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大城バネサ(ビクターエンタテインメント) ミニアルバム「沖縄のかほり」 世界へ伝えたい沖縄の歌 祖父母たちの望郷の想いを歌う [インタビュー]

◆ビクターエンタテインメントの歌手、大城バネサ。アルゼンチン生れで日系アルゼンチン2世である。縁があって岐阜県に住むが、祖父母が沖縄県出身ということもあって、子どもの頃から沖縄の民謡に親しみ、3年前からは美ら島(ちゅらしま)沖縄大使を務める。2017年3月1日には、自ら作曲したオリジナル新曲「今帰仁(なきじん)の春」を含む沖縄の楽曲ばかりを集めたミニアルバム「沖縄のかほり」を出している。

大城バネサ・小.jpg

 移民した沖縄県出身者と県系人は世界各地に散らばっている。アルゼンチンに住む大城バネサの祖父母もまた、沖縄県中部の人口が1万人にも満たない小さな今帰仁村で生まれている。
 2016年10月、沖縄県内各地で開かれた、5年に1度の「世界のウチナーンチュ大会」に、89歳になる祖母(おばあ)が36時間をかけてアルゼンチンから沖縄までやって来た。
 大城は、1万6千人が集まったそのメイン会場の沖縄セルラースタジアム那覇でのグランドフィナーレのオープニングで「三線(さんしん)のかほり」を歌っている。

大城バネサ・沖縄のかほり.jpg 夢と希望を抱いて移住したアルゼンチンのブエノスアイレスでの現実は、苦労ばかりの生活だったという。 唯一心の支えになったのが三線の音色に合わせての沖縄の歌と踊りだった。「三線のかほり」は、そんな祖父母たちが体験した実話を元に書かれた青山るみの詞に、大城が曲を書いた。
 「そこで私が歌うと知ったおばあは、1万8千キロを旅して沖縄までやって来てくれて、歌を聴いてくれました。おばあはまた、何十年ぶりに同級生や親戚の人たちにも会って、絆を確かめ合っていました」



 アルバム「沖縄のかほり」には、大観衆を前にフル歌唱した「三線のかほり」のほか、祖母が生まれた今帰仁村での親友と お想い出などをモチーフに書かれた「今帰仁の春」など沖縄を歌った7曲と、スペイン語で歌うアルゼンチンの反戦歌「神にのみ頼む」もボーナストラックとして収録している。

 シングルリリースもされている「逢いたい島」は、沖縄の自然や人の素晴らしさが、聴く人誰もが共感する話題の楽曲で、評判の収録曲もひとつである。

■沖縄の風を歌う

 アルゼンチン生れの大城だが、家の中は三線と歌に踊り、自家製のゴーヤなどを使った沖縄料理といった具合に、いつも<沖縄>であふれていた。会話は「沖縄の言葉とスペイン語がチャンプルだった」(大城)というが、来日した2001年には大城はスペイン語しか話せなかった。
 デビューは2003年8月。NHKのど自慢チャンピオン大会にアルゼンチン代表で出場してグランドチャンピオンを射止めたのがきっかけだった。デビュー曲はEMIミュージック・ジャパンから出した「鷗も飛ばない海だよ」。15年年にはビクターに移籍している。

 去年9月には、ブラジル・サンパウロで地上デジタル放送が始まって10年になるのを記念したイベントに参加した。ここまで来たのなら「アルゼンチンまで足を伸ばして、日系の人たちに聴いてもらいたい」と、ブエノスアイレスでコンサートを開いている。
 もちろん「沖縄の風を感じてもらいたい」と、たっぷりと沖縄の歌を歌った。

 ナンクルナイサーの言葉通りに 沖縄はおおらかな風土。そのDNAとアルゼンチンの情熱っぽさを持つ大城は今、「1人でも多くの人たちに歌を聴いてもらいたい」と、きめ細かく全国各地へ出かけて歌い続けている。



[大城バネサ オフィシャルサイト]
http://vane-music.com/
[大城バネサ ビクターエンタテインメント]
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A025045.html




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