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湯原昌幸(テイチクエンタテインメント)   粋でいなせな浮世絵ロック「北街・辛口・恋酒場」  新たな音楽世界を開拓  湯原ミュージックの集大成 [インタビュー]

湯原昌幸1.jpg◆江戸情緒をたっぷり感じさせてくれる浮世絵をモチーフに描かれたCDジャケット。テイチクエンタテインメントの歌手、湯原昌幸が2017年4月に出した新曲「北街・辛口・恋酒場」である。ご~んと鳴る鐘の音で始まるのが印象的である。笛、鉦、琴、鼓、能の相の手をブレンドさせた「まるで邦楽と洋楽のミックスジュースのような音楽」は、また時代劇でも見ているかのような雰囲気にさせてくれる。もちろん舞台は江戸の町である。湯原の今までの音楽の集大成というべき作品だともいう。


湯原昌幸・北街 辛口 恋酒場.jpg









 「♪ 暮れ六つの ~ で始まる歌詞を読んで、すぐに曲のイメージが浮んできた」
 江戸を舞台にした時代劇のワンシーンが、湯原の頭に浮んで来た。
 歌に登場する主人公の女性は粋で気位も少し高い。伊達男がまだたくさんいた「肉食系時代の女」で、「歌っていて実に気持ちのいい歌」だという湯原自らが作曲を手がけた。

 出来上がったのは、粋でいなせな浮世絵ロックであった。
 「僕の音楽は耳から血が出るくらいに考えて作っている」というほどに、どれも真剣勝負なのである。

湯原昌幸2.jpg 湯原が原点とするのは流行歌。その代表曲は「雨のバラード」(1971年)であるが、それを超える新しいスタイルに仕上げたのが、前作の「マッチ」であった。さらにそれを踏み台に、新たに<Love>をたくさん盛り込んで、ジャンプアップさせたのが「北街・辛口・恋酒場」という訳だ。
「バンド時代のサウンドを今の時代に合わせて、新たなオリジナル曲に生かしたかった。しかも何よりもリスナーが面白がってくれるといいなぁ、と思っていた」

湯原はテレビドラマ「水戸黄門」にも出演したことがあるが、池波正太郎に代表されるような、江戸の町が登場する時代劇小説の大ファンでもある。それがこの作品に生かされていることは間違いない。かつては東京・深川にも住んでいたことがある彼は、今も下町の匂いが残っているその町のイメージが作品につながっている。
 「江戸言葉こそ、今は聞かれなくなったけれど、深川は江戸の面影を残し、上品な土地柄でもあり活気もある。最近ではB、C級グルメがあふれている」
 深川は今も変わらず、彼が好きな街なのである。

 ただ湯原は、長く1ヶ所にいると息苦しくなるタイプだ、と自ら話している。それは音楽でも同じだ。しかも血液型はB型だから切り替えは早いのだという。
 「僕の中に今までとはまったく違った音楽の世界へ行ってみたい、そんな想いがあったんです。それが古希の記念盤でもある『北街・辛口・恋酒場』につながりました。だからジャケットのデザインも自分で決めた」
 変化を求めた先は、以前から心の中に合った江戸の情緒へのこだわりだったのだが。

■大衆演劇とジョイント

 湯原昌幸と言えば、やはり「雨のバラード」である。この歌がなければ始まらない。
 これからの梅雨のシーズンにはピッタリな歌である。湯原は50年近くにわたって、もう何万回も、これを歌い続けてきた。
 「声が出る限り、まだまだ歌う」と断言するのだが、その限界を見極めるのは妻の荒木由美子だといい「その時が来ると、肩をたたく約束が出来ている」のだそうだ。

湯原昌幸3.jpg

 と言ってもまだ70歳。新しいチャレンジも考えている。
 そのひとつが大衆演劇とのジョイントである。素材として「北街・辛口・恋酒場」は、これほどピッタリなものはない。とりあえず今年10月には九州で予定するほか、大阪など他所でもやってみたいと、と意欲を見せている。







[湯原昌幸 オフィシャルサイト]
http://www.havmercy.co.jp/yuhara/pg80.html
[湯原昌幸 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/yuhara/





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