどであった。今作の制作は、その作品と同じ阿吽の呼吸による仁井谷、徳久のふたりである。藤原は「前作の曲風を踏襲しており、メロディーは斬新でもあり、クオリティー度をさらに高めています。歌にはメリハリがあって、一般の人たちにとっても歌いやすくなっています」と太鼓判を押す。
 一面の雪景色を連想させるイントロが楽曲を盛り上げる。最後は ♪ 雪舞いの宿 ~ とスケール感を高めている。前作よりも一段と完成度を高めているようである。

 藤原は「前作の『越前つばき』を超える作品として期待を寄せています。皆さんに歌ってもらって、藤原浩の新しい魅力を感じ取ってもらいたいです」と話している。


[藤原浩 オフィシャルサイト]
http://members2.jcom.home.ne.jp/hiroshi-fujiwara/
[藤原浩 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=17853




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大沢桃子(徳間ジャパンコミュニケーションズ) 「恋する銀座」 スーパーピンクパンサーのエレキサウンドで懐かしの昭和30年代の銀座を再現 [インタビュー]

大沢桃子5.jpg◆昭和30年代、40年代の懐かしいグループサウンズ(GS)を彷彿させるエレキサウンドで観客を惹きつけているのが、大沢桃子のコンサートをいつもバックで盛り上げているスーパーピンクパンサーたちである。彼らのサウンドをそのまま取り入れて、2016年10月5日に発売された大沢桃子とスーパーピンクパンサーの新曲「恋する銀座」が、懐かしいメロディーも手伝って今、人気絶頂だ。いつもの着物から赤いドット柄のワンピース姿の衣装に替えて、歌い踊る桃ちゃんに刺激されてか、思わずツイストを踊り出す観客もいる。


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 「恋する銀座」が発売された直後のオリコン演歌チャートでは、7位にランキングされた。楽曲は今までの桃子演歌とはまったく違っている。スーパーピンクパンサーのエレキサウンドに乗った、まるでGSのようなそれが客席に届けられると、会場は自然といつものコンサートとは異なる盛り上がりを見せる。
 戦後からの復興の象徴であったオリンピックが日本で初めて東京で開催され、東京と新大阪の間に夢の超特急と呼ばれた新幹線が走るなど、右肩上がりに日本が成長し始めた頃に流れていたのと同じメロディーに、観客の多くが懐かしさを感じていたからである。

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 そんな曲と歌詞を大沢桃子が、ペンネームの仲村つばきで書いた。
 もちろん彼女が生まれる以前の世相やファッションなど解るはずはない。大沢桃子は「インターネットで30年代がどのような時代だったのかを調べました」と打ち明けている。
 歌詞に登場するモダンガールやモダンボーイは、大正末期から昭和初期にかけての先端ファッションの男女を指す。正確には時代が合わない。それを周りからも指摘されいるが、大沢は「銀座はレトロモダンな街だから」として、敢えて歌詞を変更することはなかった。創作者として自説を通す揺るがない一面が見てとれる。

 プロモーションビデオ(PV)は都内のスタジオで撮影したものだが、大沢が歌い、スーパーピンクパンサーが演奏する実写に、CGで描いた日劇を想定した会場を重ねて仕上げている。

■初の大沢とスーパーピンクパンサーの共演CD

大沢桃子4.jpg 今まで東京・浅草で4回、名古屋では8年連続してコンサートを開いている大沢は、来年も実施することをすでに決めているという。いずれも8人編成の専属バンド、スーパーピンクパンサーが、いつも彼女を支えている。
 大沢はかつて、エレキの神様と呼ばれる寺内タケシのもとで歌手デビューを目指して修業を積んだ。その寺内のバンドメンバーたちで作ったのが、スーパーピンクパンサーである。彼らとコンサートのたびに大沢は「コンサートで出演者と客席が一緒になって歌える歌を作りたいね」と語りあってきた。

 それを具体化させようと大沢が詞を書き、曲は伊藤薫と共作して「恋する銀座」は出来あがった。演奏はもちろんスーパーピンクパンサーで、初の大沢との共演盤のCDとなった。




 昭和30年代の東京、銀座は日本中の憧れの地でもあった。多くの人たちが出身地を後にして東京を目指した。年月を経て東北大震災の後、大沢はスーパーピンクパンサーと一緒に銀座社交料飲協会主催の懇親会に招かれ歌を披露している。それが銀座と本格的に関わることになる最初だったが「その時の会長さんが青森県出身でした。岩手県と青森県ということもあって、親しくお付き合いさせていただくことになりました」と、この時の出会いが今回の新曲へとつながっていくことになる。

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 協会はその名前の通り、銀座で商売をするバーやスナックなど料飲店の経営者の団体である。ところがメンバーの7割りは東北など地方出身者で占められているという。そんな縁も重なって、銀座と地元の大船渡の絆が強まり「いつか銀座の楽曲を書いてみたい」といった想いが心の中で少しずつ大きくなっていった。

■青春をテーマに銀座を歌う

 曲は出来たものの、演歌好きの大沢のファンがエレキサウンドの「恋する銀座」をどのように思うかが心配だった。シンガーソングライターの大沢は楽曲が出来あがるといつも、真っ先に母親の感想を聞いている。今回も訊ねている。
 どんな反応なのか恐る恐る待つ彼女に「母さんはこういうのも好きだよ。懐かしいよね」といった言葉が返ってきた。
 「そのひと言でこれで行こうと決心が付きました」と大沢。



 発売後のキャンペーンでもペンライトが揺れて「1回聴いただけで、覚えやすくて歌いやすい」とファンの反応も上々だ。
 昔を懐かしむ人たちばかりではなく、CDの即売会では「PVを見た」とやって来た中学1年の女の子がいたり、子どもを連れた30代の女性など幅広い人たちから支持されている。
 大沢桃子は「青春をテーマに懐かしのエレキ・サウンドに乗せて、全国の銀座を元気にします」と話している。


[大沢桃子 オフィシャルサイト]
http://bspro.jp/momoko/
[大沢桃子 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/enka_top/oosawa.html





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入山アキ子(テイチクエンタテインメント) 京都・秋桜会の「第21回ディナー&カラオケの集い」にゲスト出演 新曲「信濃慕情」が好評 [イベント]

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着物が良く映える京都の日本庭園での入山アキ子


◆新曲「信濃慕情」が好調な入山アキ子が2016年10月23日、国内で五指に入る庭園をもつ京都市上京区の京都平安ホテルで開かれた「第21回秋桜ディナー&カラオケの集い」(主催・秋桜の会=尾崎たまみ会長)にゲスト出演し、新曲を含む全11曲を歌った。初出演にもかかわらず参加した人たちからは好評で、かたわらで入山が見守る中、会員3人が前作「女・なみだ酒」をワンコーラスずつ歌うシーンもあった。

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好調「信濃慕情」をしっとりと歌う入山アキ子

 秋桜の会は京都市在住の尾崎たまみさんが主宰するカラオケ歌唱指導会。毎年1回、会員によるカラオケ発表会を開いている。今回は京都市内のほか京都・丹後、大阪府内などから100余人が参加して自慢ののどを披露した。初めて御所に隣接した京都平安ホテルで開かれ、歌の合間には、江戸時代に作られた日本庭園の散策を楽しむ参加者もいた。

 入山アキ子が9月7日に出した「信濃慕情」(作詞・悠木圭子、作曲・鈴木淳、編曲・前田俊明)は、CD販売枚数が1ヶ月足らずで8千枚を超えるなど、今までにない売行きを見せている。同カラオケの集いでは、その「信濃慕情」を2コーラスとフルコーラスの2回歌唱した。

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客席を回って1人ひとりと握手して歌う入山アキ子

 新曲は、忘れられない人を胸に信濃路をひとり旅する女性を歌ったもの。♪ 幸せ遠い 恋でした ~ とあるように、このところ続く「哀しい耐える女が主人公の歌」で、入山の歌世界を作り上げつつある。
 この日、歌った前作「女・なみだ酒」(2015年)「紀淡海峡」(2014年)のいずれも同じ路線。
 女・~は、彼女が初めてNHKテレビの歌番組に出演した記念すべき楽曲で、紀淡~は発表2週間後に長年付き添った女性マネージャーが亡くなり、しかも「この歌によって関西で歌う場をたくさんもらった」と、入山にとっては忘れることが出来ない1曲になっている。

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秋桜の会の尾崎たまみさんと(写真・左)と「ザンザ岬」を歌う入山アキ子

 ところが続いて歌った「ザンザ岬」(作詞・星野哲郎、作曲・鈴木淳、2008年)は、北海の女を主人公に、元気いっぱいに腕を高く伸ばして歌い上げるる姿が印象的で、彼女の別の一面も見せてくれた。入山アキ子の代表作のひとつとして定着している。
 客席を回って歌ったカバー曲でも「高校三年生」「旅の夜風」「東京ラプソディー」などを選曲して、明るさと人懐っこさを印象付けた。

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急きょ、参加者とのカラオケ歌唱も

 「信濃慕情」は同時発売のCD・DVD2枚組に、入山が主人公を演じるプロモーションビデオと作曲家鈴木淳氏のピアノ演奏による歌唱レッスン、さらに鈴木氏、悠木圭子氏へのインタビューを収録している。さらに10月19日には、新曲を除く入山のオリジナル全曲と新録音曲「不如帰」「あなたの女」(三代沙也可)「なみだ恋」(八代亜紀)「ともしび」(同)を収録した初の全曲集アルバムも出している。

 「不如帰」は31歳で夭折した村上幸子が歌ったが、入山の歌手デビュー曲(2004年)でもある。2番の歌詞には ♪ 京都の駅は 涙雨 ~ とあることもあってか、CD即売コーナーでは早速にアルバムを買い求める人の姿も見られた。

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1曲1曲ステップアップを見せる入山アキ子

 入山は「防衛医大病院などで看護師を12年間務め、その後歌手となって12年と同じ年月が経ちました。地元・山口県の高校卒業後に入学した看護学校での時代から数えると、永く税金で育ててもらいました。早く誰もが知る歌い手となることが、それに報いることだと思っています」と、謙虚に決意を語っていた。


[入山アキ子 オフィシャルサイト]
http://xn--cckwa042wikihmb.jp/
[入山アキ子 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/iriyama/





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永井裕子(キングレコード)  「松江恋しぐれ」 恋を忘れる出雲への旅 島根県をテーマにした6曲目の作品 [インタビュー]

永井裕子.jpg永井裕子が2016年8月に出した「松江恋しぐれ」は、山陰の島根県を舞台にした6作目の演歌。ひとつの県だけでこれだけの数を歌っているのは珍しい。永井は「ギネスものですよね」とアピールする。恋を忘れるための出雲路の旅は、いい日はきっとやって来ると希望の明日を感じさせてくれる。もちろん宍道湖、嫁ケ島、大橋川など小京都・松江の魅力を存分に味わせてくれている。カップリングは東京・谷中を舞台にした「谷中ほたる」



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 ギネスに登録はする?
 「ステージでのMCで話したり、ひとりで盛り上がっているだけなんですけどね」
 と笑う永井は、2007年に島根県大田市を舞台にした「石見路ひとり」を歌ったのを皮切りに、2012年の「石見のおんな」まで、メイン曲とカップリング曲を合わせて5曲の島根県のご当地ソングを歌っている。シリーズ化は音楽評論家で音楽プロデューサーの小西良太郎氏の呼びかけもあって実現したが、それらはすべて同大田市が舞台になっている。それが縁で彼女は大田市観光大使にも任命されたとともに、たくさんの永井ファンを島根県で築いている。


 今回は舞台を松江市に移した「松江恋しぐれ」で、島根県の歌は6作目とになった。
 これだけ歌えばかなりの島根県通でもある。
 島根県と言えばやはり出雲神社は欠かせないだろう。10月は全国の神様が出雲に出かけていなくなるので神無月。まるで神様サミットのように全国から八百万の神が集まって来る出雲では、逆に<神有月>というそうだ。永井は毎年9月には、そこへの参拝を欠かさない。
 今年9月にも「再び島根県とのご縁を頂いたことへの感謝の気持ちを伝えるため」に出かけている。
 「実は去年の9月に、良いご縁がありますように、と参拝しているんですね。それが今回『松江恋しぐれ』という楽曲に結びついたわけで、お礼を言わずにはいられませんね」

 「松江恋しぐれ」。永井の楽曲では初めて作曲家の弦哲也氏が曲を書いた。
その弦氏が「まるでいぶし銀のような歌手」と評する永井。八百万の神も認める歌唱力抜群の歌い手である。それだけに新曲にかける意気込みも大きい。
 「思わず歌いたくなるような詞とメロディーです。出だしが大切で、声を前に出して歌います。これが決まればビシッと歌えます」
 よりたくさんの人たちに浸透するようにと歌の説明にも力が入る。


■下町谷中を舞台に恋物語

 カップリングの「谷中ほたる」は、その名の通りに東京・谷中が舞台である。
 江戸情緒あふれる街並みには外人観光客などの姿も多く見られる。そんな中、10月8日は恒例の谷中まつりが開かれた。永井も「谷中ほたる」をお披露目している。
 フォークタッチな曲調が下町谷中を軽やかに街案内してくれているようでもあるが、実はこの歌も ♪ 谷中の風は 片情け ~ とあるように、ひとり恋に苦しむ女性を歌った内容なのだ。ところが決して切なさ悲しさだけではないのが、この楽曲のおもしろいところでもある。

 これも作詞は「松江恋しぐれ」と同じさとうしろう氏である。本名は佐藤史朗。元東京新聞の記者で、「哀愁の奥出雲」(清水博正)で作詞家デビュー。このあと「雨の木次線」(永井みゆき)と、ふる里の島根県を舞台に書き続けている。
 2015年には東京の坂を舞台にした「東京坂道物語」(清水博正)を発表。「谷中ほたる」はそれに続く東京まち歩きシリーズとでも言えそうな作品で、東京の魅力をあますとろころなく見せ、それに恋物語をかけあわせている。



 どちらも「地元の皆さんが応援してくれている」(永井)だけに、デビュー17年目の彼女にとってもいつも以上に力の入る新曲である。来年6月21日にはデビュー20周年に向けた意気込みを見せる「永井裕子コンサート2017 夢道 Road to 2020」を、東京都千代田区一ツ橋の日本教育会館一ツ橋ホールで開く。


[永井裕子 オフィシャルサイト]
http://www.yuko-nagai.net/
[永井裕子 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=13787




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ヤマブキレコードジョルノ堺東店  11月1日に新店舗へ移転 [CDショップ]

ヤマブキレコードジョルノ堺東店(堺市堺区三国ケ丘御幸通、ジョルノビル)が、新ビルへの建て替えに伴い、2016年11月1日、新店舗に移転する。

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 移転先は南海電鉄堺東駅前の堺東銀座商店街近くの堺市堺区中瓦町2丁3-8。移転に伴い店名もヤマブキレコード堺東店に変わる。
 同店は演歌・歌謡曲歌手の新曲キャンペーンが行われていることから、たくさんの演歌・歌謡曲ファンにも親しまれている。

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ジョルノビルで歌唱キャンペーンをする大沢桃子

 16年10月19日には徳間ジャパンコミュニケーションズの歌手、大沢桃子の新曲「恋する銀座」の歌唱キャンペーンが開かれており、会場いっぱいに<桃ちゃんコール>が響き渡っていた。

 1981年5月にオープンしたジョルノビルは、設備などの老朽化が進み、01年には核テナントだったダイエーが撤退している。16年末か17年初にもビルの除却工事に着手。17年度後半に新ビルに着工、20年度に完成する予定である。

 新ビルは地下2階地上24階建て、延べ4万7750平方メートル。地下2階に駐車場、地下1階から地上3階までに商業施設、4階以上は住宅にする。




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第21回道頓堀SUPER歌謡劇場  昭和歌謡を歌い継ぐライブ 全員が昭和歌謡をカバー  故・竜じぃの娘、井上実香もおじゃましまんにゃわ~ [ライブ]

◆心に響く昭和歌謡を歌う「道頓堀SUPER歌謡劇場」が2016年10月18日、大阪・道頓堀のライブハウス道頓堀ZAZAで開かれた。毎回、異なる舞台構成で観客を楽しませているが、今回は同劇場をプロデュースする作曲・作詞家の中村泰士が自ら作曲した「そして・・・めぐり逢い」(五木ひろし、1988年)を歌って開幕。出演者はそれぞれ昭和の話題曲をカバーした。

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道頓堀SUPER歌謡劇場の出演者たち

 中村泰士が歌う「そして・・・めぐり逢い」に続いて水沢明美、おおい大輔、チョン・テフ、エンジュが順にステージに現れると客席は満員。観客は出演者の新曲とともに昭和歌謡曲が楽しめるのが、このライブの特色。

 この日が2度目の出演という水沢明美「無法松の一生」(村田英雄)「波止場だよおとっあん」(美空ひばり)を聴かせ、10月19日に新曲「男ごごろよ」を出したおおい大輔「道頓堀(とんぼり)人情」(天童よしみ)「カルムリ」(羅勲児=ナフナ)を披露した。
 いつもパワフルなステージを見せてくれるチョン・テフ「いまさらジロー」(小柳ルミ子)「別れの朝」(ペドロ&カプリシャス)、来年にもデビューを目指すエンジュ「人形の家」(弘田三枝子)を歌った。

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中村泰士(右)と「海峡物語」をデュエットするおおい大輔

 いずれも懐かしく時代の話題曲となったものばかり。そうした楽曲を歌い継ごうというのが道頓堀SUPER歌謡劇場の目的のひとつでもある。
 おおいはまた、加門亮のデビュー曲「海峡物語」(1988年、横浜音楽祭優秀新人賞受賞曲)を同曲を作曲した中村とデュエットで初カバーして「これからもカバー曲のレパートリーに加えたい」と話していた。

 もちろん出演者たちは最新のオリジナル曲も歌う。
 デビュー27年目の水沢は5月に出した、山陰地方の貝殻節をモチーフに夫婦愛を歌っ「因幡なさけ唄」を披露。

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水沢明美(左)とおおい大輔

おおいはきょう10月19日発売の「男ごごろよ」とカップリングの「酒場 大輔」。さらに「これが売れたら酒場を開きたい」とおおいは観客を笑わせていた。

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チョン・テフ(左)とエンジュ

 日本でのメジャーデビュー3年目のチョン・テフ「愛の銀河」を歌い、10月26日に出す日本で初のアルバム「チョン・テフ ファーストライブ」をアピールしていた。日系ブラジル3世のエンジュ「京みやび歌」「満月」を披露。彼女は中村のプロデュースで来年のデビューを目指している。

■竜じぃ追悼

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2015年8月26日、娘・井上実香の新曲発表会に顔を見せた井上竜夫

 1回目の公演では井上実香が、10月5日に74歳で亡くなった父親で竜じぃの名前で親しまれた吉本新喜劇の役者、井上竜夫との想い出を語り、歌手デビューのきっかけとなった父娘デュエットの「ナイト大阪」(1990年)と最新曲「とまり木情話」を歌った。
 中村は竜じぃがた大好きだったという三橋美智也の歌から「哀愁列車」を歌って、竜じぃを悼んでいた。



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西田あい(日本クラウン) デビュー7年・7枚目シングルの「最後の頁」 10月19日発売 70年代が蘇る歌謡曲 [インタビュー]

西田あい3.jpg◆もしかしたら誰にでもこんな体験はあるのかもしれない。学生街の喫茶店で夢を語った日々。ほろ苦い思い出に想いを巡らすと、背を向けて立ち去ってしまった愛しい人が蘇ってくる。デビュー7年目の西田あいが2016年10月19日に出す7枚目のシングル「最後の頁」である。70年代のフォークソングのような歌詞とメロディーに、大阪での予約キャンペーンでも長い列が出来ていた。




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 28歳の西田あいにとって喫茶店と言えばセルフタイプのカフェのイメージが強いが、「最後の頁」に登場するのは、70年代の学生街にあった、もう死語になってしまった純喫茶である。
 歌のイメージを膨らませるために西田は、東京・神保町あたりを取材している。メイン通りから少し入ったところで見つけた1軒の喫茶店に入った。決して広くない店内の一角に座った西田は「こんな所でデートをして、ふたりの時間を楽しんだのだろうなぁ」と、知らない時代の景色を頭に描いていた。

西田あい.jpg

 西田は誰でもがこの歌の中に入り込みやすいようにと、「自分自身を重ねることなく、第三者の目で主人公を淡々と表現する」のに留めている。

 CDの発売前に発表されているプロモーションビデオは、70年代の面影を残す東京・押上の喫茶店で撮影したという。ドラマ仕立てになったそれは、店のマスターも登場して歌の雰囲気を盛り上げている。


西田あい2.jpg 「最後の頁」は2015年7月から、ライブなどで生演奏をバックに歌い始めた。デビュー5周年を記念してリリースされた西田あい初のアルバム「あいの唄 ~Love Songs~ 」(2015年12月)にボーナストラックとして収録されたが、ライブにやってくるファンからは「これこそ心に響く歌」と大きな反響を呼び、シングルカットを希望する声も高まっていた。
 「昔を懐かしんで聴いてくれる人たちや、自分の世界に置き換えて聴いている若い人など、幅広い人たちから評判が高まっているようです」と西田。

 休みの日にはひとりで映画を見たり、フラッと旅に出かけたりするのが好きな西田だが、喫茶店では好きな本を読んだり、手紙を書いたりするのに利用する。時には2軒、3軒とはしごすることもある。

 「最後の頁」は主人公が男性であるが、その相手の女性からその心の内を歌ったのがカップリングの「ショーウインドーの雨」である。捨てた過去への想いが描かれており、ふたつの楽曲でひとつのドラマを構成している。

■来年にはビッグイベントも

 西田は、BS日テレで10月8日から始まったされている「歌え!昭和のベストテン」(毎週土曜日午後9時から放送)で、太川陽介とともに司会を務めている。
 「昭和最後の1988(昭和63)年生まれですから」と話す西田とコンビを組む太川は、NHKの「レッツゴーヤング」以来30年ぶりという。テレビ東京系で放送されている旅番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」での人気を背景に、再び歌謡界に復帰である。



 2017年7月1日には東京・有楽町の読売会館(収容人員=約1000人)で7周年記念コンサート「西田あい 新たな誓い ~かけがえのない日々にありがとう~ 」を予定している。彼女の誕生日は7月7日。それにちなんでの7周年イベントである。もつろんデビューしてから一番大きな催しでもある。
 西田は「ここにきてようやく自分が何をすべきかが見えてきました。7周年を機に前向きにチャレンジをして行きたいです。コンサートには全国からたくさんの人たちに来て下さい」と、次の節目である10周年に向けて意欲をみせる。


[西田あい オフィシャルサイト]
http://www.ai-official.jp/
[西田あい 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/nishida/whats.html








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林よしこ(ビクターエンタテインメント)  亡き夫のために編む、着てはもらえぬセーター 

◆ビクターエンターテインメントの歌手、林よしこが、今、着てはもらえぬセーターを編んでいる。2014年7月に胃がんで亡くなった夫のためのものだ。

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屈託のない笑顔を見せる林よしこ

 編み物など手芸が得意な彼女は、夫がまだ健康であった頃から、主人のためにとしばしばセーターを編んでいた。今までに編んだのは4着になるが、今年も新たに1着を編み始めている。

 3歳年上だった夫とは2000年に結婚している。身長は185センチ、胸囲100センチという偉丈夫だった。そんな主人に新しいセーターを着てもらって、好きだったお酒でも飲んでもらえたらと、今、仕事の合間を縫って編んでいるところなのである。

 林は島津ゆたかとのデュエット曲「いい男!いい女!」で1994年に歌手デビュー。70万枚というヒット曲になったが、すぐに歌謡界から身を引いている。
 その後、インディーズでCDを出すなど歌手業を復活していたが、13年の第46回日本作詩大賞で、最優秀新人賞と優秀新人賞を受賞した「春を抱いて眠りたい」と「ほっこり酒場」でメジャーに復帰を果たした。

 今年からはビクターエンタテインメントに移籍して、4月に「淀川みれん」をリリース。再び大ヒットを狙っている。


[林よしこ オフィシャルサイト]
http://www.hayashiyoshiko.jp/
[林よしこ ビクターエンタテインメント]
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A025436.html




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湯原昌幸(テイチクエンタテインメント) ニューシングル「マッチ」 大人版のマッチ売りの少女 大人のメルヘンとして静かな人気 [インタビュー]

湯原昌幸4.jpg◆このところとんと使わなくなってしまったマッチだが、それをモチーフにした楽曲が評判だ。大ヒット曲「雨のバラード」で知られる湯原昌幸が2016年8月に出したニューシングル「マッチ」がそれ。大人版の童話・マッチ売りの少女のような歌である。暗く沈んだ心にひと筋の灯りをともしてくれるマッチの火に、見果てぬ夢を映す。カップリングの「笑い飛ばせばいい」とともに、生きる応援歌として注目されている。来年古希を迎える湯原は、今なお元気いっぱいのアイビースタイルのシンガーである。










 身を削って仕事に打ち込み、それが生きがいと信じていたが、ある日突然に心が折れ、生きることさえも苦しく、絶望の闇に先が見えなくなってしまった。そんな時に街角でふと出会ったの1人のマッチ売りの少女。もちろん今時、こんな少女がいようはずもないが、1本のマッチの灯にぬくもりと明かりを求めてしまった。 ♪ 束の間炎に 夢が映るから ~ 。大人のメルヘンである。

湯原昌幸・マッチ.jpg こんな物語の詩を受け取った湯原は、得意のバンドサウンドで歌謡曲タッチに自ら曲を書いた。作曲はバンド時代から手がけているが、今は自宅の自室で曲を作る。書きためた作品は500、600曲にもなるという。クローゼットを改装して作った歌唱ルームで演奏し、歌う。そんな曲作りのスタイルがここ数年続いている。

 湯原が「マッチ」をディレクターから「こんなのがあるよ」と見せられたのは、前作の「再会酒」(2015年)をレコーディングした時だった。
 「詩を読んでシンプルで、取り立ててインパクトはないけれど、面白いと感じましたね」
 その後、詩は少し変更もあって「格好良くて、切なくて、しかもバンドサウンドを基本に歌謡曲という僕のスタイルを踏襲して仕上げました」と湯原。

 その詩を書いたのは宮田純花。作詞だけはでなく、作曲も行うなど幅広く活躍している。あさみちゆき(テイチクエンタテイメント)や西田あい(日本クラウン)などの楽曲も手がけている。
 湯原と宮田との出会いは去年、西崎緑(テイチクエンタテインメント)と組んで「再会酒」のデュエットバージョンを出した際に、カップリングに収録した「ほろ酔い五番街」を作詞したのが最初だった。曲は湯原が書いた。

湯原昌幸3.jpg

 この人、かつてプロ野球で「8時半の男」と呼ばれ、読売ジャイアンツでV9にも貢献したリリーフ投手宮田征典氏(故人)の娘である。
 宮田氏はジャイアンツでの現役期間は、わずか8年だったが、野球ファンならずとも多くの人の記憶の片隅に残る名投手である。
 そんな名声とは裏腹に、晩年は病気とも闘うなど「決して順風満帆ではなかった」といった声も聞かれる。「マッチ」はそうした父親の背中を見ていた宮田だからこそ誕生したのかもしれない。

■古希の記念楽曲も企画

 湯原は来年3月に70歳になる。「雨のバラード」から45年が経つ。今なおアイビー調のファッションの<格好いい>オジサンぶりを見せてくれている。彼の音楽も洋楽がベースにある。それを歌謡曲調に化粧アップする。古希を迎えても独自の存在感を示す理由もそこにある。
 「節目の年ですから、次に予定している楽曲はさらに強烈なものにしたいです。イベントも含めてこれから内容を考えていきたい」



 今は過去に作ってきた楽曲をまとめる作業を進めている。
湯原の妻で歌手・タレントの荒木由美子は、義母を介護し、自らは介護うつも経験している。それを題材に講演も回数を重ねているが、それを歌にした「幸せの回数」(ライスミュージック、2011年)は、夫婦のラブソングとして静かな人気をみせている。
 湯原は「そんな等身大の歌とトークで構成したような、今も時折やることがある『大人の同窓会』のようなステージやイベントもいいね」と、古希記念イベントを企画中である。

■特賞マッチ1年分の企画

 暗い、辛いイメージのメイン曲に反してカップリング曲「笑い飛ばせばいい」は、タイトル通りに嫌なことは笑い飛ばしましょう-といった明るい歌。これの発売を記念してテイチクエンタテインメントでは、自分の心にマッチの火を灯して、辛いことも哀しいことも川柳にして笑い飛ばしてしまおうと、必笑な川柳を募集している。
 特賞はなんとマッチ1年分と落語CDセットが1人に。湯原昌幸賞は湯原おススメのワインが、これも1人に贈られる。

 マッチを使う機会は極端に減っている。それを1年分ももらえるというのである。これが笑わずにいられようか。笑いすぎてマッチの火も消えてしまいそうな、ユニークな企画である。
 締切りは2016年11月18日(消印有効)。応募要領など詳しくはテイチクエンタテインメントの湯原昌幸サイトに記されている。


[湯原昌幸 オフィシャルサイト]
http://www.havmercy.co.jp/yuhara/pg80.html
[湯原昌幸 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/yuhara/




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青木美保(キングレコード) 新曲「秋燕」で蘇った声と自信  想いをツバメに託して心の内を歌う [インタビュー]

青木美保.jpg◆春にやって来て、秋には南国へと去っていくツバメ。それを人にたとえた青木美保の新曲「秋燕」(作詞・麻こよみ、作曲・岡千秋、編曲・前田俊明)。この作品との出合いが彼女を蘇えさせた。2000年から患っていた声が出なくなるけいれん性発声障害も5年前には完治し、仕事への復帰を果たしていたのだが、その後の歌唱は恐る恐るの連続だった。ところが今回の新曲は自信を完全に取り戻させてくれた。ツバメは青木にかつての声を運んできてくれた幸福の鳥のようだ。










 「なんか勇気が出てきたよ」
 レコーディングを終えた青木美保は覆いを取り払ったかのように、明るく周りにいたスタッフに話しかけた。
 10年間歌手業を休み苦しんだけいれん性発声障害から5年前に復帰したが、まだ声を出すことに不安を抱えていた。どこか昔の青木ではない、そんな感じを周りにも与えていた。それがレコーディングの最中に病気をする以前の声に戻った、というのである。
 「お医者さんはもう大丈夫と言って下さっていたんですが、自分ではまだどこか傷の薄皮が残っていたようで、自信をもって声を出せないでいたようなんです」


青木美保・秋燕.jpg 復帰して5年。「秋燕」はそれから4作目の作品である。毎回、今回が最後かもしれない、と不安も抱きながらのレコーディングだったという。
 ところが今作のレコーディングではなんと自分でも驚くほどに、病気をする以前の声に戻っていたのである。「その途端に次にもつなげられると希望が見えてきました」と、青木はその喜びをヘッドホンを付けたままかみしめていた。

 青木に歌わせる歌を模索していたディレクターが示したのが「秋燕」だった。 2番の歌詞 ♪ あの日に も一度 帰りたい ~ は、偶然にも青木が永く想い描いていた姿そのものであった。

 彼女にとって忘れられない楽曲となった「秋燕」は「懐かしさの中にも新しさがある」と話す。
 そのひとつが、一瞬、CDプレーヤーの故障かと思わせるような、・・・・の間である。約1秒という短い間である。ところがそれが聴く者をオャッ?と思わせる。この歌のサビ、一番の歌いどころでもある。
 青木が「気持ちを切り替える重要な一拍ですね」というように、ふっ切った想いをツバメに託すといった、歌の中では揺れる動く心の内を表現する重要なところなのだ。

 「事務所、レコード会社などスタッフが一丸となった想いが、こんないい作品を提供してくれたのだと思います」と青木。

■明日への望み

 「秋燕」が青木の不安を取り除く要因になったことは疑いのない所だが、見えない努力も5年間続けてきた。
復帰してから東京にいる時には週1回ボイストレーニングを続けている。ステージの前に上がる前には毎回、20-30分間も発声練習は欠かさない。青木はその効果は小さくないことを指摘する。
 さらに食事は「夜には炭水化物は控える」など、きのう(2016年10月13日)に50歳になったばかりの身体を気遣う。それでも肉は必ず食べるようにしている。とくに「仕事の前にはパワーが必要だからね」とも。



 カップリングの「満天の星」は元気に歌える応援歌である。夜空を見上げて頑張ってもらいたいと想う、地震の被害を受けたふる里・熊本へのエールだという。もちろん青木本人を励ます歌ともとれる。3番の歌詞 ♪ つらい日ばかりは 続かない ~ 何度も自分に 言い聞かす ~ は、病気の発症から今作までの15年間の想いのようでもある。
 「心の傷を癒すには時間が必要です。蘇るまで忘れてほしくないんです。時々想い出して、出来れば足を運んでもらえるとうれしいです」と呼びかけ、ふる里の復興と自分にもかけた想いを馳せていた。


[青木美保 オフィシャルサイト]
http://www.aqua-pro.co.jp/talent/aokimiho/index.html
[青木美保 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=10406




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鳥羽一郎(日本クラウン)  35周年記念曲「北海夫婦唄」 スケールの大きなドラマチックな演歌 [インタビュー]

鳥羽一郎.jpg鳥羽一郎、64歳。日本クラウンを代表するベテラン歌手である。「兄弟船」でデビューしたのは30歳の時だった。この世界では決して早くなかった。ところがこれがいきなり大ヒットする。新人賞も総なめするといった具合だった。その鳥羽がデビュー35周年第1弾の「北海夫婦唄 / 昭和男は浪花節」を2016年8月に出した。トランペットの音がとても印象的で、映画かテレビドラマでも見ているかのようなストーリー性もあって、聴き応えたっぷりな楽曲である。同時発売のスペシャル盤は「兄弟船」(1982年)と「海の匂いのお母さん」(1983年)も収録した4曲入り。








 「兄弟船」がそうであったように、新曲「北海夫婦唄」はトランペットの演奏が印象的である。初めて鳥羽に楽曲を提供した作曲家徳久広司は恐らく「兄弟船」を意識していたのだろう。それだけに徳久にとっては力がこもった作品で、鳥羽自身も「スケールの大きな、いい作品に仕上がっている」と満足気である。

鳥羽一郎・北海夫婦唄.jpg もうひとつこの楽曲を強く印象付けるのは、歌の出だしが1番は「風・・・」2番は「唄・・・」そして3番は「星・・・」と一文字なのである。珍しい歌詞である。それを作詞したのは柴田ちくどう。去年、「飛騨の龍」(作曲・原譲二)で初めて鳥羽の詞を書いている。本来は柴田竹童と名乗る日本画家。花村菊江が歌った あの「潮来花嫁さん」(1960年)もちくどうの作品だというから、実に多彩な才能を見せる。
 情景が目に浮かんでくるような「北海夫婦唄」の詞は、画家ならではの作品のように思えてくる。鳥羽も「解りやすい詞でいいよ」という。


 ファンの反応ももちろん「評判はいいですね」と鳥羽。ただたくさんの人たちの間に歌を浸透させるには「(新曲、新曲と追われることなく)もう少し長く歌いたいね」と今の演歌・歌謡界の風潮にチクリとひと言。
 「兄弟船」は今でもステージで必ず歌うが、発売当初は「4、5年は歌い続けていました」と、出来ることなら「『北海夫婦唄』も2、3年は歌いたいですね」。

 鳥羽の歌はひとつの途を貫き通す男の生き様が歌われている。「ど演歌」と言われるものである。そんなど演歌をたくさんの人たちに聴いてもらいたい、と同じ仲間の鏡五郎(キングレコード)と三門忠司(テイチクエンタテインメント)とともに「ごんたの会」を結成。3年前から演歌のコンサートを始めている。
 「3人が集まると面白いことができるんじゃないかと思って始めました。3人それぞれが独自の世界を持っており、それが歌うのが楽しいですね」
 本人たちが面白いものは、見ている我々も面白い。「来年もまたやりますよ」。

■これからも続く航海

 鳥羽の歌にはもうひとつ海、母、兄弟、家族といったテーマが流れている。ヒット曲の「兄弟船」と同様にステージではほぼ必ず歌っているのが「海の匂いのお母さん」。これは5年前に他界した母親・木村はる枝さん(享年79歳)のことを想って歌っている。
 はる枝さんは45年間、海女として鳥羽の海に潜り続けていた。その海は自らも遠洋漁船の船員としてマグロなどを追って駆け巡っていたところでもある。



 その息子たちの長男木村竜蔵と次男木村徹二もまた、ステージの上で<兄弟船>を演じている。兄弟デュオ「竜徹日記(りゅうてつにっき)」を結成しているふたりは、父親・鳥羽一郎と一緒にステージを務めることもあるが、歌うのはポップスである。「次男の徹二には生まれ持った演歌のこぶしを持っているように思うけれど、演歌を歌うかどうかは本人次第」と、アドバイスはするが見守る程度だという。


 鳥羽は27歳で三重県・鳥羽から上京し、30歳でデビュー。アイドル全盛時で同期に中森明菜などがいる。「今までにはいろんなこともあったけれど、順調にやってこれた。あっという間に過ぎた」と、今までの<航海>を振り返る。
 ただ「もともと強くはないけれど、それでも酒が弱くなったね」と、この時ばかりは歳を感じるそうだ。


[鳥羽一郎 オフィシャルサイト]
http://www.tobaichiro.net/
[鳥羽一郎 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/toba/whats.html




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演歌ジャックス 湯原昌幸、浅田あつこがゲスト出演 11月放送分を収録 [テレビ]

◆奈良放送テレビやJ:COM関西などで放送されている演歌・歌謡曲番組「演歌ジャックス」の11月放送分の収録が2016年10月12日、兵庫県尼崎市内で行われた。ゲスト歌手はエレキギターを弾いて格好よく「マッチ」を歌う湯原昌幸と、雪国を舞台に哀しい別れを歌った「雪花」浅田あつこのふたり。それぞれ新曲を披露。


 エレキギターを弾きながらスタンドマイクで歌う湯原昌幸。45年前の大ヒット曲「雨のバラード」のバンド時代の雰囲気を醸し出す新曲は、自ら作曲して8月に出した「マッチ」
 「ビートルズも使っていたリッケンバッカーのエレキギター、しかもブルーのタイプが欲しくて、ようやくインターネットで探し当てた名古屋の店から購入した」
 思い入れの強いギターである。価格は25万円だったが、夫人には5万円と報告した。ところが「すべてを見透かされていたようです」と湯原。

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 放送では「雨のバラード」も聴かせてくれる。格好良さは45年前から一向に衰えていない。


 プロモーションビデオでの入浴シーンが話題になっている浅田あつこの新曲「雪花」。番組では司会の小池史子の質問ももっぱらそちらへ集中。突然にディレクターから「箱根へ行くから、そこで入浴シーンを撮らへんか」と投げかけられた浅田は、さすがに即答は出来なかった。
 「取り敢えずは家族に相談したんです。そしたら全員が口を揃えて『えんちゃうか』と言うんですよ」

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 ビデオで肌を露わにするのであるから、少しでもきれいにと、撮影本番までは「夜は豆腐しか食べなかった」そうだ。そんな努力の末に、今までにない哀しい女をやさしい笑顔で表現している。



ほかの11月放送分出演者

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赤松純夢(写真・左)とMARI

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名代ゆう(写真・左)と新浩司

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早波美加(写真・左)と南順子

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山田壽一(写真・左)と松本恵美子

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石井夕紀子(写真・左)と小川リエ

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生駒尚子(写真・左)と林よしこ

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聖子(写真・左)と竹中香世

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秀彦&聖子


[MARI 生まれかわっても]




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’16キングレコード歌謡選手権全国決勝大会 地区大会最優秀賞受賞者110人が出場 ゲストに福田こうへい、丘みどり 東京・芝メルパルクホール・10月30日 [カラオケ]

◆全国11ヵ所で地区大会を行ってきた「2016キングレコード歌謡選手権」の全国決勝大会が、2016年10月30日、東京・芝のメルパルクホールで開かれる。ゲストにキングレコードの歌手、福田こうへい、丘みどりが出演する。入場無料。

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決勝大会のゲスト歌手、福田こうへいと丘みどり

 今年のキングレコード歌謡選手権は6月4日の四国大会を皮切りに9月11日の北九州大会まで、全国11会場で地区大会が行われてきた。各地区大会で最優秀賞に選ばれた110人がグランドチャンピオンを競う。
 2012年の決勝大会では、南関東地区代表で当時まだ高校生だった、現・キングレコード歌手の水城なつみがグランドチャンピオンに選ばれている。

 地区大会を勝ち抜いてきた人たちによる決勝大会だけに、毎年、レベルの高い歌唱で繰り広げられている。今年は65歳から69歳までのサファイアコースが新設されており、去年よりも出場者が多くなっている。
 今回はグランドチャンピオン1人を選出するほかゴールド、ダイヤモンド、サファイア、エメラルド、ルビー、プラチナの6コースからそれぞれ優勝、準優勝、審査員特別賞、審査員奨励賞が選ばれる。開演は午前10時。

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去年の決勝大会のグランドチャンピオン川上真裕美さん(中央)と
ゲスト歌手の角川博(右)水城なつみ(左)

 ゲスト歌手のミニライブも見物で、福田こうへいは新曲「北の出世船」と「南部蝉しぐれ」などを歌う。もうひとりの丘みどり「霧の川」など3曲を披露する予定。いずれも今年のNHK紅白歌合戦出場の下馬評が高いだけに、1500人収容できる会場は満員になるものと予想されている。


[キングレコード歌謡文化アカデミー オフィシャルサイト]
http://www.kingrecords.co.jp/KBA/


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入山アキ子(テイチクエンタテインメント)  滋賀・長浜の北郷里で歌謡ショー 秋祭りを盛り上げた「信濃慕情」 [イベント]

◆戦国時代の武将・石田三成の里で知られる滋賀県長浜市北郷里(きたごうり)地区で毎年秋に開かれている「北郷里フェスティバル」(主催・北郷里連合地域づくり協議会)が2016年10月8、9の両日に開かれ、9日にはテイチクエンタテインメントの入山アキ子の歌謡ショーが行われた。新曲の「信濃慕情」をはじめオリジナル曲に交じって、カバー曲の「旅の夜風」(霧島昇)や「タッチ」(岩崎良美)などの全13曲を歌った。祭り好きの入山は大はりきり。最後にはアンコールにも応えて大きな歓声と拍手が送られていた。

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知り合った人たちはみんな<親戚>と話す入山アキ子

 同市東上坂町の北郷里公民館前の屋外会場では、つきたての餅で作ったぼた餅や焼きさんまなどを北郷里地区の自治会が販売する模擬店も出されて、多くの地域の人たちで賑わっていた。祭りが大好きという入山アキ子もまた、焼きさんまやおでんで出演前のパワーをチャージ。
 地元長浜の中学生や高校生で作るご当地ユニット・Can’ce[黒ハート]浜姫の歌や大道芸が披露されれると、いよいよ入山の出番。

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長浜ご当地ユニット「Can’ce[黒ハート]浜姫」と入山アキ子

 入山のデビュー曲は村上幸子が歌った「不如帰」をカバーした同名タイトルの作品(2004年)だった。これは10月19日に発売される「入山アキ子2017年全曲集」(16曲収録)にも入っているが、それから4年後の08年に出したのが威勢のいい「ザンザ岬」(作詞・星野哲郎、作曲・鈴木淳)で、彼女の代表曲のひとつでもある。
 広場に設けられた特設ステージで歌った1曲目は、この「ザンザ岬」からだった。歌いながら天を突きさすように高く挙げる片腕は、北の海から男が帰って来るのを待つ女の熱い想いを表す。客席からは歓声や拍手が沸き起こり、祭りのクライマックスを盛り上げる。次いで歌ったのは初めて関西を舞台にした「紀淡海峡」

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 行く先々で初めて知り合った人たちと「<親戚>になりたい」と心がけている彼女は、「リンゴの唄」(並木路子)「高校三年生」(舟木一夫)「東京ラプソディー」(藤山一郎)「TOMORROW(トゥモロー)」(岡本真夜)などカバー曲を歌いながら客席へ降り、1人ひとりと握手して回る。
 それより先には、いつもは一途な女心を歌い続ける入山の普段のステージとは打って変わって「無法松の一生」(村田英雄)を熱唱してみせた。

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集まった人たちと歌いながら握手

 この頃からポツリポツリとCDの販売コーナーに集まってくる人たちが増え始めた。客席では手拍子を打つ人や<きれいよ~><かわいいよ~>と大きな声援を送る人もいる。

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CDの即売コーナーも人気

 新曲「信濃慕情」を16年9月7日に発売してから、1日も休まずに歌い続けているという入山の恩師は作曲家の鈴木淳。2枚目のシングルからすべて鈴木が作曲を手がけている。最もCDの販売枚数が伸びた前作「女・なみだ酒」も今作「信濃慕情」も当然鈴木の手による作品である。彼女はこの日は「女・なみだ酒」「信濃慕情」を歌って歌謡ショーを終えるはずだった。

 ところが客席からは誰からともなくアンコールが飛んだ。徐々に手拍子は大きくなり、まさかといったふうに少し驚き顔の入山は、この日は歌わなかった新曲のカップリング曲「恋待岬」を元気いっぱいに歌い上げた。気持ち良く歌い切った彼女は「もうひと回り大きな演歌歌手になってここへ戻って来ます」と話していた。




 石田三成出生の地でもあり、羽柴秀吉が居城を構えたりした歴史の街である長浜は、毎年4月に行われる日本三大山車祭のひとつ長浜曳山祭でも知られている。
 また10月15日には、全国から集まった着物女性約1000人が長浜の街をそぞろ歩く日本一の着物イベント・長浜きもの大園遊会、さらに10月29、30日は阿波踊りなど国内外の祭りや踊りが集結する「日本の祭りinながはま2016」も開催される。


[入山アキ子 オフィシャルサイト]
http://xn--cckwa042wikihmb.jp/
[入山アキ子 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/iriyama/



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入山アキ子(テイチクエンタテインメント)  9月発売の「信濃慕情」 エディオンJR尼崎駅店でキャンペーン  [キャンペーン]

◆アッコちゃ~ん。男性ファンからの大きな掛け声が飛ぶ中、JR尼崎駅に隣接した家電量販店・エディオン尼崎駅店で2016年10月7日、新曲「信濃慕情」を出して1ヶ月の入山アキ子が久々の関西キャンペーンを行った。

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入山アキ子・信濃慕情.jpg 入山アキ子の人気が関西でも急上昇している。そんなことを感じさせる関西キャンペーンだった。広島や徳島からも駆け付けたファンも見られた。この日は大阪府岸和田市のトークタウン(ヤングレコード)に次いで、2番目に訪れたのが兵庫県尼崎市にあるJR尼崎駅と隣接したエディオン尼崎駅店。
 パソコンなど情報機器の売り場の一角に設けられたイベントスペースで、早速に「信濃慕情」を2コーラス。最前列には追っかけの男性ブロガ―やフェイスブッカーたちがカメラを向けている。
 「1人でも多くの人に聴いてもらいたくてやって来ました。心を込めて歌います」と入山。

 関西の店頭で彼女が前回キャンペーンをしたのはいつのことだろう。そんな時間の隔たりは感じさせることもなく、会場にやって来た人たちに、1作1作と歌唱力を高めている印象をしっかりと植え付けながら、カップリングの「恋待岬」を歌い始める。自然と手拍子が飛び出していた。

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歌唱後の握手会でファンと話す入山

 「信濃慕情」は入山がテイチクからメジャーデビューして5枚目のシングル。作詞が悠木圭子、作曲は鈴木淳の夫婦コンビ。八代亜紀の「なみだ恋」は、ふたりによる最初のヒット曲になったことで知られている。両人とも入山の歌の師匠でもある。
 9月7日に発売されたそれは、オリコンの演歌チャートでは初登場10位という好スタートを切り、最新の10月10日付ランキングでも24位と健闘している。

 切なさ哀しさの表現が際立つ楽曲だ。 とりわけ ♪ 背中が濡れる 心も濡れる ~ 幸せ遠い 恋でした ~ ♪ 生きてることさえ 辛~~くなる ~ は入山の真骨頂だろう。 

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 彼女は歌手デビューする以前は防衛医大病院の看護師であった。すでにこの頃には、看護師の友人の間では何よりも歌が大好きといったことは知れ渡っていた。それは患者も知るところとなり「患者さんの耳元でそっと歌ってあげたこともあった」(入山)ほどで、今では歌で心を和ませる<歌うナイチンゲール>と呼ばれるようになった。
 歌手の移動に欠かせないスーツケースには、いつも聴診器や血圧計を忍ばせている。今回のキャンペーンではそれらの出番はなかったものの、いつも本人ははもちろんのこと周りの人たちの健康も気遣いながら歌う。

 キャンペーンでは、「どこへ行っても他人様には頭を下げなさい」と教えてくれた、ふる里の山口・美祢市にいる母親のことを歌った「きずな道」、初めてNHK・BSテレビに出演して歌った前作「女・なみだ酒」なども聴かせてくれた。

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 最後に入山は集まった人たちに「関西の明るさと温かさがなかったら今の私はありませんでした」とあいさつした。神戸からやって来たという女性ファンは、この日は岸和田、尼崎と2会場をはしご。「入山さんは娘のような歳です。自然と応援にも力が入ります」と話していた。

 明日10月9日は、滋賀県長浜市の北郷里公民館前で行われる北郷里フェスティバルの歌謡ショーで「信濃慕情」を披露する。午後1時45分開演。


[入山アキ子 オフィシャルサイト]
http://xn--cckwa042wikihmb.jp/
[入山アキ子 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/iriyama/





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「にっぽんうたまつり」  カラオケコンテスト・グランプリ中3生の師匠は男石宜隆(テイチク)  スターパレードでは石原詢子、永井みゆき、北川裕二など11人が熱唱 [イベント]

◆31回続いた関西歌謡大賞から名前を「にっぽんうたまつり」に変更した日本レコード商組合関西支部(石井秀幸支部長)主催による共同販促を締めくくるカラオケコンテスト決勝大会と同課題曲のオリジナル歌唱歌手によるスターパレードが2016年10月6日、兵庫県尼崎市のあましんアルカイックホールで開かれた。地区大会で最優秀に選ばれた11人で競ったグランプリには工藤あやのの「故郷さん、あいたいよ」を歌った兵庫県の中学3年生、中井彩花さんが選ばれ、工藤からは花束が贈られた。

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スターパレードの出演者(前列)とカラオケコンテスト出場者(後列)

 今年5月からスタートした「にっぽんうたまつり」は、課題曲11曲のいずれかのCDを日本レコード商組合関西支部加盟のCDショップで購入して、応募のあった人たちの間で行われてきたカラオケコンテストの地区大会が行われた。この日の決勝大会では、課題曲ごとに最優秀賞に選ばれた11人が歌唱した。
 グランプリに選ばれたのは11番目に歌って、出場者中最年少という15歳の中井彩花さんだった。セーラー服姿で歌った中井さんは高校受験を控えた中学3年生。普段は、先頃テイチクエンタテインメントからメジャーデビューしたばかりの歌手、男石宜隆のカラオケ教室で指導を受けている。

 花束や賞状などを両手で抱えた中井さんは「歌はちょっと失敗しましたが、グランプリが獲れてうれしいです。将来はプロ歌手になりたいし、それを目指してがんばります」と話していた。

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にっぽんうたまつり・受賞の喜びを語る中井さん.jpg
工藤あやのから花束をもらって受賞の喜びを語る中井さん

 同じように中学生でこの大会の前身、関西演歌大賞でグランプリに輝いたのが、この日のスターパレードに出演していた永井みゆき(テイチクエンタテインメント)であった。まだ13歳の中学1年生だった。それから3年後、大ヒット曲になる「大阪すずめ」でデビューしている。
 永井は「その頃のことを想い出します」と話し、スターパレードでは新曲の「鳴り砂の女」とその「大阪すずめ」を歌っていた。

 表彰式で中井さんに花束を渡した工藤あやのは、終了後に控室前で中井さんとふたりで記念撮影をして、これからの歌の修業を励ましていた。

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優秀歌唱賞の栗秋美恵子さん
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審査員特別賞の三好かね子さん

 このほか優秀歌唱賞には「化粧なおし」(石原詢子)を歌った大阪府摂津市の栗秋美恵子さん(47歳)が選ばれ「緊張して寝られなかった」と話した。審査員特別賞の和歌山県岩出市の三好かね子さん(63歳)は「日本晴れだよ七福神」(柿本純子)を歌って選ばれた。「きょうまで歌ってきて、こんな幸せはありません」と喜びをかみしめていた。
 「逢いたい島」(大城バネサ)で奨励賞に選ばれた大阪府河内長野市の船堂美嘉さん(53歳)は「失敗したと思っていましたが、光栄です」と感想を話していた。

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奨励賞の船堂美嘉さん

 総評では審査委員長の作詞家、もず唱平氏が「演歌・歌謡曲が衰退すると大衆文化が廃れます。これからも歌い継いで下さい」と呼びかけた。

■課題曲歌手11人が熱唱

 今年の課題曲に選ばれ、それを歌う歌手11人によるスターパレードは、それぞれが課題曲と思い入れが深い楽曲を選んで2曲ずつ歌唱した。

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村木弾(左)と最上川司

 トップバッターは村木弾。12年半に及ぶ船村徹の付き人を経て、課題曲にもなった舟木一夫プロデュースの「ござる~GOZARU~」で今年2月にデビューしている。次いで登場したのは新型ビジュアル演歌歌手の最上川司。ロックバンドのマイクロヘッドフォンズと二足のわらじを履いている。山形弁が堪能な同県出身で「ひとひらの桜」などを披露した。

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工藤あやの

 同じ山形県出身で関西に山形弁を浸透させている陽だまり娘・工藤あやのは、デビュー曲とグランプリ受賞曲の「故郷さん、あいたいよ」を歌った。大阪・岸和田市出身の柿本純子は2年連続の出演。「日本晴れだよ七福神」などを聴かせた。

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柿本純子

 川崎修二と黒川英二は同じ音楽事務所の所属。川崎は会場がある尼崎市が地元。得意な望郷演歌「風の望郷」を、デビュー14年目の黒川はこのところテレビドラマへの出演に多忙を極めるが、この日は「男哭き」などを披露した。

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川崎修二(左)と黒川英二

 アルゼンチン出身の大城バネサは、派手な大漁旗で作ったというジャケット姿で「逢いたい島」などを歌った。

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大城バネサ
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北川裕二

 このところ絶好調の川野夏美はドラマチック演歌の極めつけとも言われる「九官鳥」を迫力いっぱいに歌い上げた。関西への浸透をはかり今年、半月の大阪合宿をしてキャンペーンを展開した北川裕二は大衆演歌「泣いて大阪」を聴かせた。

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川野夏美

 永井みゆきは忘れられないイベントのステージに立って「鳴き砂の女」などを歌って感慨無量といった感じ。

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永井みゆき(左)と石原詢子

 トリは石原詢子。今年でデビュー28年というベテラン。「私の歌手人生を大きく変えてくれた」という2000(平成12)年のNHK紅白歌合戦での歌唱曲「みれん酒」、そして今回の課題曲「化粧なおし」を歌った。




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演歌でWARAKASU Vol.7 みやま健二&永樹 11月27日に京都・アークホテルでゲスト出演

◆今回の「演歌でWARAKASU」は大阪市東住吉区のカラオケ喫茶店・りんごから配信だった。大阪市東住吉区と平野区の境にあるこの店、みやま健二の隠れ家のようなところでもある。自宅が近くというみやまは、空き時間があると、ここへよく足を運んでは、1時間2時間とマスターと話し込んでいる。

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みやま健二(左)と永樹

 仕事柄、歌も大変上手いマスターだが、今一番のお気に入りの歌が「浜撫子」だという。軽快なメロディーと、とても歌いやすいのがいいのだそうだ。女性にも人気があって、良くリクエストが飛び出している。今までのみやまの路線から180度転換した演歌の「浜撫子」は、この店でも人気急上昇中のようである。

 これからのみやま永樹の主なスケジュールだが、11月27日には京都・四条大宮のアークホテル京都でカラオケ喫茶マルーンのオープン3周年記念イベントに、みやまと永樹のふたりがゲスト出演する。

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11月にはふたり揃って京都でゲスト出演

 みやまはまた12月24日に、大阪・新阪急ホテルで渡辺要のクリスマスランチショーにゲスト出演することになっている。




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